kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

Webページコンテスト

2006-02-17 | Weblog
 本日はWebページコンテストといって、3年生が1年間「総合実践」という授業で作成してきたページの発表会を商店街で実施しました。この授業はうちの特色ともいえる授業なので詳しくはうちのサイトを見てください(kaneko作成ですよ!)。

 3年生が授業形態で何かをするのはこれで最後。1年生の入学してからの頃と比較するとずいぶん成長しました。自分の考えを発表することにも慣れてきた。こういう経験ってすごく大事で、1度や2度人前で発表したからといって「力」がつくわけではありません。何度も実施してその都度反省をし次に備えていく。繰り返していくことでしか身に付かないんですよ。こういう「力」も目に見えないけど必要なものですね。基本的にkanekoは「知識」も大事だと思うのですが、それを活かすための「知恵」が必要なんですよ。どれだけ「知識」があってもそれが活かせなければ意味がない。単なる「物知り博士」で終わってしまう。その「知識」を使ってどのような行動をすることができるかっていうのが大事なんじゃないかな。それを引き出すための方法をどうするかっていうのを考えるのが我々の仕事。授業を受けている本人達は気がつかないかもしれないが、気がついたら「力が身に付いている」っていう道筋を我々がつくらないといけない。本当に成長したと思いますよ。本気で取り組まないと身に付かないですけどね。適当にやったものからはやはり適当な成果しか生まれないんですよ。一生懸命取り組んだものだけが身につけることができる。大事です。

 練習はぼちぼち。雰囲気はちょっと良くなってきたかな。基本的にkanekoは辛気くさく練習するのは嫌いです。明るい雰囲気でみんなで強くなるっていう感じが好き。今日は比較的そんな感じ。追い込みでないから気が楽なのもあるかもしれませんが、こういうい雰囲気で追い込み練習をして欲しいですね。でも、やるときはやる。気持ちの切替ができるというのも大事なので。ドレミ走になったらしっかりと気持ちが切り替わってました。動きが意識できているものはしっかりと走れます。良い感じですね。

 練習後いろいろ雑談。「くまげーず」には「キャプテン」がいて、その下が「副班長」その下が「弟子」らしい。うーん、基準が分からない・・・。おーたはてっきり陸上部のキャプテンだと思っていたのに「くまげーず」のキャプテンだったのか・・・。

 明日は気合い入れて走りますか。こんだけ練習しているのに「結果」が伴わなかったらやっていて面白くないでしょ?じゃーどうする?「結果」を出すために練習中に考え、力を上げるしかない。ともが次の400mで72秒かかったら問題。いしべが56秒かかったら問題外。冬期に入る前に立てた目標に到達できますか?それだけのことはやってきたはず。最後は自分自身で制御されている気持ちを解放しないといけない。「無理だ」とおもったものは絶対にできない。「できる」と思ったものはできるかもしれない。「やる」と決めたものが一番強い。「絶対にやる」と思えたものが強い。壁を越えてください。自分自身の意志で練習中に越えるしかない。

 明日、大事な練習です。期待しておきます。
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出張にて学ぶ

2006-02-16 | Weblog
 今日は朝から出張に行ってきました。「金融・金銭教育」についての協議会に参加してきました。よく勘違いされるのですがkanekoは「体育」の教員ではなく、「商業」の教員です。見た目が黒いのでよく間違われます。これはうちの生徒にも間違えられる。うーん、いかん。
 余談はさておき、どんな話しだったかといえば「お金の有効な使い方を身につけよう」というものです(ものすごく省略しています)。自分の手元にある限られた財産をどのように分配していくかという考え方を身につけていくためにどのような教育をしていくかというのがテーマです。今の子どもたちは家族が働いて稼いできたお金を当たり前のように使う。特に携帯の料金など「払ってもらって当たり前」のように感じている。生活費に関しても同じ。このままでは「働かなくても親がお金持ってるからなんとかなるんじゃないかな」という錯覚に陥ってしまい、「ニート」予備軍になってしまう危険性がある。
 

 ここで今日あった簡単な4択。「高所得者はどのような人に多いか?次の4つのから1つ選びなさい」
(1)親からの遺産の相続した人
(2)週40時間以上労働する人
(3)芸能人やスポーツ選手
(4)リスクを避けている人

 どれだと思いますか?正解は(2)なんですよ。調べてみたら(1)だと思う人が40%以上いたみたいです。つまり、働かなくても「親からお金が転がり込んでくる」と思う子どもたちが40%以上いるということ。堅実に働くことよりも、華やかな仕事だったり親が金持ちだからというイメージが強いみたいです。恐ろしい・・・。これってやはり「限られた資源の有効活用」というものにはつながっていない。

 うちの選手にも以前話した(blogにも書いた)ことですが、「親がお金を出すのは当たり前」ではないんですよ。必要だと思われるから出してくれているだけ。それを理解せず&親に感謝せず、「勉強はしないけど遊びたい」というのではちょっと問題です。今の自分たちの生活を「当たり前」だと思っていてはいけないんですよ。やはり感謝の気持ちを持たなければ。だからこそ「陸上競技」を「やらせてもらっている」事に感謝でき、その時間を有効に活用しようと思える。コストパフォーマンスを高めていかないといけないのはここにも理由があるんですよ。

 「お金の有効な使い方」も実は目に見えません。kanekoが以前から言っているように「考え方」「第三者の立場に立っての視点」「他者への配慮」とかも目に見えないんですよ。でもね、すごく大事だと思う。「知識」だけではなく、きちんとした「力」がなければ働いていく上で非常に困ります。高卒の離職率(仕事を辞めてしまう人の割合)は5割だと言われています(中卒:7割、大卒:3割)。職場での人間関係をうまく作っていくためにも「見えない力」を身につけていく必要があると考えます。だからこそ話しをする。うまく伝わらないから何度もする。それでしっかりとした「力」をつけたい。大事なことです。

 練習はほとんど見ることができていません。良く走っていたという感じはあります。スピード的にもね。何も考えずに走ってはいないはず。何を考えているのかはkanekoには伝わりません。きちんと意識できているのか?

 kanekoはまたも若干体調不良(ここ3週間くらい)。まず咳が止まらない。話しをしても頭が回らない。今日の最後のミーティングでも思ったことが話せませんでした。伝わったかどうかすら謎。選手に「先生、やつれている」と言われる始末。いかんね。練習を見ることでストレスを発散しているつもりだが、いろんなところでストレスがたまっているのかな?単に風邪か?風邪にしては長いな~。元気になりたい今日この頃。
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おかしい・・

2006-02-15 | Weblog
 今日は3年生の登校日。久々に顔を見ましたが元気そうでした。よかった。学校に来るのはあと2回か・・・。あっという間ですね。そういえば数名は金曜日に合う気もしますが・・・。まーどっちにしても少ないですね。早いね~。

 今日は練習の前に外を見ると全く雨が降っていない!これは走れるのでは?という喜びを感じていたら、競技場に着いた瞬間にいきなり雨が・・・。え?さっきまで全く降っていなかったのにもかかわらず、いざ練習となったら雨とは・・・。絶対におかしい!kanekoが神様に昨日「1時間だけでも走って確認する時間を下さい」と心を込めてお願いしたにもかかわらず、その「1時間」雨が降るなんて・・・。絶対に誰かが「雨降れ~」と心から願ったに違いない!ちきしょー!

 ということで、走ることに。昨日「明日はちょっとだけ走りたい」という話しをしていたのでほとんどの選手が準備だけ(覚悟?)はしていた様子。本当にちょっとだけ走りました。最近意識作りをしているのでポイントを絞って走りのなかで動きを作っていく。実際に走る中でまた修正をしていく。本人達がどのように感じたがが聞いてみたいですね。前に進む感覚があったのかどうか。比較的良く前に進んでいたとは思うのですが。通常グループは特に。遅れてきたグループは実質30分くらいでやるしかない。動きがきちんと意識できたのかが課題ですね。

 走る場所がないのは仕方ない。じゃーどうするかですね。それぞれが動きの意識をしっかり持ってやっていくことで短い距離でもいくらでも感覚は作れる。実際の走りに結びつけていくことが課題。できたのかどうか・・・。

 hatadaさんもコメントされていますが「時間がない」んですよ。本当は全てのことをやっていけばいいのですが、練習時間も限られ(今更17時からアップをしないといけない)しまうため全てはできません。でも、今のうちのチームには間違いなく基本の確認が必要。だから時間を割いています。17時から練習するということは1時間も練習ができないことを自覚しないといけない。その1時間で何をするのか?本人達の取り組む姿勢や意識で補うしかないんですよ。しっかりとそのことを理解してください。
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難しいこと

2006-02-14 | Weblog
最近思うのは2つのものを1つにするって本当に難しいなーってこと。今まであるものを1つにしていくことは何かを捨てていかないとうまく重ならないわけで、それぞれの立場があり何を優先するかなんてはっきり言ってわからない。2つを1つにするよりは何もないところから立ち上げていくほうが労力がかからないんじゃないかな。難しいね。

先日、周南市と下松市が何故合併しなかったのかって話になって「水道代の格差」がその理由の一つだと知った。もともと安い方は合併することで間違いなく水道代が上がる。生活に密着しているものだけにやはり関心は高い。これだけが理由ではないんだけど、2つのものを1つにすることってかなりのエネルギーが必要になるんですよ。だからなかなか前に進まない。大変だな~。大なり小なり難しい部分があるのはわかってるけどね。

来年度から商業と工業が合併します。大変なことなんですよね。まずは「呼び方」をどうするか?これが難しい。「商工」では県内に3つあるから分かりづらい。「徳商工」というのも呼びづらい…。「としょこー」はすごく本がたくさんある場所みたいでイマイチ。大体みんな簡略して呼ぶのにイマイチしっくりくる呼び名がない。こんなことkanekoが心配する必要はないのですがやっぱ気になる。今まで「徳商」で結構呼びやすかったんですけどね。ちなみに以前、野球の部長だった時に甲子園に試合観戦しに行ったことがあるのですが選手が「TOKUSHO」と書かれたジャンバーを着ていたので近くにいる人がパンフレットで選手の顔を調べてました。もちろん載っているはずはない。「とくしょう」とずっと言うので「徳島商業」と勘違い
されたんですよ(笑)そんなこともあるので呼び方は気にしないといけないですね。

練習は前半は選手任せ。基本的には任せられる部分が増えてきているのでなんとかしっかりとやっていた様子。練習場所がほとんどなかったので40分くらい基本の確認。あくまで「意識づけ」のためであってその動きだけをやれば速く走れることはないと考えています。なぜなら基本は実際に走りながらやっているものではないから。実際の走りの中ではなかなか意識したり感覚を作ったりするのは難しいから基本動作で動きを分けて練習します。だから基本がうまくても走れない選手ができるのだと。ここでの「うまい」は見た目がキレイってくらいの意味合いでしょうか?結局速く走るための一番の練習は「走る」ことでしかない。だってレースでは一番最初にフィニッシュした選手が勝ちなんだから、一番前に進む練習をしていく
しかない。走ることでしか身につかないんですよ。
あくまで基本動作は「感覚作り」でしかない。ひたすら基本をやったって実際に走るときに感覚がなければ意味がないんですよ。感覚を作り、走るときにその感覚を意識して前に進み動きを身につけることが大事。

今更ですがkanekoはそう考えています。あくまで「kanekoは」ですので…。走りの基本動作にしても基本的に「kanekoが必要だと思うこと」を中心に指導しています。正しいかどうかは分かりません。kanekoはそれが必要と思っているだけであって他の人はもっと別の部分が大事だと思うかもしれない。それは方法論でしかないと。誰かが正しくて誰がが間違っているなんてことはないはず。自分にとって1番良いと思うもの(前に進むと感じたもの)が1番なんじゃないかな。その感覚を探すためにいろんな事をしている。

感覚を作って走ったときに確認する。大事です。雨が降るので確認ができないな…。神様~、朝から降っても良いから練習する1時間だけ走らせて~。確認するだけでいいので。お願いm(__)m
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モチベーションが・・・

2006-02-13 | Weblog
 様々なことがあります。

 「命」について考えることもありました。人の「命」は、いつ終わりが来るのか誰も知りません。生きているうちに何ができるのだろうか?「時間」は全ての人に平等であるが、その終わりが来るのは平等ではありません。終わりが突然やってくることだってある。日々過ごす時間の中で、後悔しない使い方をしていきたい。最終的に記憶はなくなっていくのかもしれないが、生きているというのは限られた「時間」を過ごしていることになる。最後に何を思うのか?納得して終われるのか?やるだけのことはやったと思えるのか?こればっかりは分からないのだが、分からないからこそできることをやっていきたい。

 練習?まーそれ以前の問題か。「用事がある」。それはそうでしょう。kanekoにだって用事はあります。結局、遊びに行くのも、課外を受けるのも、家に帰って寝るのも「用事」です。「用事があるから休みます」という言葉を人づてに聞くのはいまいち納得できないですね。休むならその理由を本人が明確に伝える必要があるのではないか?プライベートの用事であれば、言える範囲で伝えるのが礼儀では?この辺がすでに分かっていない。働き始めて自分自身が用事があって仕事を休むときに、上司に伝えるのではなく友達づてに「用事があるので休みます」というのが通用するのだろうか?自分で伝えるのが顧問に対する礼儀では?
 みんなが「目標」を掲げてやろうという気持ちがあるからkanekoはサポートするのであって、knekoがみんなに「目標にしてください」と勝手に設定したものではなかったはず。こちらのモチベーションが低下しますね・・・。

 基本的にkanekoは練習の内容自体で注意したことはありません。タイムだけで判断する必要はないからです。それよりは「取り組む姿勢」であったり、「考え方」の話しでいつも注意するはずです。それがいつまでたっても分からないというのはどういうことだろうか?結局ちょっと練習して良い感じになったらまたストップの繰り返し。1日練習したくらいで強くなるのなら誰も苦労しません。土曜に動きを変えるチャンスを得ても、それが継続できなければ全く意味がない。「やったつもりになるだけ」ですね。kanekoが期待過剰なのかもしれませんね。あまり大きな期待をするのはしばらくやめましょう。

 そんな中でも短短は珍しく良い雰囲気で練習ができました。今までで1番だったのでは?これまで全ての選手が引っ込み思案で表に出てこようとする雰囲気がありませんでした。それでも「雰囲気を作るのは個人個人」という意味が分かってきたのか、良く声を出すようになりました。これが継続できれば・・・。スピードレベルも動きも前と比べるとかなり良くなってきました。もちろん、200mを22秒台でっていうレベルではないですよ。それでも今までで一番良かった。インフル上がりのキャプテンも前半引っ張ってました。走れないなら声を出せ。それがキャプテンとしての責任か?そうやって雰囲気を盛り上げていくんですよ。

 短長・・・。みなみが40秒間走で力走。距離を伸ばせそうですね。動き自体がかなり改善されてきました。後で巻く動きから少しずつ脱却。前に進むようになってきました。技術的な改善が少しずつスピードアップにつながってます。本練習に入る前、少し悲しそうでした。これはkanekoが勝手に思っただけかもしれないけどね。kanekoの機嫌が悪いから悲しいのか?まーそうではないでしょうね。最近、よく「考える」ようになった分、何が悪いのかが分かってきたから悲しいのでは?意識の差?同じ場所で練習していても、成長度は違う。今回の一番の理由は「自覚」だと。「自覚」がある者とない者。最終的に思うことは違うでしょう。

 今週は火曜日、水曜日が雨。このままだと土曜日も競技場は使えないでしょう。結局走れるのは今日だけかもしれない。そのことに気がついている選手が何人いるのだろうか?1月末まではかなり良い感じで練習ができたと思っています。前も言いましたが「良い方に転がるにはかなりの力が必要」です。「悪い方に転がるのはあっという間」です。どちらに転がるのか?なんとなく想像がつきますが。

 なんだか最近はこういう日記が多いですね。わざわざ見てもらうほどの内容ではないですね・・・。もっとちゃんとした報告が日記に書ければいいのですが・・・。kanekoの力不足です・・・。すみません・・・。
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応援してもらえることに感謝

2006-02-12 | Weblog
今日は日曜日。基本的に練習は休みなのでのんびりしてました。最近体調不良が続くので身体を休めることも必要か?しかし、最近はそんなにバタバタしてないんだけどなー。「バタバタしていないのが逆にストレスなのでは?」という噂も流れて危うく色んなことをやらされそうになりましたが、なんとか逃げ切りました。危ない危ない。2日間休むと「入院したのでは?」とみんなに心配されるので、健康に気を使わないといけないですね。

先日、kanekoの所に1件のメールがきました。内容は「TOKUSHO陸上部のOGでkanekoのサイトを見つけた。応援してます。」との主旨。実はTOKUSHO陸上部は以前かなり強かったんですよ。県内の駅伝では最高2位になったこともあり、いつも上位に入るようなチームだった。地区大会では長距離選手を中心に女子の総合優勝をしたこともある。毎年のように中国大会に出場するチームでした。

恥ずかしながらkanekoは現役時代その話しを知りませんでした。短距離中心だったので長距離でどこが強いとかは全くわかっていませんでした。同じ時代に活躍していたのにも関わらず、狭い視野のため知らないまま赴任しました。

考えてみれば当時活躍されていた選手にとっては「母校の陸上部」の活動は気になります。自分自身も母校の動向は気になります。きっとみんなそうなんですよね。自分が学生時代に取り組んだ事が今はどうなのかって。

一時期は部員が0に近い状況だったようです。kanekoが赴任した時には「ジョギング部」のような状態でした。今はなんとか「陸上競技部」に戻りつつあります。まだまだですが、形になってきていると自負しています。その状態をみて喜んでくれる人達がいる。実はそうやって応援してくれている人達がたくさんいるんですよ。非常に嬉しいことであり、感謝すべきことです。自分達の取り組みを気にかけてくださる。過剰な期待ではなく「チームの成長を共に見守っている」という感じでしょうか。

特別な事をしているつもりはありません。kaneko自身が陸上を通じて様々な事を学び成長してきたと感じているのでそれを一人でも多くの人に還元していきたいと思っているだけです。それは自分だけで情報を抱え込むだけでなく公開していくことでもできると考えています。県のレベルを上げるためにはまずは自分の学校のレベルを上げていかないとダメだし、地区のレベルを上げていかなければ競争は生じない。だから合同練習を実施するし、自分が考える理論的なものも練習で伝えていく。狭い視野でやっていたらうちの学校自体が強くならないんですよ。一番優先すべきは自分のところであるのは間違いないがそこだけにとらわれてしまうと色々な意味でのレベルアップにはつながらない。基本的に「みんなで強くなりたい」んです
よ。

偉そうなことを言っているように見えるかもしれませんが、純粋にそう思ってだけです。それ以上でもそれ以下でもない。それを理解して下さる方々の応援やサポートを受けて頑張っていきます。最近特に「頑張って下さい」という応援を頂きます。自分の力を最大限に引き出せるように日々精進していきます。「kaneko's web」に訪問して下さる全ての方々に感謝。それを力に頑張ります!
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優しさ満点&技術革新

2006-02-11 | Weblog
 今日は久々に地元で練習。土曜日は2週間連続でアウェイで練習してきましたが(半分ホーム状態ですが)、諸事情によりホームで練習することに。というか、練習場所が確保できれば全く問題ないんですよ。今日はギリギリの状況を乗り越え、なんとかホームで走る。

 短長は何故かびびっている・・・。最近の傾向から行って大体、土曜日は「500m」という恐怖感があるようです。まーこれくらいでびびっているようでは精神的に弱いのでいけないのですが・・・。もちろん、kanekoは優しいので500mを走る気が全くありませんでした。なぜなら、「ワンランク上の負荷をかける」ことが今週の目標だったから。(300m+150m)で乳酸をひたすらためることにしていたので、「たった300mじゃん!」と勘違いさせて取り組みました。最初は5セットやろうと思っていたのですが、スピードが低下してきたので意味がなくなって「考えない練習」になるところだったのですぐに切り替え。徐々に距離を短くしていきスピードレベルを維持できるようにしました。途中で残念ながらみなみが「本物の乳酸くん」に遭遇した様子。先週の練習によりいつも近くで待ち伏せしているのかもしれませんね。まー前半からある程度の力を出せるようになってきた証拠でしょう。だからこそすぐに現れる。良い傾向です。

 短短は最後の動きを重視するために、スティックを配置し、ひたすら身体を動かす練習。見ていたらスティックを後傾して越えている者がいたがあれでは練習にならないね~。疲労してからの動きの意識をしっかりとしてください。それができなければ「走っただけ」になってしまう。しかし、これぐらいの距離だと短短も短長もないなー。来週は一緒にやろうかな。

 今週は週初めからkanekoの体調が悪く練習メニューを渡していませんでした。そのため、選手は何をやるかを全く知らない状態で練習に臨んでいます。「考える」ことを言い続けていたので、いつの間にか「今日の練習は~だろう。だから、○○を意識して走ろう。」と予測を立てている様子。偉いね~。でも、その予測は簡単にkanekoに裏切られるのであまり意味はない。ということで、しばらくは1週間単位でメニューを伝えるのは止めようと決めました。下手に予測してしまうとギャップが激しい場合、モチベーションが上がらないでしょ?計画的に練習はやりますが「1日勝負」で行きましょう。

 まー今日の午前中の練習なんて「おまけ」みたいなものですから。乳酸がたまって動けないくらいの方がちょうど良い。というか、どうせすぐ回復するのだから乳酸を溜めても大丈夫。

 今日は午後からがメイン。kanekoにとってメイン。中学時代の恩師にうちの選手を見てもらうチャンスができたので、無理を言ってお願いし動きを修正してもらいました。このチャンスに2名の選手が参加できなかったのが非常に残念。こんな機会はなかなかないのに・・・。一番緊張していたのは間違いなくkanekoです。ガチガチで「先生、笑顔が引きつっている」と言われる始末・・・。でも、ものすごく楽しみにしていました。確実に動きが変わるのが分かっていたので。それくらい様々な方向からアプローチをして頂ける方の指導を受けるというのはなかなかない。選手にはものすごいプレッシャーをかけておいたのでみんな真剣。

 これまでのうちの「動きのコンセプト」に加えて、不足している部分の指摘を鋭くして頂き、あれよあれよという間に動きが変わる。どこの部分を進めていくことが必要なのか?接地の感覚、入れ替えの感覚など今までやってきた部分をさらに進めていくことができました。特に大きかったのは「股関節の入れ替え」。この入れ替えによって前に進んでいくが、そのための意識や感覚、また接地したときの軸などこれまで意識できていなかったところまで細かく指導して頂きました。それぞれの選手の動きの改善点も大きく見えてきました。みなみの接地ポイントやともの接地足など、意識して取り組めば間違いなく変わる要素を再確認することができた。男子は全般的に動きが改善。乗り込みが強すぎた感じがあったのを修正して頂き前に進む走りになってきました。

 一番大きかったのはkaneko自身が恩師の話を直接聞けたこと。様々な取り組み方や意識をそれとなく話してくださいました。自分の「甘さ」に気がつく事ができ、これからの「競技力を向上させるための指導」をどうすべきかを改めて考えることができました。

 外してはいけないポイントがある。そのポイントを押さえていくことで確実に競技力はあがる。kanekoが意識している技術的なことは大きく路線を外れてはいないことも確認できた。その中に不足しているものを加えていけばいい。チームの力を上げるためにはやはり「結果」を伴わせていかないといけない。「頑張った」でも「記録が出なかった」ではkanekoは全く役割を果たしていないことになる。これだけ選手の「時間」を預かって練習をしているのだから、それに見合う「結果」も伴わせていかないといけない。プロセスももちろん大事。でも、「結果」が全く伴わない「プロセス」では本人達も意欲を削がれてしまうだろう。このことはtakeshige先生も言われていた。恩師の話を聞くことでkaneko自身考えることがたくさんある。まだまだ未熟です。

 そんな未熟な指導者の下にいる選手のためにkanekoはもっともっとこの子達に与えることができるように様々なものを吸収していかなければいけない。それを還元していくことでこの子達はきっと伸びる。記録だけでなく様々な面が。自分自身のために選手のためにもっともっとkaneko自身が成長しなければいけない。

 恩師の存在はありがたい。直接的な言葉ではなくてもいつのまにか、自分の目標に導いてくれる。kanekoはその方を目標にしていかなければならない。気がつけばそのための光が見えている。そこに到達したい。いや、到達する。それが今のkanekoの目標になる。心から感謝。

 ちなみに笑いを取る力もkanekoより数段上。こちらでも目標に(笑)。目指せ、笑顔が絶えないチーム!!
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考えない練習&考える練習

2006-02-10 | Weblog
 今日は選手の望み通り考えなくても練習ができるようにしようと。「考える」ということの意味をずっと話してきたがそれがいつまでたっても伝わらないのなら、コストパフォーマンスを下げて、ものすごくたくさん走って効果が少しの方を練習をしようと決めました。何も考えないのなら人一倍強い体力を手にするぐらいしか上の大会を目指すためにはないでしょう。

 タイヤ引きをひたすらやり続ける。何本走るかも分からず、動きのポイントも意識できずダラダラ走り続けるだけの練習。終わった後疲労感はあるかもしれないが、効果は多分ほとんどないでしょう。引っ張って走っただけですから。そういう練習を続けることで、運が良ければ強くなるかもしれません。そのレベルで良ければ指導する方はすごく楽です。「走れ」を言えば練習が始まり「やめ」を言えば練習が終わる。走りを見る必要がないので若干時間を持て余しますが。
 きりの良いところで終了。本当はこれを5セットくらいやって、その後150mを20本くらい走ろうかと思ったのですが、あまりにもコストパフォーマンスが低すぎるので止めました。

 何を意識して走るのか?なぜこのような練習をするのか?理解してそこを意識してやることで効果が高まる。それを考えないから「中途半端」になる。練習中だけでなく準備にしてもそう。先に気がつくのはみなみじゃないか。1年生はなぜ気がつかない。昨日話しをしても結局コーンを置きに行くのはみなみ。なぜ、みなみが強くなってきているのか?それは「考える」ようになってきたから。kanekoがみなみを「ひいき」しているわけではありません。kanekoが言っていることを聞いている(はず)から、考えて動くようになってきているから例として挙げるだけ。目の前にお手本がいるのにそれを見て「特別だから」と思っていないか?意識して取り組めば誰にでもできる。日頃の練習にしても誰かが走っているときに声をかけるのはみなみ。昨日はいなかったから誰も声を出さない。結局ドンヨリして終わる。今のみなみをみて「去年67秒だった」選手に見えますか?練習によってはおーまちと良い勝負をするようになった。これは確実に「考える」ようになった成果です。1年から2年に上がる段階では成長は小さかったけど、この冬の成長は誰もが認めるところなんじゃない?

 他の選手は「指示されたからやる」になっていないか?社会に出てそれでは戦力にならないよ。基本的にkanekoは「陸上競技を通じて成長して欲しい」と思っている。それは、競技力だけではないと何度も言ってきたはず。男子は段々と「自己満足」になってきている。それではいかんよ。「自分はこんなに頑張ってます」っていうのを誰かに見てもらうことで何かを生み出そうとしているのではない。そのプロセスにおいて何を学ぶかなんだよ。そこで身につけたことが他の場面でも生きてくる。

 練習日誌のページを立ち上げるときにそれぞれには言ったはず。練習日誌blogでは「練習内容と意識の確認」「その日の感想や課題」「自分の意識」を確認し、「自分の意識を高めるために利用する」こと。何故、書き込むのか?今までは毎日個人の練習日誌を書いていて提出していたが、それでは他の人の意識や考え方を学ぶことができない。だから、blogにした。書き込むことでその日の自分の意識をもう一度確認し、何をしていくべきかを「確認」させたかったから。そこまで意図を伝えているのに、次第に忘れていく。これは先日の「目標」と同じ。基本的に人間は「忘れる生き物」です。新しい情報が入ってくると前の情報は少しずつ薄れていきます。月日が経つにつれ大半のことを忘れてしまう。だから忘れないように「記録」していくんですよ。それを「信」という練習ノートに残しているんですよ。それが次につながる。

 言ったその時はできる。これは当たり前。できなかったらこれまた話しを聞いていなかったというレベルで終わってしまう。問題は継続できるかだけでしょう。1日で終わるのか?それが次につながるのか?

 今日の本練習は結局、タイヤ引き2周を1セット。量としては確実に少ないですが、意識してやればその量に見合う効果はある。「いつもより」は効果が上がった感じでしょうか?ウキョー↑も同じ。単に重りを持ち上がるのでは「筋力」が上がるだけ。何のためにこのトレーニングをしてそれをどこの局面で使うのかを考えてみよう(というか全て説明はした気がしますが・・・)。そうすると効果は上がる。これからの練習、効果を最大限に引き出してください。

 ちなみに女子の腹筋が「異常に」弱いことが判明。これはいかん。「腹筋割れちゃいました」計画を立てなければいけない。2ヶ月間「補強の鬼」と化していたやまもとは腹筋背筋だけは人一倍強くなりました。あの辺をアベレージにしないといけない。体幹部の強化はロスを少なくし、効率的な走りに結びつきます。軸を作るためにも必要不可欠。さー本気で腹筋強化!!
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気を配る

2006-02-09 | Weblog
 気を配ることができるのか?これってできるとできないのでは全く違いますね。気を配るためには自分で考える事が必要になる。相手がどうしてもらえば嬉しいかを先読みしないといけないですね。考えて行動できるから人はこれほどの文明を持ったのだと思う。人間ってすごい生き物なんですよ。そのことを自覚しないといけない。考えて自分から道を切り開く(行動する)ことは必要不可欠。

 チームにおいて「考える」のは1人であってはいけない。上級生だけであってもいけない。一部の人間ではいけないんだよ。結局、「変わらなきゃ」と思っても、「考える」人間が少なければそのことは忘れ去られてしまう。「考えて欲しい」というメッセージを送っても結局半分くらいしか考えていない。段々と日誌のコメントが少なくなっているのも自分自身について「考える」ことができなくなってきているからかもしれません。

「コストパフォーマンス」(goo 国語辞典より)
(1)要した費用と作業量との割合。
(2)財・サービスに支出した費用に対する,それによって得られた満足度の割合。

 練習で言えば「スゲー練習したから、ものすごい記録が伸びた」ということか。「たくさん練習して、それなり伸びた」ではない。せっかく時間を使うのだからその時間に見合う効果を得なければ、他のことをしておいた方が良い。時間をかければ誰でも脚は速くなるし、投擲物は遠くに飛ぶようになる。これは間違いなく高校生くらいのレベルであれば「誰でも」だ。でも、その度合いがどの程度かは全く違う。100mで0.1秒速くなるのか、1秒速くなるのか、砲丸投げで1cm遠くに飛ばすのか、50cm遠くに飛ばすのかでは違う。高校生レベルなら間違いなく伸びるんですよ。寝ていても伸びるかもしれない。

 書いている意味が難しい?何がいいたいかといえば「せっかく練習をするのだから最大限の効果を引き出さなければもったいない」ということだけ。そのためには技術を高めていかないといけないし、身体的にも強くならないといけない。辛いことから逃げない姿勢を身につけないといけない。でもそれ以上に、「取り組み方」「考え方」ができていなければ、根底の部分のセーブがかかってしまう。だからコストパフォーマンスが低くなる。「技術」を高めようとしても、それだけに固執して頭だけで理解したつもりになっていると結局高まらない。何のためにその動きをするのかを「考える」ことができないからなんですよ。

 何を言われても「自分のこと」としてとらえないから全く成長しない。他の人にいわれていることであってもそれは「自分のこと」だと思って聞いていないから、同じ事を繰り返す。誰か他の人が「考える」ことで、その人についておけば自分も「考えている」と勘違いして、何も考えない。その場を乗り切れれば終わりではない。怒られるからその場だけきちんとしておけばいいや、っていうのでは前進はしません。

 基本的にkanekoは「陸上競技を通じて様々なことを学んで欲しい」と思っています。いつも言うように「速く走るだけ」が全てではないと。それは忘れないで欲しい。

 練習?そういえばやりましたね。短長?あー強くなってるかもしれないですね。「記録」だけみれば伸びている感じはありますね。短短?前よりは速いかもしれないですね。いい走りをしてもそれを支える「心」がなければそこまでで終わってしまう。少しばかり脚は速くなっても、20年後のことを考えると不安ですね。

 自覚&責任がないままでは「ちょっとだけ脚が速かった人」で終わってしまいますよ。
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寒いね

2006-02-08 | Weblog
 今日も鬼のように寒い。無理矢理復活したkanekoは寒さに耐えきれず、スーツの下にロングタイツを履いてしまいました。これで少しは寒さがしのげるか?と思ったが大間違い。やっぱり寒いものは寒い。

 かなりの雪が降っていましたがなんとかかんとか業務終了。無事にお役目を果たしました。途中で雪がひどくなったのでうちの部のキャプテンに「練習どうする?」と聞いたら「走ります!」という元気な返事が・・・。「kanekoをやっつけるつもりだ!」と直感的に感じ取る!最近のkanekoの体調不良気味からいえば、この極寒の中練習を見るのは至難の業。それでもやるといえば行かないわけにはいきません。話したいこともあったしね。選手のやる気には勝てません。と、思っていたら本人は「ちょっと風邪気味なので休みます」と再び連絡あり。おいおい、お前がやるって言ったんじゃん・・・。間違いなくkanekoへの挑戦(笑)。悔しいのでやってやりました。あまりの寒さにカッターシャツを脱がずにセーターを着たままその上からジャージ+トレーナー+ウインドブレーカーを着込んでやりました。それでも寒いので選手からコートを2枚借りて着てました。それでなんとかかんとか寒さをしのぐ。「haradaみたい」と言われた(うちの投擲選手)ので、「あいつがkanekoに似ているんだ!」と言っておきました。

 練習前にミーティング。自分たちの目標とそれぞれの責任・役割について話をしました。うちの部は「信」という文字をかかげています。みんなはそれぞれの発言を信じられるか?自分の発言に責任を持っているか?「信」じるチームメイトとともに何を目指すのか?みんなで同じ方向を向くことができるのか?人より速く走れることはちっとも偉いことではない。本当に速く移動したいなら車に乗ればいい。kanekoの与えるメニューだけを何も考えずにやって、それで中国大会に出場して何か意味があるのか?自分たちで決めた目標ならそれに向けて自分たちが何をすべきかを考えないといけない。実際にリレーを走るのは4人。男女5人ずつしかいない部員でそこをどうやって目指すのか?走れない選手にもできることはある。それを考えることも大事だ。

 「目標への到達」までにどうやって取り組んでいくか?これはきっと様々な学校での課題になっていると思う。そこが「生きる力」=「生きてくる力」につながるんだよ。それまでの課程で何を学んでいくか?これはすごく大きい。きちんとkanekoの話を聞いていれば&自分自身で考えていけば間違いなく見えてくる。

 基本はまたワンランク上を目指します。動きの自動化のためにそれぞれの動きを意識してやっていきます。今までやってきたことをまとめる感じでしょうか?ちょっとずつですができる感じ。何人かは昨年の記録は参考にならないくらい記録が伸びそう。これまでの練習でも手応えを感じている部分もありましたが、少しずつ動きが変わってくる様子を見て実感。基本で意識付けをしてそれから段々と走りに結びつけていきたいですね。

 今日の話をまたしないで済むと良いですね。先ほどの「kanekoをやっつけよう」としたキャプテンが「今の部はらせんのようになっていて少し良い方向に進むとまたkaneko先生に修正してもらわないといけない状態」と珍しくうちの現状を言い当ててました。本人が自覚しているのならそうならないようにすればいいだけ。数日間で少し考え方が変わったと信じます。次のステップに進みましょう!!
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