今朝、気もそぞろにナスのプランター(といっても、もう枝だけの残骸となっていてもとは何かわからない)を見たら、大きな青虫が最後の葉っぱを食べていた。もう一匹を探したら黒っぽくなって動かなくなっていた。餌となる葉っぱを食べ尽くしてしまったためだろう。残りの一匹のためと、庭のレモンの葉っぱを置いたが、食ってくれるだろうか。二匹とも育てようとしたのがよくなかったのか。虻蜂取らずというべきか、二兎追うものは、か。でも、そのためにナス2本を犠牲にしたのだが。生き物を育てるというのは難しい。
レ・ミゼラブルはまだ途中。今読んでいる4巻は650ページ近くもあり、8月中に読めるかどうか。大作は後半に来ると読み終えたくもなくなるのでゆっくり読んでも差し支えない。読み終わったら見ようと思っている映画のサウンドトラックをダウンロードして、アン・ハサウェイの歌う”夢破れて”を聴いたらハマってしまって、現在ヘビロテ。
フランスという国の歴史をかいつまんで読み、ヨーロッパという地域の歴史的背景が少しわかった。レ・ミゼラブルを若い時に知っていたかった。ジャン・バルジャンの話も、コゼットの話も多少は知っていたのに勿体無いことをした。それとも、今この歳になって味わっていることを幸せとするか。
簡単な歴史本を読み、レ・ミゼラブルを読み、彼らにとっての”自由”というものが、真の意味で”勝ち取った”ものであるということがわかってきた。日本とは根本的に自由に対する考え方が異なるわけで、これが文化の違いということか。
読んだ本の数:2
読んだページ数:619
ナイス数:33
古代から現代までのフランス史が、どの時代に重きを置くというわけではなく、フラットに書かれている。 レ・ミゼラブルを読むにあたって、フランス史をざっと知っておこうと、解説本のつもりで読んだのだが、大変役立った。 レ・ミゼラブルでは、人々の貧富の差がことさら目立つが、それらがずっと昔から、そして今でも存続しているということがわかる。 それにしてもヨーロッパ、合従連衡仲違い、ずっとやってきているけれど、それは親戚同士の話にしか過ぎず、上流階級がずっと支配しているということか。 IOCもか。
読了日:07月12日 著者:
第三部 マリユス "まだ自分を知らぬ魂の最初の眼差しは、(中略)純潔な心が知らずにはりめぐらし、思わず、われ知らず、人の心をとらえる罠である。" マリユスはこのまま"罠"にはまってしまうのか。 役者が出揃ったところで第四部へ。 「2度目以降のいさかい」はあるのか。
読了日:07月09日 著者:ユゴー
自由とオリンピック
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ヨーロッパの歴史は複雑で、また文化の違いも顕著で、
知れば知る程…ハマってしまいます。
でも、思います。
結局人間が一番メンドクサー…な存在なのではなかろうか?…と(笑)
私も久々に聴いてみようかな、と思いました。ありがとうございます^^
ありがとうございます。
いよいよ6月暴動なのかな?というところに差し掛かっています。
オリンピックでの欧米選手達をみていると日本よりもずっと多様なのかなと思って見ています。
人間は面倒くさいですね。