こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

病理医だからといって

2014年12月07日 | 通勤・交通・旅行

先日乗っていた電車でのこと。

車両の少し先で人が倒れたらしい。車両の真ん中と、端っこぐらいの距離だったので、不肖コロ健しばらく遠目にみていた。

すぐに起き上がるだろうと思っていたのだが、なかなか起き上がらない。心配になってコロ健も近づいていったら、おじさんが倒れていて、2、3人の人が囲んでいた。

ぐったりしていたので、声をかけたら返事があったのだが、手を握ったら冷たい。それでも脈はしっかりあったので、そのままじっとしていてもらった(詳細以下略)。その後、駅員さんが来てくれたので、あとはお任せした。

病理医であるコロ健がそんなところに出しゃばったところで意味は無かったかと思ったりもしたが、そういうわけではなかった。

あとでその時のことを思い出すと、まずはAEDが必要な状態かを確認しにいった。そして、心肺に問題のないことを確認したあと、問診をして様子を見て。と、まあ、たいしたことはないけど気づかぬうちに、視診、触診などしていた。

 なお、そういうところで、「医者です」と名乗れるほどの自信はない。「あんた、何者?」と聞かれたらそう答えるだろうが、やはり臨床医ではない。

 

大事にいたらずよかったです 
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