3千万円ほどで出来る駐輪場を11億円も掛けて地下に作る不思議

2007-01-22 03:59:48 | Weblog

市HP「住民投票条例」への市長の意見書Q&Aについて(Q18.20)

Q18 なぜ地下駐輪場が必要なのですか?
A   約1000台の駐輪場がなくなります。駅周辺200M以内に代わりの土地を確保できないからです。

そもそも、東村山駅西口周辺には民間の駐輪場も含め約1500台分の駐輪場が既にあります。1000台の駐輪場も廃止せず、継続の努力をすればいいのです。
「西武鉄道に返還を求められている」ことを口実にしている第1駐輪場は、引き続き鉄道事業者の義務として、駐輪場用地として、借りることが出来るよう要求すべきです。

再開発を計画したセントラルコンサルタント㈱に、いろいろな数字を駆使して1500台分の地下駐輪場が必要な訳を作らせました。
  (こんな計画策定にまで、莫大な費用がかかっているのですよ!)

再開発計画の初めは、今の予算(11億円)の3%にも満たない額で駐輪場は地上に建設する予定でした。
それが、突然地下に変わったのです。一体何のために
地上では3000万円なのに、地下なら11億円。誰かが儲けられるからでは?
というのがもっぱらの噂です
これが一番の無駄遣いかもよ
違約金を払っても、建設を中止にした方が再開発も安く済むはず。

《突然選挙の公約で飛び出した》

私が地下駐輪場計画を知ったのは4年前の市議会議員選挙の運動中でした。
地権者の一人である自民党の議員が
「1500台の地下駐輪場ができます」と東村山駅西口で演説していたのです。
寝耳に水でした。選挙が終わって担当所管に聞いても、
「知らない」という答え。しかし、この答えはウソだったという訳です。

それから1,2年後、突然市報に「地下駐輪場建設の説明会日程」が掲載されました。
参加者、わずか20人たらず。行政、コンサルの社員が多い説明会でした。

参加者の民間駐輪場の方々が
 「あんた達は調査したというが、われわれから聞き取りをしたのか」
 「われわれの営業妨害をするのか」
等々、厳しい意見ばかりでした。
それこそ、賛成意見はなかったのです。
その場は、行政が「個別に相談させてください」といって、説明会を終えました。

地下駐輪場が出来て、街に賑わいはなくなります。なぜなら、駅を降りてきた市民は、100㍍ビルの1階のスーパーで買い物をしたら、後は家に帰るばかりで、町のお店による必要はないからです。

そもそも、商工会長出身の市長がこんな案で “GOサイン” を出したこと自体どうかしていると思うけど・・・
また、商店会などを支持母体にしているであろう自民党や公明党などの与党が、ナゼ、自分の支持母体の首を絞めるような案に賛成できるかこれも不思議だし、
商工会がなにも言わないのも、一体誰のための組織なのか分からないのよね~って感じ

みなさんどう思います。

Q19 工事車両の出入りの安全対策は万全か?
A   工事予告版での通知、交通誘導員を配置します。

 当たり前のことばかりです。
しかし、工事車両が通る鷹の道は、歩道も狭く、自転車、車椅子などは車道を通行するしかありません。
今でも、歩道から車道に転んで骨折した、怪我をしたという市民が怒りを込めて、何とかして欲しいと訴え続けているのに、「お金が無いから歩道が広がらないのです」そこを10トン以上のトラックなど工事車両が頻繁に通るのです。
事故が起こらない方が不思議だと思いますが、考えすぎでしょうか


既に、始まった現地の解体除却工事の説明会ですら、こうしたことについての十分な説明は行われませんでした。
また、H13年に行った数字車両数の調査に基づいて、
「通行車両はそれほど多くない」
「交通渋滞はそれほどにはならない」といっていますが、
しかし、今でも、雨が降れば鷹の道の郵便局近くの踏み切りは大渋滞を引き起こすのに、その対策も十分出来ず、
住宅地の中に迂回する車両を止める手立ても取られません。

一体どうなってしまうのでしょうか。
市民の安全に責任を持ってもらいたいものです。