「これでも詩かよ」第51番&ある晴れた日に第185回
ある晴れた日の昼下がり、
「岐れ路」のハム屋さんで買い物をするために、妻と歩いていたら、
「歌の橋」をちょっと過ぎたところで、
2人の女の子が手をつなぎ、歌をうたいながらこちらへやって来たんだ。
横浜国大付属小の帽子をかぶった双子の姉妹のような女の子。
たぶん2年か3年生くらいだろう。
聴いたことのない曲だが、見事にハモッてる。
歌ってる。ハモッてる。なおも歌ってる。ハモッてる。
思わず振り返って、その後ろ姿を眺めていた私だったが、
「可愛いわね。目がキラキラ輝いていたよ」
という妻の言葉を聞いた途端、なぜだか涙があふれでた。
なぜだか涙が飛び出したんだよ。
なにゆえに少女の歌を聴いて涙が出るの「歌の橋」を過ぎた邊りで 蝶人