昨16日、娘と吉祥寺の前進座劇場にて
江戸の戯作者 鶴屋南北の書いた 解脱衣楓累(げだつのきぬもみじがさね)を観てきました。
鶴屋南北といえば四谷怪談など、幽霊物が多い戯作者で、
この芝居は、江戸の時代には日の目を見ることなく、35年前に前進座がはじめて芝居にしたとか
二つの言い伝えが重ねられているようですが、
僧とその婚約者であった女
心中しようと約束をするものの、女の首を切り落としたとたんに心変わりをし
出世をしようとあがく男
その出世の道具をめぐって、敵がめぐり合い
様々な顔ぶれが入り乱れて
殺された女に取り殺される
という話。
芝居を前に、たまたま古本屋で 女流作家の短編を集めた文庫の中に
鶴屋南北の最後について、書かれたものがあって
買って読んだ
戯作者としての売れる前に 鰻を割く仕事をしていた時
神通力を持った大鰻を割いて
その怒りに触れ、鰻が大嫌いになった と言う伏線がしかれ
結局、風呂屋の湯船にうじゃうじゃ鰻がいた幻覚を見て
心臓麻痺で死んだと言う物語で、怪談物を得意とした南北らしい死に方かな~
などと、本当のことかはわからずとも 納得したしだいである
私は、怪談物は大嫌いである。
怖い映画も絶対に見ない
なのに、この芝居を怪談話と思わずに見たが、
最後の、河原崎国太郎の柳の下の幽霊の姿には
思わずをしてしまった
この日の芝居は、掛け声(?)をかける人がいない
役者さんが 格好よく見得をきったのに よっ!〇〇屋 との声がなく
私も、声をかけるならこの場面 ということはわかったが
なにしろ 役者さんの屋号を覚えていないもんで
役に立たない観客であった
でも、結構面白い芝居だった
江戸の戯作者 鶴屋南北の書いた 解脱衣楓累(げだつのきぬもみじがさね)を観てきました。
鶴屋南北といえば四谷怪談など、幽霊物が多い戯作者で、
この芝居は、江戸の時代には日の目を見ることなく、35年前に前進座がはじめて芝居にしたとか
二つの言い伝えが重ねられているようですが、
僧とその婚約者であった女
心中しようと約束をするものの、女の首を切り落としたとたんに心変わりをし
出世をしようとあがく男
その出世の道具をめぐって、敵がめぐり合い
様々な顔ぶれが入り乱れて
殺された女に取り殺される
という話。
芝居を前に、たまたま古本屋で 女流作家の短編を集めた文庫の中に
鶴屋南北の最後について、書かれたものがあって
買って読んだ
戯作者としての売れる前に 鰻を割く仕事をしていた時
神通力を持った大鰻を割いて
その怒りに触れ、鰻が大嫌いになった と言う伏線がしかれ
結局、風呂屋の湯船にうじゃうじゃ鰻がいた幻覚を見て
心臓麻痺で死んだと言う物語で、怪談物を得意とした南北らしい死に方かな~
などと、本当のことかはわからずとも 納得したしだいである
私は、怪談物は大嫌いである。
怖い映画も絶対に見ない
なのに、この芝居を怪談話と思わずに見たが、
最後の、河原崎国太郎の柳の下の幽霊の姿には
思わずをしてしまった
この日の芝居は、掛け声(?)をかける人がいない
役者さんが 格好よく見得をきったのに よっ!〇〇屋 との声がなく
私も、声をかけるならこの場面 ということはわかったが
なにしろ 役者さんの屋号を覚えていないもんで
役に立たない観客であった
でも、結構面白い芝居だった