闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.955、956
○クリント・イーストウッド監督の「J・エドガー」をみて
俳優として成長したあのディカプリオ選手が、FBI長官のフーバーをいそいそと演じている。あと20年もしたら名優になるかもしれないな。
フーバーはVIPの個人的秘密情報をこっそり入手してそれで大統領や司法長官をゆするものだからニクソンまでは誰も首を斬れなかったのである。あの地獄の仏蘭西革命を生き延びたジョゼフ・フーシェにちょっと似ているな。
しかしフーバーがホモとは知らなかったずら。
○ドン・シーゲル監督の「白い肌の異常な夜」をみて
女の園に逃げ込んだ北軍兵士が両手に花、酒池肉林と喜んだにも束の間、足を切断されたばかりかとうとう毒殺されてしまうという笑えぬブッラック喜劇ずら。イーストウッドも妙な映画に出たもんだ。というかそんなチョイスさえ出来ない売り出しちうの時代の産物であろう。
イケテルと思いしことが泥まみれ他人事ではないWの悲劇 蝶人