こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

人間社会は気力が萎えることが多い

2024年02月29日 | 日々思うこと、考えること
朝のうちは薄曇りだが、夜には雨になるという。
今日も肌寒い日となりそう。

つい先日、能力より気力ということを書いたが、このところ肝心の気力の萎えることばかり。
職場では検査技師が人手不足で疲弊しているが、技師の人事に医師は口を出すことができないので黙って見ているしかない。
それでも、患者さん(病理では組織検体)はひっきりなしにやってくる。
技師としては私に対しても不満があるようだが、どうしようもない。
臨床へのサービスを先延ばしにするのがせいぜいだが、これでも医療の質の低下となる。
患者さんのために頑張る気力が萎えてしまう。

税金のこともそうだ。
お金の算段で頭を痛めているところで、裏金蓄財の政治家のことを聞かされると、釈然としない。
いよいよ、岸田首相自らが政治倫理審査会に出席する。
自民党総裁ということでの出席だろうが、これはもう捨て身の作戦といえる。
あと1年半待てば、日本人があれもこれも忘れてしまうし、野党はバラバラのままで、総選挙には勝てるだろうに今の時期にケリをつけてしまおうというのはある意味潔い。
どこまで正直に話ができるかということが問題だろうが、彼自身はそれほど傷が深くないのでなんとか乗り切るに違いない。
他の5名も同様になんとかかんとか乗り切るのだろうが、今回のことを国民はどこまで覚えていることができるだろうか。
受けて立つからには愚直に対応してもらいたい。

アメリカの大統領選挙、共和党はいよいよトランプが指名を獲得する勢いのようだが、民主党の方も特定の支持候補なしという人が13%にも上ったということで、分断だがなんだかわからないが、米国も混沌としている。
パレスチナガザ地区でのイスラエルによる報復は相変わらず続いているし、ロシアによるウクライナ侵攻もいっそうおさまる気配はない。
それぞれの出来事には裏があり、そのまた裏の裏まであるだろうから、真の理由など簡単にわかるわけがない。
大なり小なり気力の萎えることのあるのが、人間社会というものなのだろうか、だとするとずいぶんと面倒くさい。
あの時ああしていれば

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kentagooさんへ (5381naninani)
2024-02-29 09:46:24
けんた様へ
おはようございます。
お医者さまは、多忙な上に、精神的にご苦労されているのですね。

私の主治医だった医師は50代の若さでなくなられてしまいました。一人ひとりの患者に10分もかけて診察、アドバイスしてくださる良心的な方でしたのに。

日ごろ私は、病院の診療代よりも隣接の薬局に支払う金額がずっと多いことが不思議でなりません。

年金生活の私も、これから納税の申告にいってきます。書類が完璧に揃っているか、このところ不安でたまりません。税務署コワイ! (ゆ~)
返信する
Unknown (コロ健 to 5381naninaniさんへ)
2024-02-29 20:16:24
ありがとうございます。
お恥ずかしい話をしてしまい、申し訳ありません。
医師の働き方改革、といいますが、では果たして実際にそうなった時に患者さんは納得できるのか、はなはだ疑問です。
それにしても、税務署は怖いところですね。
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