今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

伊豆高原・花吹雪

2021年10月31日 | 伊豆

伊豆高原・城ケ崎温泉

花吹雪

(静岡県伊東市八幡野)

 

源泉かけ流しの湯殿だけでも

7カ所あるという

「花吹雪」さんは

広大な森の中に佇む温泉宿です。

 

私たちは、宿泊ではなく

その建物の中にある

倶楽部ハウスで食事をいただくため

薄暗くなったころに伺いました。

 

 

 

花吹雪特製カクテル

森夢幻 (もりむげん)

地元伊豆高原産の蜂蜜に

ライムとミントが入ってモヒート風。

基本はノンアルコールですが

私たちはアルコール入りで。

 

食前酒としていただきました。

蜂蜜入りだから

ちょっと甘いけれど

スッキリして美味しかったです。

 

 

なにはともあれ

ワインのボトルをお願いして

懐石コースのスタート

 

 

先付

胡麻味噌焼き

 

スプーンで掬ってみれば

↓↓

中には伊豆のアオリイカ、

鱈の白子、里芋、

丸十(さつまいも)、蕪

鱈の白子がとろけるようで

特に美味しかったです。

 

 

八寸

胡麻麩としめじの胡麻和え

炙り〆かますの棒寿司

アワビの味噌炊き

静岡県産美味鶏の松風

伊豆産本海老の老酒漬け 長芋

いちょう丸十(揚げさつまいも)

 

八寸は見て楽しく食べて美味しい。

地元産の肴が揃い、

お酒もすすみます。

 

 

御造

炙り金目鯛、カンパチ、クロダイ

赤もく寄せ、オクラ、スプラウト

天城山本山葵「真妻種」

 

魚は三種類とも

地元伊東港で獲れたもの。

新鮮でさすがにおいしい。

海藻の赤もくを寒天で寄せたのも

なかなかの美味でした。

 

 

蓋物

静岡特産 海老芋の饅頭 銀杏入り

鱶鰭(ふかひれ)の姿煮

芽蕪、人参、松葉柚子

 

上の芽蕪、人参、松葉柚子を

取り除いてみれば

↓↓

小さくとも鱶鰭は鱶鰭ですが

その下の海老芋の饅頭が

ねっとりして

得も言われぬ美味しさでした。

 

 

中猪口(なかちょこ)

自家栽培のやまももと

山葵のソルベ

中猪口はお口直しなので

シャーベット。

 

やまももは

伊豆高原のシンボル的なもので

あちらこちらでよく見かけますが

義実家の庭にも

大きな木が植わっています。

それだけに、

この一品は、正直驚きました。

 

というのも…、

やまももとワサビの組み合わせって

ちょっと思いつかないけれど

これが…、

すこぶる美味しかったのです。

 

 

焼物

静岡牛「葵」の炭火焼き

藁の薫香仕立て

揚げ針牛蒡、菊花、ザクロ、

焼目百合根茶巾、特製たれ

 

少し大きく

↓↓

私には、この日の一番。

お肉も柔らかくて美味しかったけれど

パリッと揚がった牛蒡に

真っ赤なザクロがのっているのも

気に入りました。

 

係りの男性に

「牛蒡が糸のようで凄いですね」

とお話したら

「はい、細く細く切って

油にふわっと散らしてサッと揚げます」。

調理法は単純だけど、

ま、素人にはチト難しいです…。

 

 

御飯 三種の天然きのこおこわ

留椀 馬鈴薯の摺り流し

     揚げ海老真薯 粉山椒

香の物 胡瓜の黒文字漬け

         エリンギの粕漬け、汐吹昆布

 

御飯を少し大きく

↓↓

この「おこわ」にのっている

三種のきのこに関しては

係りの方が

丁寧に説明してくださいましたが

夫も私も

すっかり忘れてしまいました…。

おこわだけに

もっちりした御飯で、

美味しいものでした。

 

 

料理屋菓子

柿のクリームチーズのせ

梨の水晶寄せ

クリームチーズやミントと共に

口に入れる柿はちょっと別物。

サクッと食感の良い梨も美味しい。

 

おいしかったお料理も

これでオシマイ。

 

お料理はどれも素晴らしく

器の演出も最高でした。

おもてなしへのこだわりが感じられ

贅沢な夜になりました。

 

 

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