思うことを少し。
色々としんどい部分があって「自分を保つ」ことができるかどうかが疑問になることがあります。普段話をするときには極力「明るい雰囲気」の中で話をしようと思っています。が、ふとした瞬間に「大丈夫?」と声をかけられる。まー大丈夫かどうかは分からないのですが、何とか保てているかなという感じがあります。
エビ生活をしていることに救われている部分はあります。抱え込んでいたらしんどい部分もあるので。幸い時々愚痴ることもできますし。エビを増やすことができれば何かが変わるかなと勝手に思っています。
陸上競技。ここに関してはかなり前から考えさせられています。本当に「部活動」という形で競技の指導をすることが必要なのかどうか。集団に所属するという部分には「差」があります。どれくらいの感覚で「強くなりたい」と思えるかどうか。「みんなが入るから入る」という高校生も増えています。元々そういう部分がメインだったのかもしれません。知らないうちに「競技」の面が大きくなり、「勝つために」にフォーカスされるようになる。
以前から「競技志向」の部分と「楽しむ」部分が混在するのはなかなか難しいなと思うところがありました。大学では「体育会」と「サークル」が存在するように高校の「部活動」に関してもそのような形が理想なのかなとも。「サークル」的な活動は気楽にできます。別に「勝つこと」「記録を出して上の大会に進むこと」を目指さない。本来のスポーツとは「楽しむ」ことがメインだったりすると思います。それはそれでありなのかなと。
「強くなりたい」といってもそれが「具体化」しない部分も様々な学校であると思います。中学校の部活動がなくなっていく現状を踏まえて、近い将来高校での「部活動」もなくなっていくのかなと思っています。実際、県内では中学校の「県体」がなくなります。教員の負担を減らすためなのか早い段階から高校受験に専念するためなのか分かりませんが。10月に行われていた「県体」がなくなることで中学生が秋に出場する大会がほとんどなくなります。これにより7月の通信陸上で引退する中学生が大半を占めるようになります。こうなると高校で「部活動」をやるというのはかなりしんどくなるのではないかなと考えています。
そうであればもう別の形に切り替えていく必要性があります。県内では棒高跳びが先立ってやっています。多くの年齢層の選手が集まって定期的に練習をする。その活動の中で県内の棒高跳びの普及が進む。実際に「日本一」にもなっています。これは「賛同する人」が複数名いたことが大きいかなと思います。
これから先、陸上競技に関わっていくなら今と同じスタンスでやるのは間違いなく無理だと思います。別に競技から身を引けばそれでいいのかなというのもあります。県外の先生で転勤と同時に全く別の部活動の顧問となり、0から指導に当たるという方もいらっしゃいます。尊敬します。そこまでのエネルギーが自分の中にあるかどうか。今の私にはとてもできないなと思っています。
部活動をこれからどうするか。やはり「賛同」する人を見つけて「クラブチーム」を設立するほうがいいのか。これは初任校の時から考えていました。「普及」というか。定期的にそういう場を設けることで何かが変わるのではないか。中学校側に提案してみたこともありますが、なかなかできない。「専門性」と「普及」の部分は一致しないのかもしれません。
ハードル練習会を定期的に実施しました。そこに何があるのかは分かりません。別に報酬をもらっているわけでもないし。クラブチームというレベルにはならないですが、こういう場があって多くの人を巻き込んでやっていくことで「何か」が変わる気はします。変わらないかもしれませんが。
自分自身をどのようにして保つか。これは今の自分にとって大きな意味があります。目の前にいる選手たちのサポートもできる限りしたい。「何とかしたい」と思っている選手に対しては手を差し伸べたいなと常々思っています。これも「一人の人間として」の感覚です。誰かから強制されるものでもありませんし。
上手く書けません。自分自身を保つ方法を考えたいと思います。