

すでに報告したとおり、今年の夏、保育園の民間委託の問題を学びました。


いずれも、保育園の民間委託の分科会に参加

公立保育園の民間委託は、
民間に委託される公立保育園も、
民間委託に反対だけれど引き受けざるを得ない法人の保育園も、
傷つくのは、子どもたちであるということです。
こうした問題を、
9月議会での、第八保育園の指定管理者の選定についての議案審査の際に、厳しく指摘しましたが、
第八保育園の指定管理者を審査する委員会で、
保育園の指定管理者が替わり、保育士が替わることについて、子どもへの影響について問題にする人はいなかったのか
と言う私の質問に
いなかったと言う行政の答弁には本当にガックリ

まず何よりも、子どものことを考えるべき部署が、そのことに言及しなかったというのだから・・・


全ての人に読んでもらいたいと思い この本を紹介したいのです。
㈱ひとなる書房 発行の


という本

この本には、

なぜ、僕が裁判を起こしたのか

子どもたちを置き去りにしていないか?

公立保育園を受託して
の3つの手記が掲載されています。

委託を受けた保育園で、子どもとの関係はもちろん、保護者との信頼関係をなかなか築くことが出来なかったこと
などが、悔悟をこめて、つづられています
民間委託の中で、それぞれの立場での、苦しみ、考えたこと
何よりも 子どもの立場で、民間委託がどんなに子どもたちを傷つけたかを記しています。ぜひ読んでみて下さい。

対象となる全ての公立保育園の保育士、労働組合はどのように考えるのでしょうか?
子どもたちを守るために、保護者とともにがんばって欲しいと思うのですが・・・
この、記事を書いている時に
自民党麻生首相のTVCMが流れ、国民のくらしを守るとか何とか 選挙用の言葉を発していました。
行革の名で 公務労働を次々と民間に渡し、
保育園の民営化を押し付け、子どもたちを傷つけるきっかけを作ったのオメエ(自民党)だろ
と、思わず毒づいてしまいました。


自民党・公明党政権は、公立保育園の運営費について、国の負担をなくしてしまいました。
今後、社会福祉法人への補助金の削減も予想されます。
民間にできるものは民間へと、税金の節約が出来るかのような幻想を国民に振りまき、
その実は、国の補助金を減らして、結果として


限りなく保育園保護者の負担を増やそうというものです。
節約すべきものは、政党助成金330億円の山分けではないですかね~
保育園民営化は反対です。



