こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

相対性理論と病理医の仕事

2016年09月02日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

金縛りにあっているように忙しい。
朝、通勤中にブログの下書きをし、半分過ぎたところで、原稿書きに切り替える。
病院では8時半から19時過ぎまで顕微鏡にしがみつく。その間、手術材料の切り出しと、迅速診断が入り込む。1時間ほどある昼休みの半分はメールの整理。返事もそこそこに診断業務にもどる。
窓の外を見るといつの間にか雲が赤く染まっている。もう9月、秋が見えてきた。


アインシュタインの相対性理論だと、速く移動する人に時間はゆっくり進むらしい。では病理医はどうだろう。
癌の手術材料の診断を一例行うのにおよそ30分かかる。少し込み入った症例だと、すぐに1時間経つ。その間、時間の流れを感じることはほとんど無い。ということは、「顕微鏡の前に座っている病理医に時間は異様に速く進む」ということになる。

まあ、これは病理医に限った話ではなく、部屋の技師さんも「あー、もうこんな時間」と言っていたので、仕事というか何かに没頭している人皆に共通することだろう。病理医の場合、顕微鏡の前で、30分も1時間もじっとしているので、周りから浮いているのではないかと勝手な心配をしていたけど、その必要はなかったようだ。また、仕事にしても趣味にしてもそれほど差もなさそうだ。

さっき、「明日の講演会の準備、徹夜覚悟でこれからやります」というメールが来た。私もその演者の一人だが、なんだかなー、そういわれると私も頑張らないといけないか。

 飛行機で準備をしても間に合わないのは何故?

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全く読まなかったのは2度目・・・2016年8月の読書記録

2016年09月02日 | 読書、映画、音楽、美術

今年の8月の読書記録をアップしていないことに、10月2日に気がついて、9月2日付けで記録を書くことにした。

日記としては、インチキなのだけど、8月は1冊も本を読まなかったので、“記録無し”という意味では、今日の日付のこの記事はあってもなくてもいいことになる。

ということで、その旨を明記しておいて、記録とする。

 

 

 まったく読まなかったのは2度目

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