kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

先が見えない怖さ

2020-04-06 | 陸上競技

思うことを。

 

前の記事、よくわかりませんがかなりのアクセスがありました。600を越える。内容自体が面白いものではありません。今我々が置かれいる現状をどのように受け止めるか。ここは人それぞれだと思いますね。

 

いたるところで新型コロナウイルスの「陽性反応」がでたと報道されています。遅かれ早かれそういう話になると思っていますした。検査を受けられる人自体が少ない。芸能人が「検査を受けたい」と申し出ても2週間近く受けられず粘りに粘って何とか受けさせてもらったというニュースが出ていました。それでなんとか「陽性」というのが分かったと。無自覚の「感染者」は数えきれないと思っています。

 

先が見えません。どう考えても1か月後に「沈静化する」という可能性はないと思います。これが「2か月」経過しても同じだと思います。半年たっても1年たってもそこまで大きな改善がみられるかどうか。今、沈静化している国々でも活動が再開されればまた同じような状況が起こることが予見されます。様々な活動を1か月間休止する。その結果、「一時的な沈静化」はすると思います。しかし、ウイルスに対しての「対応策」があるわけではない。今の時点では「対症療法」でしかない。「アビガン」というインフルエンザの薬も「感染しないようにする」というものではない。そう考えると「根本的な治療法」ではない。

 

ワクチンが作られるのが半年はかかるでしょう。それが人に使えるようになるのは1年近くかかるのではないか。そこまでは「感染しないように最大限の配慮をする」という対応方法が一番の方法になると思います。結局、また次のピークが来るのは間違いないと思います。今の時点で「一時的な沈静化」を図る必要性はあると思います。しかし、それが「根本的な対処法」ではない。そこをどう受け入れているか。「新型コロナウイルス」とどのように付き合っていくのかという話になると思っています。

 

そうなると一気に改善する状況ではないというのだけは確かだと思います。それをどうするか。日本中が新年度が始まって「先が見えない状況」の中で活動をしています。何が正解なのか分からない。全てにおいて「最大限の配慮」をするべきだと思っています。油断はできない。実際問題2月末に「休業」に入る前よりは状況は悪化していると思っています。改善されている感じはない。

 

地域によって「状況」は大きく異なるのは事実だと思います。今とのころ山口県では「通常通り新学期が始まる」ということになっています。同じ県内でも場所によっては異なってくると思います。一気に電車での通学が始めれば「リスク」は大きくなります。その部分をどうとらえるか。考えるべきだと思っています。

 

収束する気配がない。その中で人々は「不安」を抱きます。それにより「目標」が見失われる。ここも苦しい部分です。どうするのか。ここは見極めたいと思っています。「ゴールデンウィーク」が明けたら状況が改善するという確約があるなら問題ないですが間違いなく無理です。先が見えない。その中で人はどのように気持ちをコントロールするのか。誰も経験したことがない状況であることは間違いない。

 

自分のこととしてどれだけの人がとらえているか。ここも大きいと思います。考えたいと思います。

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どこへ向かうのか

2020-04-05 | 陸上競技
親しい指導者から同時に連絡がありました。




日本陸連が6月末までの競技会の中止・延期を通達したようです。これによりゴールデンウィーク中の県選手権は確実に中止になると思います。以前からこれは「やるべきではない」と考えていました。関東の方からも大学生が戻ってきます。そうなると感染リスクは格段と上がります。5月末にある県総体を実施するためには全てのリスクは避けるべきだと考えていました。

が、6月末までの競技会の延期・中止となると目標にしていた県総体も実施できないのではないかという話になります。私自身はこのような状態になった時から「インターハイの開催は無理ではないか」と考えていました。日に日に状況は悪化している。東京では都大会自体が開催はできなくなる。そうなると代表が決められないのにインターハイができるのか?全国の選手が1カ所に集まるというのが本当にできるの?そう考えて周りには話をしてきました。

土曜日。選手には「県総体を目標に」という話を少しだけしました。今は記録会自体がありません。この冬で高まった力を持って発揮する場所さえない。県総体が実施されれば「力を確かめる」機会は与えられる。そこに向けてやっていこうという話を。モチベーションが維持できない、上がらないというのはあると思います。しかし、県総体が実施されると決まってから気持ちを高めるのではなく5月末に向けて少しずつやっていこう、と。

競技会延期・中止の話をして聞いてすぐに選手からも連絡が「本当ですか?」という不安に満ちた内容でした。県総体が中心となるとこれまでやってきたことが出せないままになります。進学校では「支部大会」で引退する選手もいます。大半の選手が「県総体」に出場して3年間の「節目」を迎えます。やってきたことを示す場だと思っています。「記録」はもちろんですが「勝ち上がる」ということを目標に掲げて辛い冬を乗り越えてきた。それが「力を示す」場所が奪われるというのは言葉に表現できない感情があります。

まだ確定事項ではないので何とも言えない部分があります。力を発揮する場所さえないまま引退をする選手が大半になるのかもしれません。大学で競技を続ける選手は続けていくのかもしれない。本気でやっていた選手ほどこの現実は受け入れられないと思います。

「記録を出すこと」と「勝ち上がること」は高校生にとって大きな意味を持つと考えています。「速いだけ」ではなく「精神的なタフさ」や「ラウンドを上がっていく中で力を出し続ける」という部分があるからインターハイ路線の試合は厳しさがあります。「記録」だけでは勝ってはいけない。そのことを踏まえて話をしてています。

しかし、その競技会が行われない。ひょっとしたら7月に県総体があるのかもしれない。それが秋になるのかもしれない。日本陸連とは関係なく「記録会」をやることはできないだろうか。県総体が実施される予定の日に人が集まらないように支部大会規模で「記録会」が実施できないだろうか。もしも引退をする選手がいれば「走って終わる」という形にしてあげたい。それは世界情勢とは逆をいく考え方なのかもしれない。

何となくやってきた生徒もいる。「記録が出たらいいな」という気持ちでやっていた生徒もいる。「絶対に記録を出す」と考えてやってきた選手もいる。人それぞれ「目的」があっていいと思う。それぞれに「終わり」は来る。どのような形であっても「陸上」や「陸上競技」の終わりは来る。その最後をどのように迎えさせるか。このは大きいのではないかなと考えている。

全員が大学で競技をやるわけではない。高校で競技から一線を引く選手が出てくる。こちらの方が多いと思っている。どのような選手であっても「終わり」は迎える。その最後をどうするのか。ここに尽きる気がしている。

私の考え方は間違っているのかもしれない。目の前で必死に取り組んできた選手の「想い」は感じ取らなければいけない。「これでもうやらなくて良い」と思う者もいれば「納得できない」と感じながら悶々とする者も出てくる。

何らかの形で正式に記録を計る場面が設定できたら良いなと感じている。それが県総体であれば...。中国大会やインターハイが実施されるのはかなり厳しいと感じてきた。だから選手には「県総体」を目標にという話を続けてきた。これからの情勢を見ながらになるとは思う。「県総体」が中止になった時点で「引退」という生徒が出てくるのは仕方ないことなんだと思う。この情勢の中で受け容れざるを得ないのかもしれない。簡単な話ではない。

憎むべきはコロナウイルス。そして、周囲のことを考えない行動をとる人達。もちろん最大限の配慮をしてもこのような世界情勢を避けられたとは言い切れません。が、もっと何かできたのではないかなと...。1ヶ月間、「部活動中止」となっていた期間本当にやりませんでした。同じメニューを同時に消化するというのはリスクがある。1カ所で同じことをするというのは屋外であっても避けるべきだと考えてやってきました。

どこへ向かうのか。見えません。日本中の選手の気持ちを考えると簡単な言葉では言い表せません。各方面の判断を待つしかないというのが現状です。辛いですね。

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2020-04-04 | 陸上競技

思うことを。

 

これも何が正解かは分かりません。「不要不急」の外出を控える。これが求められています。その状況下の中で「練習をする」ということがどのような意味を持つのか。多くの試合が中止される中で何を目標に練習をするのか。それさえも分からないかもしれない。それなのに「一生懸命にやる」ということを子供たちはできるのか。

 

都市部からすれば「練習をする」というのは「考えられない状況」だと思います。島根と鳥取は「記録会」や「競技会」が実施できる状況だと聞いています。「何故試合をするのか」「何故競技会をするのか」と問われるのかもしれません。「スポーツ」自体が「不要不急」の行為だと思われるかもしれない。しかし、感染者が1名も出ていない状況で「画一的に中止」を求められるのは若干違う気がしています。参加できるのは県内在住の学生だけ。県内在住者のみ。これがダメと言われる理由は見当たりません。都市部からすれば「何故練習をするのか」「何故スポーツをするのか」と問われる。

 

東日本大震災。このときに日本中が「笑ってはいけない」という雰囲気がありました。多くの人が亡くなっているのに笑うなんて不謹慎だ。CMに関しては「ACジャパン」のものが大半を占めるという状況でした。笑いが生まれるCMはなかなか放送しにくいといい状況下にあったのは間違いないと思います。これにより日本中が重い雰囲気の中で時間を過ごしていきました。

 

このとき私は「粛々と活動する」と決めていました。全ての人が「活動を自粛する」ということが本当に「生活」なのか。もちろん、直接被害にあった方もいます。その中で何も影響を受けなかった私が「普通の生活をする」ということが「悪」なのか。「不謹慎」なのか。そこをどのようにとらえるのか。正解は分かりません。「何か」があった時に全ての人が「自粛」することが良いことなのかどうか。もちろん、必要のない旅行などは控えるべきです。自分自身が感染し他者を感染させる危険性があるからです。

 

島根県や鳥取県が「他県が自粛しているのに自分たちだけやるのか」といわれるのは違うなと思っています。それぞれの状況に応じて「できることをする」というのは必要なことだと思っています。「できない」「やるべきではない」という時には絶対に控えるべきですが、細心の注意を払ってさらにリスクを取り除きながら「できることをする」というのは「悪」ではないと思っています。全ての人が同じ活動をする必要はないと思うからです。

 

山口県内。本当に一律にやるべきかどうか。先日から下関市で「新型コロナ」の陽性と判定される事例が上がりました。また、北九州市で感染が広がった中で下関市長が「活動自粛」を要請していました。これは「福岡」と「山口」だからではないと思っています。「北九州」と「下関」は県が違います。しかし、横に長い山口県では「下関」と「岩国」ではかなり離れています。高速道路を使って2時間はかかります。200kmは離れている。それが「同じ県内だから」という「枠」で考えることが適切なのかどうか。

 

今、我々が生活している地域の周辺では「新型コロナウイルス」が蔓延するという状況化にはありません。それでも「新学期」を例年通り始めることが「適切」かどうかは分かりません。40人の人数が一か所に集まって50分生活をする。「密接」「密集」「密閉」の中で活動をすることが本当に正しいか。しかし、これがいつになったら収束するのか。全くめどが立たない中でどう判断してどのように行動するのが正解なのか。見えません。

 

明らかに「地域」による「差」があるのは間違いありません。それを全てで一律に「ダメだ」というのも違う気がします。私は「他校との接触」を一切避けるようにしています。最初は「記録会」の代わりに競技場で記録を測定しようかとも思っていました。しかし、そうなると中学生や高校生と接することになる。リスクが生まれます。選手同士の接触も避けたい。身体を動かすにしても「息が切れて倒れこむ」ような「練習」はするべきではないと考えています。「身体を動かす」という部分がメインになるかなと。

 

「練習なんかはやるべきではない」という意見があるのも間違いないと思います。状況を見ながら考える。判断していく。その代りリスクは避ける。「部活動再開」になったからといって「これまで通り」と考える人もいるかもしれません。「kanekoは部活ばかり」と揶揄されます。まー本質的に私がどのように考えて行動しているかは普段の活動を見ている人にしか分かりません。こうやってblogを書くと「練習のことばかり」と思われても仕方ないのですが。実際問題、そこだけではない。それだけは分かってもらいたい。

 

ここ数日間、普段になく「コメント」がありました。それに対しては真摯に向き合いたいと思います。どのように考えているのかを伝える機会になると思っています。数日前にはなぜか訪問者数が600人近くになりました。残念ながら私はそんな数の知り合いはいません。検索で引っかかって見られたのかもしれない。だからといって「スタンス」や「考え方」は変えたくないと思っています。多くの人に見られるということは「リスク」です。コロナ感染と同じ部分があります。

 

何度も書いていますが「雉も鳴かずば撃たれまい」です。発言をしなければ誰かに何かを言われることもない。だからといって「これまでの生き方」自体を変える気はありません。注目されるようなことをする気もないですし、考え方や想いを発信することを辞めることもないと思います。

 

色々な場面で「差」は感じます。自分の感覚が正しいとは思うことはありません。それでも「何を目指すか」「どうするのか」は考えていきたい。強くそう思っています。環境が許す限りは「身体を動かす」ことはしたいと思っています。ある程度の「自粛」をしながら活動を進めていきたいと。興味がある方はなんとなく見てください。別にみることが「必要」だとは思いません。

 

まとまりません。

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活動

2020-04-03 | 陸上競技

県内の状況を。

 

県内の県立高校は4月1日から「部活動再開」という形になりました。それぞれの学校で「感染予防」をしながらになります。「3密」という部分に気をつけておけばいいのかどうか。「密閉空間」「密集場所」「密接場面」という状況をどのようの避けるか。というか生活の中で本当に避けることができるのか。

 

これまで「屋外で身体を動かす」という部分は「大丈夫ではないか」という雰囲気がありました。密集した状況でなければ感染リスクは低くなる。しかし、それが本当に「事実なのか」に関しては分かりません。根拠がない部分もあります。

 

その中で「部活動をやる」というのがどういうことなのか。これまで通りに「一律」でやっていくのは不可能ではないか。ひょっとしたら「休業期間」と同様に「それぞれが身体を動かす」ほうがいいのかもしれない。もっといえば「家から出ない生活を強いる」くらいでないと「沈静化」はしないのかもしれない。結局、先が見えない状況の中で全員が不安を抱えて生活をしている。

 

大きなリスクの中にいます。「感染経路不明」でも感染者が出ている。「感染経路」が明らかであってもどのような形で他者へ感染していくのかも分からない。「命」を守るという意味では行動に関しては考えていかなければいけないと思います。

 

「練習」をする。「不要」かもしれないなという考えもあります。今は様子を見ながら感染予防に努めながら進めていこうと思っています。全てを自粛という話で問題が解決するとは思いません。島根や鳥取では感染者が出ていません。記録会なども実施されるようです。それぞれの県内在住者のみが参加できるようになっていますが。他県からの参加は認めない。「リスク」を絶対に避けるという考え方です。当然の話。

 

今は「部活動」として再開しています。極力「密」になる状況を作らないようにしています。来週からの学校再開も「リスク」が伴っています。県全体の方向性がどのような形で示されるかによってずいぶん違ってくると思います。学校によっては、指導者によっては「これまでの部活動と同じ」で考えて行動するのかもしれません。私は「違う活動」として見ながらやっていくことも必要かなと思っています。そもそも「部活が必要か」という話にもなっていくのかもしれません。

 

絶対にやらないと決めているのが「追い込む」ことです。呼吸が一気に乱れるようなことは絶対にやらない。感染リスクが上がるからです。もちろん「運動」をしている時点で「リスク」は「0」だとは思いません。では「家から一歩も出ない」という選択肢が今の状況でできるのか。選手にも「我慢」してもらわなければいけない状況だとは思います。「やりたい」と望んでいてもそれを最大限にかなえることはできないかなと。

 

この記事に関しても様々な意見が出ると思います。「活動をする」こと自体が今の時期には相応しくないという意見が主流なのかもしれません。地域差はあると思います。福岡県北九州市で「クラスター」が発生しているので下関では市長が会見をしていました。これにより色々な制約が生まれると思います。受け入れていくしかないのかなと。

 

この休業期間中もでしたが絶対に強引なことはやりません。情勢を見ながら行動したいと思っています。

 

まとまりませんが・・・。記録しておきます。

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状況に応じて・・・

2020-04-02 | 陸上競技

色々とあります。それでも「やるべきこと」を見極めながら進みたいと思います。

 

全国的に「新型コロナ」の感染が広がっています。どこを基準に「生活をするのか」という部分です。関東や関西では「集団感染」が広がる。感染経路が分からない状況で対応策も困るという雰囲気。片や地方ではそこまで深刻さを感じていない部分がある。危険だとは思います。

 

3月末から「施設開放」が実施されました。このことに関しては「都市部」からは考えられないかもしれません。4月1日からは「部活動再開」です。もちろん様々な条件が付けられています。この「休業期間中」にどのような感じで過ごしたのかによって「状況」は大きく異なると思います。うちは比較的自分たちで練習を積んでいるのでスムーズに移行しているかもしれないですね。

 

とはいえ「施設開放」になったからといって「部活動」ではない。これは3月中は徹底したいなと思っていました。学校で身体が動かせる。そのことに対してどう受け取るか。「部活ができる」という感覚ではありません。「休業期間」と同じように「自分たちで考えて練習をする」というスタンスは変えないようにしていました。開放が「金曜日」からだったので金曜日土曜日はある程度開放して日曜日は「休み」に。そこまで詰めてやる必要用はないなと。

 

この休業期間。モチベーションが維持できない状況の中でどれだけ身体を動かすことができたでしょうか。それも分からない部分です。見えてはいません。繰り返しになりますが都市部と地方ではずいぶん違います。島根や鳥取は感染者が一人も出ていないので通常通りの生活をしていると思います。「危機感」というものは持っていないかもしれません。見えない部分があるので。身近に感じなければ人の行動は変わらないのかもしれません。

 

同時期に県外で陸上競技教室が開かれたことが取り上げられていました。指導された方が「新型コロナ」の「陽性」と判定されたと。90人以上が濃厚接触者という報道がされていました。こうなると「外での活動も自粛するべき」という話になるかもしれません。この参加者に「中国地方」の選手がいればひょっとしたらそれぞれの県で「活動自粛」になるかもしれません。もちろん、開催された県ではしばらく活動はできないでしょう。自分たちのことに置き換えながら冷静に見ていきたいと思います。

 

「陸上競技が全てではない」とは思っています。だからといってこれまで一生懸命に練習をしてきた選手たちが「自分の力を出す」場所がないというのは忍びない。「試合どころではない」というのは当然あります。それぞれの価値観の中でどう生きていくか。

 

ニュースでは「自分にはあまり関係ない」と発言する若者も。もちろん「切り取り」ですから全ての若者が同じような考え方ではないと思います。しかし、「自分が感染する」だけではなく「他者に感染させる」リスクも存在ます。そのときに「責任」はとれない。

 

志村けんさんが亡くなられました。面会もできず、火葬場へ付き添うこともできず。「お別れ」ができない。これは親族にとってはつらいことだと思います。インフルエンザで亡くなる方もいる。しかし、新型コロナは「別れ」さえもできない状況になる。

 

そう考えると「身体を動かす」ことができるというのはある意味「幸せなこと」なのだと思います。「不要不急」といわれます。スポーツ自体は「不要」だとは思いません。先日テレビで「吹奏楽団」の方がコンサートができなくなったと言われていました。その状況になって「自分の仕事は不要なのか」と思い悩んだと。それでも「できることをする」と考えてネットで全員が集まってコンサートをすることにしたと。何ができるかを考えていくしかない。

 

「スポーツ」も「文化的活動」も「なくてもいい」といわれるかもしれません。本当に不要なのか。それは違うと思っています。「何が何でもやらなければいけない」ものでもありません。それぞれがどのように捉えてやっていくか。そこが大事なのかなと。

 

多くの方が亡くなられています。対岸の火事ではない。そのことを常に頭に入れておきたいと思います。「部活動をやる」「kanekoが抜け駆けして部活をしている」という話になっていたのかもしれません。やっていません。「自主的活動」です。本人たちがやりたくないと思えばやらなければいい。やるというのであればサポートするという形でした。「何が違うのか」といわれるかもしれませんが。明確に違うと思います。

 

部活動が再開になりました。しかし、こちらも様子を見ながら実施したいと思います。先が見えない。それだけは確かです。この時期、自分たちの中で「陸上競技」を通じて何を感じられるか。単純に「速くなること」だけではないのかもしれません。

 

考えながらやっていきたいと思います。また書きます。

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ほうれん草を育てる

2020-04-01 | 陸上競技

色々と。「エビを育てる」という気持ちが強くなったので実際に行動に移しました。これはどのように捉えられるかわかりませんが。社交辞令かもしれませんが「癒される」という言葉をもらいました。

 

「エビを育てる」ことに付随して「育てる」ことに対しての意欲が湧いてきました。前任校では「トマト」や「朝顔」を育てていました。日直に仕事として「植物への水やり」を課していました。長期休業中は自ら水やり。

 

実はこの「育てる」ことで生徒との会話が飛躍的に広がります。熱帯魚の様子やトマトが実ったという話を毎日のようにします。昨年イチゴを育てているときも「芽が出た」とか「双葉が出た」という部分を話します。今でも「イチゴはどうなったのか?」と生徒が聞いてくる。残念ながら「枯れてしまった」のですが・・・。種から育てる難しさを痛感しました。

 

で、「エビ」を育てるためにその「餌」を育てようと。レッドビーシュリンプは「ほうれん草」を食べます。これをツマツマするのを見るとかなり癒されます。生体を購入した時に「餌」も購入してはいます。しかし、どうせなら「ほうれん草」も育てようと。機械科が「農大連携」で色々なものを育てていました。そこに相談して「プランター」をもらう。そこで「ほうれん草」の「種」もらう。

 
「有効期限」が切れているということでネットで調べる。これは全く関係なさそうなので3種類もらって植えることに。どのような種類の差があるかはわかりません。このプランターには「貝殻」「石灰」などのものが含まれている。どのように生育に差が出るかわかりませんが。
 
 


 
こんな感じで3種類を植え分けました。何がどうなるかわかりませんが。そして育ったとしても「違い」が分からないかもしれない。それでも育てていくなかで分かってくるかなと。



こんな感じです。できるだけ人の目につくところに置いています。「育っているな」という感覚を持ってもらえたらなと。
 
これにより勢いが出てきました。花壇があるのでそこで「作物を育てよう」という欲求が。ここで「サツマイモ」を育てようかと。さらに色々な種類の「作物」を育ててみることに。どれだけできるかわかりませんが。
 
陸上競技と全く関係ない内容をつらつらと書いています。競技についても触れていきたいとは思います。可能な限り書きます。
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