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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

昔の呼び名で呼ばれると

2013年04月11日 | あの頃のこと…思い出話
大学時代に結構仲の良かった友人のFacebookへの書き込みに、こちらからコメントをいれたら、当時の呼び名で返事が来た。部活の仲間同士でもそうだし、中学・高校、小学校時代の仲間同士でもそうだ。
別にFacebookの中に限らず、現実の世界でも、先日のOB会の時には昔の呼び名で皆から呼ばれた。

私の人生は、後悔することの多い人生で、思い出したくないことがとても多い。昔の呼び名で呼ばれると、つらかった思い出が一緒になって出てくる。

かつては、そんな風に思っていたのだが、最近そんなものでも、呼ばれるとその頃の楽しかったことも思い出されることに気がついた。
私の場合、名前をそのまま呼ばれることがあったので、「コロ健」または「コロ健さん」がほとんどだった。顔がいかついのか、”ゴリラ”の”ゴリ”を頭につけて「ゴリ○○」みたいな呼び方をする奴も一人いた。

その頃の、楽しかったやり取り、自分が彼等から学んだこと、そういったものが呼び起こされて、今ある自分がこれまでかかわってきた人すべてから少しずつ影響を受け、成長してきたのだとわかる。

どうしても変えることのできないことの一つが、自分の過去。
自分自身の過去をどれほど変えたいと思って生きてきたかわからないが、こんなことがあると変えなくてもいいのかと思ったりもする。

一人が好きだとうそぶいてみても、所詮人との関わりからは逃れられないし、そもそも人は一人では生きていけない
今年の始め、過去にとらわれている自分を嘆いたら、「時は常に流れ、この瞬間も過去になっていくのですが、それは良い意味で捉えると常にStartラインに立っていると私は考えています。」というコメントを読者の方からいただいた。
死ぬときまで、それぞれの人の過去から未来へとすべては連続していて、この瞬間に何かを変えていける可能性が常にあると、いつも思っていかなければならないのかと思う。

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