今年も残すところあと2ヶ月。
コロナ禍明けも手伝ってのことかもしれないが、あっという間の1年だ。
11月だというのに、天気予報では週の後半には夏日もありそうなどと言っているが、地球温暖化のことには全く触れていない。
時の流れがこれほど早いと、ひと月前にはいったい何をしていたのだろうということになる。
その頃のエントリーを読み返すと、娘の結婚式の振り返りとジャニーズの問題。
それぞれの問題はもはや遠い昔の過去のことで、人生の記憶のヒダの中に、他のこととともに折りたたまれてしまった。
ましてや10年前、20年前は何をしていた、30年前のあの時はどうだったのか。
思い起こせばいろいろ出てくるかもしれないが、かといって時の流れの向こうに何があったのかなど、朧げで、そこに戻ることはできないし戻ったところでなにもない。
人生は微分と積分、瞬間瞬間にいちいち立ち止まってなどいられない。
生きていくうちに得るものはたくさんあるが、その得たものから支払っていくものもある。
年とともに人間の能力としてのキャパシティーの限界に近づいている今はもう払い戻ししか残っていないかもしれないが、これが終活だと思って生き続けるしかない。
ためたもの、あの世にまでは持っていけない
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註;人生は微分と積分についての過去エントリー(2019年3月)