kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

記録会

2022-04-04 | 陸上競技
2日の土曜日。今シーズンに入って初めての記録会でした。現段階で出場するだけという感じの選手も複数います。大会に出ることができない選手も。かなり遅れているのは確かです。県総体までの期間、どれだけ練習をすることができるか。試合に出るよりも練習を積む方がいいのではないかという感じさえあります。積み重ねるものがない中でレースに出てもなかなか結果は出せません。本人たちも面白くない部分があるでしょうから。

結果についてはそれぞれの評価に分かれます。これまでの感じとは全く違うというのだけは確かです。全国を狙うという水準に届いていない。他校の選手が目立つのもあり存在感を示すことができない。女子の4継は52秒後半かかったのではないかなと思います。由々しき事態だと思っています。中学生のレベルです。それでもこの現実を受け止めて進んでいかなければいけない。このまま何もなかったかのように終わるというのは面白くないですから。かなり厳しいというのだけは確かです。

前任校の選手がよく走っていました。100mが12秒7の選手と100mHで15秒1の選手が目立っていました。新しいことをやるというのではなく1年間一緒にやったことをひたすら2年生の冬もやったのだと思います。指導を受けるという部分ではskyの方が圧倒的に恵まれています。が、その環境を活かせるかどうか。活かそうとするかどうかは別問題です。

何度も書いていますが、指導が全く受けられなくても強くなる選手というのはいます。才能があるというだけではない。自分で目標を持って取り組む。必要なことを身につけるために徹底的にやる。学んだことを忘れずにやる。その部分が大きいかなと思っています。それができるかどうかも大きな「才能」だと思います。能力だけではなく目標に向かって進む力があるかどうかは大きな話です。

すでに叱咤激励する係のようになっています。褒めて伸ばすということができたらいいのですが、現実に目を向けるという意味ではしつこく「足りない」というのを理解してもらわないといけない。それで伝わるかどうかというのはありますが。

順調に練習が積めた選手もいます。男子は比較的きちんとできたのかなと。それでも結果が思い通りではなかったという部分。気負いすぎた部分もあるのでしょう。きちんと練習が積めて思うように結果が出なかった者と練習ができていなくて結果が出なかった者では意味合いが違います。今回のことをどう捉えるかだと思っています。

存在感がほとんどない感じの記録会になってしまいました。私自身も本当に指導者として役に立っているのか大きな自責の念があります。それでもやるしかないという現実は変わりません。

今回のハードルのレースに関しては選手たちにタッチダウンを取って送らせました。自分のレースの振り返りを徹底的にやるためです。そのタッチダウンをスピード曲線にして示して本人達に返しました。目標とするタイムを出している選手のタッチダウンと比較して自分のレースがどうなのかというのを視覚的に理解させるためです。

目標を掲げるのは簡単です。しかし、それを達成するための手段が正しいかどうか。頑張っています、というだけでは結果は出ません。そこに対して正しいアプローチができるかどうかは大切なことだと思っています。スピード曲線で示すと「理想」と「現実」の大きな隔たりに気付かされます。技術的なことも必要だと思いますが、その前に「走力」が足りない状況ではどうやっても戦えない。それが顕著に出てきます。誤魔化せないのです。

この辺りのことも踏まえながら練習をどう作るか。課題も見えないなかで何をやっても意味がない。今回は意図的に自分でタッチダウンを測らせました。正確に取れているかどうかは分かりません。それでも自分がどのように走っているのかを分析させる。本当は歩数も含めて全て記録しておく必要があります。もっともっと競技に目を向けるべきです。

惨敗というのかどうかはわかりません。綺麗事ではなく。今の力では戦えないという現実を突きつけられてどのように行動するか。思っているだけでは何も変わらない。そこを理解できれば自然と行動自体が変わるはずです。厳しいですがやるしかないと思います。
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ハンマーを投げに行く

2022-04-04 | 陸上競技

ばたばた。もはやblogを毎日書くということが「夢」のような話になっています。どうなんでしょうか。とにかく忘れないうちに書いておかないとダメなのですが。忘れています・・・。

 

水曜日の記憶はもうすでにありません。練習が何だったのか。落としだったのかさえ危うい。息子が離任式に行ったら「中止」になったということだけは記憶しています。翌日から高校の練習に参加したいというのを言っていました。後輩と遊びに行くというのでそれに関しては「行かないほうが良い」と伝えていました。練習に行きたいのであればそちらが優先かなという感じですね。いつまでこの状況が続くのか。練習終了後、依頼を受けて宇部へ。ハンマー投げをするために。本人が投げる機会がないので宇部で投げると。連れていく人がいないので私が連れていく。

 

とにかく投げるのを見ていました。動画を撮影したりと。見ているとなんだかかなり遠くに飛びます。これまでのベストを越えるくらいの投げをする。これまで4回転だったのが3回転にしたら投げられるという感じでした。全くわからないのでkd先生と相談しながら。ひとまずこのまま3回転で行こうということで。地味に話をしながらやっていくことができました。少しは役立てたでしょうか。

 

木曜日。令和3年度最終日。この日の記憶さえも危うい。どうなんでしょうか。これだけ記憶がないというのはよくない。記憶障害ではないと思いますが。試合のための準備という感じだったと思います。短い距離を少し多めに走ろうか?みたいな感じだったと思いますが。記憶が曖昧過ぎて。何したかな・・・。ショートハードルは1台目のアプローチを。本当はもっとしっかりと走りたいのですが。根本的な「走力」が不足しているので小手先のことをやっても対応できないなというのがあります。週末に記録会があるのでそれに向けて・・・という感じになりますが、本来であればきちんと練習を積んだほうが良いなと思っています。

 

4月1日。この日から新学期。多くの先生方が異動され赴任されます。どこの学校も今年度は大幅な異動があり大変なことになっています。これって本当に大丈夫なのかなという感覚があります。長く赴任することで弊害もありますが。一気に多くの教員が異動するというのはどうなのか。不明ですね。この日はずっと会議がある。そのためある程度自分たちで練習をするという感じにしていました。が、練習開始前の準備。数人が座ったまま。これはよくないなという印象。「全員でやる」というのが必要です。学年が上になったから偉いわけではない。そんな当たり前の話をしないといけないというのもどうかなと。

 

途中から会議だったので抜けましたが。話を聞くとバトンの関係で「9足」でマークを置いていたとか。数えている途中で間違えたのではないかと。この状況で「リレー」をするというのは非常に厳しいと思っています。走力が云々という話ではなく「陸上偏差値」の部分が重要だと思っています。ここは「どれだけ求めてやるか」だと思いますが。

 

一日中会議。頼まれたのでグーグルフォームを使って簡単なアンケートを。芸は身を助ける。昨年度かなりやったのである程度のことができるようになっています。別にできなくても生きていけるのですがせっかくなので。他の人に役立てるのであればそれが一番かなと思います。

 

まとまりがないですが。記録として残しておきます。全く面白くないですが。

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