闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.846&847
ジョン・マクティアナン監督の「ダイハード3」をみて
NY市内の大爆発からはじまって、テロあり、カーチエイスあり、地下鉄から海から空から地下道まで縦横無尽に転回するサスペンスを、大口あんぐりで楽しむ一大エンターテインメント映画なりい。
満身創痍で大活躍のブルース・ウィルスに対する犯人に、ジェレミー・アイアンズを配したことも正解である。
レン・ワイズマン監督の「ダイハード4.0」をみて
高速道路を疾走中に、ジェット機からミサイル攻撃を仕掛けられたダンプに乗った主人公が、どうやって逃れてどうやってそのF104に乗り移り、墜落する戦闘機から無事脱出できるのか?
漫画ならともかくそれを4D駆使とはいえ映画でシレッとやってのけるウルトラスーパー大活劇に脱帽。しかし残念ながら、この映画では前作と違って犯人があまりにもうすっぺらで、悪人オーラが弱すぎる。
春逝きし君のスノードームはなぜか冬いつも静かに雪が降ってる 蝶人