911は静かにすぎ、アメリカの大統領選挙は相変わらず揚げ足取りをしている。民進党の代表選挙は人のことを言えないような真面目な人ばかりが立候補していてどうも今一つ盛り上がりに欠け、マリオ総理大臣の印象ばかり強くなっている。リオデジャネイロオリンピックの興奮も収まり、パラリンピックの競技が粛々と進められている。全米オープンテニスで錦織圭はベスト4で終わり、横綱を目指す稀勢の里は初日黒星。明るい広島カープの25年ぶりの優勝ぐらいか。だがこれも山本浩二と衣笠祥雄時代のカープを知っていると、どうも見劣りしてしまう。
マスコミ受けするようなニュースがここのところ無い、というかこれが正常な気がする。
でも、先日の台風の水害にあった岩手や北海道、地震がまだまだ続く熊本、そして福島。たくさんのところが災害からの復興途上にある。そうしたところではたくさんの人が苦しんでいて、様々な悩みや人生の選択が行われている。過去の事件や事故のその後も同様で、すべてについて総括されなくてはならないが、なかなかそうはいかない。
これらのことについて少しずつでも関心をもって、悲しいことが二度と起きないようにするのも、マスコミの役割のはずだ。できたら、戦争も未然に防ぐような活躍をしてはくれないか。
先の大戦のことを考えると、なかなかそうもいかないようだが。
新聞もテレビもちょっと頑張ってよ