ここ最近のこと。本当にいろいろとあります。
書いてはいませんでしたが1月23日に「ソーシャルブレイクファースト」のイベントに参加してきました。誘っていただいたので。東京で行われているイベントを山口でもということで。実際に様々な活動をされている3人が山口にいらっしゃっていました。街づくりについての話。起業家教育にも間違いなく役立つだろうと判断して。19時から食事をしながら話をする。かなり面白かったですね。これまでこの手のイベントに参加したことはありませんでした。狭い世界で生きていたなと痛感。
私も話をさせて頂きました。質問ですが。どうやって生徒に必要な刺激を与えるか。教員からの話だけではなく色々な角度からの話が必要になってくると思っています。私が何かやるというのではなくパイプ役になって何かができれば良いなと思って。できれば東京で起業している方々の力を借りながら刺激を与えていきたい。その話をして上手くいけば協力を得られるのではないかなという手応えを得る事ができました。
28日の火曜日にはこの1年間のまとめの発表会を市民会館で行うしていました。生徒が考えたビジネスプランを発表。学内でもできると思いますが、場所を変えて行うことでこれまでにない緊張感があると思います。外部の方を呼んで講評して頂く。さらにはその場に保護者に来て頂いて生徒の姿を見てもらう。そこに意味があると思っています。
YouTubeライブでの配信を考えていました。月曜日に不安だったのでまたお金を払って利用させてもらってリハーサル。何とかうまく行くようになりました。が、火曜日の朝はまた上手くいきません。パニック。時間がないので焦ります。久々にテンパりました。これまた理由が分からないのですが何となく上手くできました。ギリギリ。
発表を聞いていて様々なグループが考えて話をしている姿をに感動しました。やってきたことの意味です。多分他の学校と比べてかなり高いレベルでのプレゼンができていると思います。実際に見てもらうことはないかもしれませんが。できれば他校と直接比較できると良いなと感じました。外部の講師も全国的に見ても高いレベルの取り組みだと評価して頂きました。社交辞令的なところも大きいと思いますが。ロールモデルになり得ると。
何度か書いていますが、元々私自身は周りから評価をされるためにやっているわけではありません。生徒に何がプラスになるかだけです。競技指導も同様。伝えても伝わらない生徒もいます。これまでは何とかしてというのもありました。が、「伝わらない」という事実が分かったというのは私自身の成長なのかもしれません。伝わらなくても伝えていく。流石に余りにも酷い場合はもう良いなと思いますが。私自身は聖人君子でも何でもありません。個人的な感情はあります。余りにも失礼だったり無礼な行為に対して全てを寛容に受け入れることはない。
その事を伝えていく必要があると思っています。私は陸上競技に拘りがあるわけではありません。何かを伝えるツールがこれまでは陸上競技だったというだけ。他にも伝える手段はあります。今回起業家教育に関わってみて私自身が何かを伝えるツールがかなり増えたと思っています。生徒に起業させようという話ではありません。マインドセットの話です。まー分かってもらえないと思いますが。
成長している姿を目の当たりにすると流石に嬉しいですね。負荷は高かったと思います。それに耐えてくれたというのも大きい。1年間かけて全く別の活動をしていったことが上手くリンクしているなという印象。数値で測れるものではありません。アウトプットすることができるかどうかです。プレゼン能力はかなり高くなっていますし、コミュニケーション能力や企画力も上がっていると思います。
この力をどう活かしていくか。これから先の話になります。その姿を見れないのが寂しいですが。ほとんどの人は私が商業教員だと知らないと思います。その辺のおっさんですから。それでも何かを伝える手段を持っておくことは必要だと考えています。実際にプレゼンを見ると今でも起業できるのではないかというグループがいくつかあります。一般企業の方に見てもらってどう感じてもらえるかという興味もあります。
何となくしか書けません。教科教育で何を伝えるのか。陸上競技しかできないというのは面白くないと思います。そのうち陸上競技を離れる時も来るのだと思います。その時自分に何が残るか。自分自身の道をきちんと見ていきたいなと強く感じています。