やっぱり予想通り 東亜建設工業(㈱)が落札しましたね~

2007-01-31 14:59:54 | Weblog

1月30日、 

東村山駅西口再開発の、本体工事、入札が行われました。
一般競争入札なのに、予定価格も公表されず、
また、入札参加資格も、不当に低く設定し、

その結果、参加企業に 3社しか名乗りを上げなかったそうです。
そして、注目の入札結果です。

  予定価格は 税込み 65億3940万円。事前公表は有りませんでした。
                            (東村山市の事業では有り得ない)

  落札企業は かねてからの噂どおり、

  東亜建設工業株式会社 落札金額は 52億6000万円

  2番目の札は 大成建設株式会社   66億3000万円

  3番ての三井住友建設株式会社は、辞退で入札には参加ぜず。

  予定価格と、落札価格の割合は、80%。
   公表はされていませんが、最低限度額も80%だったのでは?

 東亜建設工業㈱は、再開発組合の準備段階から、
  お金を無利子で貸し付けたり、
  社員を派遣したりと、
  いろいろと協力してきた甲斐があったというものでしょう

 いいんですかね~
こんな安直な入札結果で、
しかも、一番競争性が高いと言う、一般競争入札のはずなのに、
たった2社しか競争しなかったなんて、

あらかじめ、仕組まれていると噂されていたので、大手デベロッパーも、嫌気がさして、参加しなかったのではと、これは福田のかんぐりです。


住民投票条例への市長の意見 最後のQです

2007-01-31 10:53:59 | Weblog

 住民投票への市長の意見(東村山市HP掲載)Q&A についての最後の項目になりました。最後に、重要な部分が残ってました。ペテンのようなQ&Aです。

Q21 市民の直接的な意見を表す方法として、住民投票についてどのように考えていますか?
A   市民参加のしくみづくりは、大変重要な課題であると考えます。現在、このしくみづくりについて、検討を進めていますので、そのなかで、住民投票についても検討していきます。

 このQ&Aこそ、市民をバカにしていませんか
  今から、市民参加の、『しくみ』 づくりを、する?
  バカ言っちゃいけない  と言いたい。 (『しくみ』づくりの是非は後段で)

 住民は、

 今の、再開発について、
 税金の使い方、ちょっと待て、市民の意見を聞け、
 と言った
 のであって、

その意見を聴く機会を、奪っておいて、今後、しくみづくりをする
本末転倒でしょ  

 再開発については、これまでも、『しくみ』なんかなくても、幾らだって、住民の意見を聴く機会はあった
現実に、住民説明会で、市民は、、
 「一〇〇㍍ビルは要らない」
 「地下駐輪場はいらない」
 「新しい公益施設も要らない」
 「中央公民館の設備こそ修理してほしい」
等々、厳しい意見を、市長に、直接、伝えてきた
これが、住民の意見を聞く、大事な場面だったはず

 『しくみ』 が無いから、あのときの意見は、意見ではないと言いたいの
もし、そうなら、
市長にも、行政にも、
市民の代理で、自治体を運営する能力が無い
と、いわなければならない

 今回の、再開発問題について言えば、その初めから、本気で、市民の理解を得るつもりはなかったと言ってもいいくらいである

本来、法的な措置である、都市計画決定は、十分に市民に通知して、説明会を行い、住民が納得した上で、なすべきであった、
が、そのための説明会は、意味も知らせず、
市報に、数行、日程のみを掲載、
ぐうぜん気が付いた市民と、多くの、行政職員、コンサルタント会社社員、地権者を含め、100人にも満たないなか、疑問が出ても、検討すると言うのみで、回答の機会も与えず、とにかく、説明をしたというアリバイづくりであった

 情報が不十分ななか、お金が無いと、他の市民要望は退けられ、一方では市民の税金が大型開発に湯水のように注ぎ込まれる、
こうした、お金の使い方をチェックすべき議会が、事もあろうに、
 「財政は、大丈夫」
 「借金は、まだまだしても問題ない」
 「夕張のようにはならない」
という答弁を行政にさせ、

さらに、「市民は、(日本共産党などに)惑わされている」
    「不安を取り除け」
    「十分説明しろ」 と、要求。

 その結果、昨年10月1日付け市報から、4部作の、再開発問題についての計画の詳細が掲載されたが
それは、住民投票に反対をした議員や、市長、行政の弁を借りれば、
まさに、『今更、意見を言っても遅い』 時期になっていたのである 

 今回の、住民投票を求める、市民の運動は、
 こうした、市長や、行政、議会に、不信感を持った市民が、
 議会に、市民意見を代弁させるだけでは足りない

 法律に定められた権利、直接請求権を行使して、この再開発の問題で市民の意見を直接反映させよう と、
今、直ちに 『住民投票制度』の制定を求めたもの で あって、
それを、今後の課題として、先送りするなど、とんでもないことである
これこそ、市民の権利の行使を、取るに足らないもの だと考えていることの現れである 

 その行政が、今後 『しくみ』 づくりをする
そりゃ、作るにこしたことは無い が、
一応、意見は聞いた、検討すると答え、その検討結果で、再び意見を聞く機会を作らないのであれば、今と全く同じであり、『しくみ』 を作る意味は無い
今回と同じ事が繰り返されるのみである、
このままでは、
この 『しくみ』 も、市民の意見を聞かずに作られるかもしれない

こうした不信感にはいったい、どのように答えるのだろうか

以上、住民投票を拒否した 市長や、議員たちの 言い訳とも言うべき、このQ&A
市民の代弁者たるべき議員として、それは、違うだろ という 思いで、反論してみました。
市民の皆さんにとって、不足の部分もあると思いますが、お互いに、補足しあって、
今後の、住民運動、市民参加の運動の、よりどころになればいいと思います。

 私は、住民投票について、市民の代弁者であるべき議員は、
再開発への賛否はともかく、意見の表明権については、全員が賛成すべきであったろう と今でも考えています。
 議会で、口先だけ、市民参加を唱えても、今回の住民投票を葬り去っては、市民参加を求めたことにはなりません。

武蔵野市では、地域の活性化を求める、開発や、地区計画のあり方について、地権者や、地域住民の声を生かすために、あくまでも合意を形成するために、市民が主体となって、取り組んでいることも報告されています。

 あの住民投票は、本当は、共産党がだめにした という 議会会派もいるようです。

 しかし、この再開発の問題を、議会当選以来、住民参加でと言い続け、
情報開示を迫り、財政問題も指摘して、見直しを求め続けたのは、ほかならぬ、私、福田かづこと日本共産党東村山市議団であったと言うことを、
私は、自負しております。
この4年間は、全ての議会で、質してきました。

 だからこそ、住民のみなさまや、佐藤議員とともに、住民投票実現に、真剣に取り組んできました。ご一緒に運動を進めてこられた、多くの市民のみなさまがご存知のことです。

今後も、再開発の無駄遣いを許さず、市民の税金の使い方を、市民の目線で、厳しくチェックし、市民生活優先に、税金が使われるよう、頑張ります。

これからもどしどし、厳しいご意見、お寄せください。