kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

3年生の最後のレース

2020-08-13 | 陸上競技

久々の更新。疲れ果てていました。気持ち的にも肉体的にも。とりあえず少し元気になったのでblogを更新しておきたいと思います。競技について自分の中で前向きになれたところがあります。少しずつですが。

 

8月9・10日で県選手権が実施されました。この大会で3年生が引退。本当はもうすでに気持ちが切れても仕方ない状況でした。県総体で戦うことを目標に掲げ中国大会で戦うことを目標に掲げる。その中で何をするのか。が、コロナの影響で全てのレースが延期。実施されるかどうかわからない中で3年生が持ちべーーしょんを維持することは非常に困難。

 

4人いるうちの1人は5月末の学校再開の時点で引退。もう一人はひざの手術をするということで実際問題競技に出ることができない。他の3年生が引退するまではサポートに来てくれるということでした。競技をしてレースに出るというのは2人。小規模なチームです。この中でどうするのか。

 

3年生の最後のレースにきちんと結果を出したいというのは選手の中にありました。が、メモリアル大会の前に3年生の1人がふくらはぎを痛める。「走る」ということでメモリアルには出場しましたが思うような走りはできず。もう一人もその大会以後にハムストリングを痛める。難しい状況の中での大会となりました。

 

3年生ですから期末考査期間中は「勉強を優先させてほしい」ということだったので任せました。練習を再開しても「補強」が足りない。こういう部分はもう強制することではないかなと自分の中で思っていました。「感覚」が残っていても「基礎筋力」が低下することで「故障」の原因となります。不安を感じていましたが・・・。

 

怪我をしていまたが何とかレースに出るまでの状態に持ってくることができました。不安のほうが大きい。それでも「最後に走って終わる」というのができるかどうかは大きなことだと思います。「納得できるレース」なるかどうかは別として「走って終わる」というのは重要なことだと思います。

 

男子のリレー。3年生を入れて走れるのが4人しかいません。最後に3年生がどれだけ走ってくれるのか。先日のメモリアル大会で追い風参考も含めて「11.5」「11.6」「11.7」「12.1」の4人でした。普通に走れば44秒台は出るのかなという感じでいました。結果は45秒8。3年生がアンカーで追い込んでくれましたがそこに至るまでにあまりにも走れていない。申し訳ないなという感じがあります。

 

女子。これは何とか賞状を狙いたいなというのがありました。3年生が最後ですから。最低限でも50秒台かなという感じで準備をしてきました。それなりに手ごたえはあります。エースが不調。それでもなんとか形になってきたかなという感じでした。が、2-3走で致命的なミス。2走のところまでは先頭集団と同じ流れでしたが2走と3走のバトンが全く渡らない。出た瞬間に「厳しい」という状況でした。一気においていかれましたね。3-4走のバトンの時点で前のチームと「1.5秒」くらいの遅れとなりました。結果は51秒8で5位。「入賞」はしましたが本当に狙っていたタイムに届くことはなく。

 

悔しいなと思う部分があります。しかし、この状況をい受け入れるしかない。3年生には申し訳ないなと思います。笑顔で終わりたいと言っていましたがほど遠い結果となる。それでもこれが「現実」です。きちんと受け止める必要がある。

 

こうなると本当に私が選手と向き合えていたのかも考えさせられます。正直、競技に対する意欲が激減していました。グランドに行くことさえ「拒否反応」がある。そんな中で本当に選手に必要な指導ができたのか。指導を必要とする選手に対してではなく「日常生活の指導」をするためにグランドに行く。そのことが過剰なストレスでした。全員が「そこまでしてやらなくていい」というのではない。「やりたい」と思ている選手もいる。自己矛盾に襲われながら時間を過ごしていた部分があります。

 

本当に難しいところがありました。私自身が「陸上競技ができない」という部分の中でやっていたところがあります。

 

また書きます。


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