あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ビリー・ワイルダー監督の「麗しのサブリナ」をみて

2013-09-11 10:24:33 | Weblog



闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.555


1953年の「ローマの休日」の翌年のこのモノクロ映画では監督がビリー・ワイルダーで、ヘプバーンのお相手をハンフリー・ボガードとウィリアム・ホールデンが務めた。

元になったサムュエル・メーラーの戯曲がよく出来ているうえにワイルダーの演出が見事で、女に無関心だったボガードと弟役のホールデンに夢中だったヘプバーンの恋物語がどんでん返しの幕切れとともに鮮やかに描かれている。

ドレス担当のジバンシー、衣装担当のイディス・ヘッドも良い仕事をしていて、かの有名なサブリナパンツも名車ロールス・ロイスともども印象的に画面を刻んでいる。




     教室の女子学生の大半がパンツの膝を出している2003年夏の試験日 蝶人
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