先に紹介した、伊勢崎市の大観覧車、計画が中止になりましたね~
議会がこれにゴーサインを出し、傍聴していた市民が怒って席を立つ場面から始まったTV報道でしたが、
反対の署名がそれこそ2万近く集まって、
総務省が『合併特例債』の発行を認めないとか・・・
当然です
それで、伊勢崎市の市長さんは建設計画を断念すると発表していました。
伊勢崎市の皆さんは喜んでいることでしょうね~
よその町の事ながら、わが事のように嬉しいです。
住民投票についての
市長の意見書(東村山市HP)について
さて、わが東村山市の住民投票への市長の意見書について、です。
時間を置いてしまいました。続きを報告します。
Q18の駐輪場が必要云々で、追加報告です。
ちなみに駐輪場の構造設計(?)も問題です。
1500台収容を売り物にしています。
自転車の入り口は南北に各一箇所、
南の鷹の道からアクセスする入り口は、3台まで利用可能なエレベーターと、人が駅に向かう階段のみ
北のバス通りからアクセスする入り口に、自転車用スロープ(エスカレーター)2台となっています。
つまり、朝のラッシュ時、バス通りから1000台もの自転車が、一つの入り口に集中することになるのです。
事故が起こらない方が不思議だということも付け加えておきます。
Q20 西口再開発に税金が投入されて、他の事業費が削られているって本当ですか?A そんなことはありません。学校の耐震h補強やトイレ改修、市道整備、乳幼児医療費の0歳児所得制限廃止、住宅用太陽光発電システム設置補助金新設など、福祉や環境、教育などの分野の充実、新たな事業展開も図っています。
それこそ、そんなことはありません です。
確かに回答のようなことはありますが、
しかし、昨年3月議会の
公民館などの全面有料化と料金値上げ、
手数料の値上げ、
4月からの国民健康保険税の値上げ、介護保険料の値上げなどは、
まさにこの関連予算から東村山市の税金投入を減らすための対策です。
学校の耐震補強工事、多摩地区でも一番遅れているといわれています。
耐震診断も、私達共産党が、全校調査を行い、学校の耐震診断、改修を急ぐように毎年要求してきましたが、
コレまでは、1年1校のペースでした。
『お金が無い』 からです。
今年度、一気に耐震診断終えました。
なぜか、文部科学省が号令をかけたからです。
子どもたちの学校の現状ご覧になってください。
雨漏りはする、
教室の壁は汚れ放題、
図画などの掲示をする部分もクロスが破れている。
トイレは、子どもたちの体に合っておらず狭い、臭い、汚い。
冬は暖房費も削られている、
子どもたちの移動教室や修学旅行費補助、中学校で5400円のところを、400円削る。他市と比べて遜色ない額で有ればまだしも・・・です。
市道整備費?
お金が無いと年々減らされてきました。
私有道路整備補助金、結局広く皆が通る道路ですが、ついに2006年度は予算0円になりました。
これらは、み~んな、お金が無いことを理由にしています。
それなのに、再開発や大型道路建設は、お金がなくてもやる
つまり、そのために他の予算を削ったのではありませんか
今の市政のお金のベクトルは、全て、再開発に向いているのです。
再開発のお金を捻出するために、『節約』 しているのです。
もちろん、福祉のお金が 0 になることはありません。
なぜなら、国の制度や東京都の制度は実施する義務があるからです。この分は国もお金を負担しているからです。
子どもの医療費助成?議会から要求されてやっと、すすめたのではありませんか
0歳児所得制限なしは、多摩地区でも一番遅れています。
すでに中学校まで無料とする自治体も出ています。
昨年の議会で、日本共産党はこの制度をもっと充実するよう求め、条例提案を共同で行おうと各会派に申し入れました。
結果、生活者ネットと、市民自治の会(島崎議員)は賛同しませんでしたが、他の会派が共同で、市長に要望を行い、来年度からはもう少し前進することが予想されています。
9月議会では、日本共産党の黒田議員が小学校入学前まで、医療費は無料にしようと質問したのに対し、
なんと、市長は「お金を持ってきてくださいよ」と、答弁していたのです。
自治体財政は、どこでも大変です。
金持ちの自体が、どこにでもあるわけではありません。
しかし、心ある、市長や、議会は、
たとえ保守の首長であっても、一番自治体がやるべきことは 住民の福祉の増進だと言って、景気が回復するまで、大型開発を控える 手法をとっているのです。
わが東村山市に無いのは、お金ではなくて、
あるお金を、福祉や市民の暮らしを守ることを優先する心ではないでしょうか
Qは後一つとなりました。
また、次にします