プライバシー法で敬老会の招待状が届かない?

2008-10-02 14:44:59 | Weblog
 実家の母が故郷の味を送ってきた。
バンシロ(グァバ)の実である。
とても良い匂いのする果物で、私の好物である。20個くらい届いたが、
いつの間にか娘たちが食べて、無くなっていた。

が、ねえ~お母さん、グァバは今の季節の物?もう送ってもらえないの
と言うので、
食べ終わって、数日も過ぎて、お礼方々また無心をした。

 ところで、敬老会言ったの と何気なく聞くと
母は、
「それがね、ここの敬老会は、25歳になった年の子どもたちが開いてくれるのだけど、プライバシーの問題とかで、招待状が来なくなったの。
だから、新聞などの行事案内を見ていくのだけど、
私は新聞をとっていないから今年もいつ敬老会があったかわからないので行かなかったのよ」
というのである。

わたしは、ビックリするやら、おかしいやらで
「それはおかしいよ、青年たちがやっているのであっても、行政が情報を提供できる仕組みがきっとあるよ」というと
母は、「そうか、じゃあ月曜日に、役場に行ってそのように言って来よう」と嬉々としていった。
その後の顛末は知らない。

母は、後期高齢者である、妹や弟の扶養家族として健康保険に加入していた。
貧乏で、自分ひとりの稼ぎで、生活保護も受けずに6人の子を育ててきた。
そんな生活では、年金の免除制度を利用するしかなく
結果、年金は月5万円にも満たない
こんな母から保険料を天引きするのである
母は、「役場でね、天引きされたらきっと生活できない年寄りがいるから、あんたたちは町を回って、そんなお年寄りを見つけて、ちゃんと暮らせるようにしてあげなさいと言ってきたんだよ」という。
そして、「ネセ(青年の意)が、は~わかりましたと言っていたけど」と、

子育て中に、医療機関で働き、生活に困っている人々の世話をして来た母ならではである
まだまだ元気だわと、一人胸をなでおろした。

バンシロがまた届いた。
自分の生活も楽ではないのに 魚、野菜と送ってくれる
本当に 親とは ありがたいものである

ころころの森ー東村山市子育て総合センター開所

2008-10-02 14:20:24 | Weblog
今日は久しぶりの快晴
昨日までのうっとうしさが嘘のようです。

 台風、よくくるな~ なんでこんなにこなきゃいけないの? とはわが娘の弁
でも、故郷の奄美では 台風は来るのが当たり前、来ても、ここほどは大騒ぎしない
奄美大島は暴風雨圏内、などというニュースと、大波の映像が出ても
実家に電話をしたことは無い、台風に対する事前の備えができているからだ

わが実家は、本当にボロ屋であった  
 妹たち と、今度は危ないかね などとのんきに言い合ったが
飛ばされたことは一度も無い

しかし、東京の台風は怖い、水害が直ちに心配されるからである
今回の台風は、幸いそれてくれたので良かったと胸をなでおろしている。

 さて、昨日10月1日、東村山市地域福祉センターの開所式が行われた。
 1Fは社会福祉協議会、2Fは子育て総合支援センター である。
旧都立東村山保健所後の土地建物を購入して開設したものである。

私は、保健所の買取に反対した。
いろいろあったが、東村山市の庁舎計画の行き当たりばったり加減が納得いかなかったからである。今でも、ムダ遣いを重ねての買取であったと思っている。

 しかし、2階は、今や、家庭で子育てをする母親や父親のよりどころ、
子育てを学び、仲間を見つけるところとして整備された。
1階は、市内の地域福祉に寄与する施設となった。
従って、開設する以上はそれぞれの目的に沿って、しっかりと運営してもらいたいと
施設設置には賛成した。

いま、私は、お願いだから 何事も使う側の立場で運営をしてもらいたいと念じている。
当たり前だろう と 言われる方もいると思う
でも、市民は、いつも行政の都合に合わせて市民が右往左往させられてきた
その実態は枚挙に暇が無いほどである。

  この施設も、当面日曜日、祝日は休みである。
夫も共に子育てを学ぼうと思えば、日曜日が休館ではどうにもならない
すでにこのことは、施設設置が議論された厚生委員会で指摘されている。

白梅学園に委託されたからには、
市内の子育て環境がどうなっているか、親たちが何に悩み、何を求めているのかを、
データでしめし、政策提言できる施設にならなければ意味が無いとも思う。

いずれにしても、施設はできた。
今後、子育てをする親たちに、大いに利用される施設なるよう期待したい。