こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

過去はすべて消えてゆき、すべては今に凝縮されている

2019年08月13日 | 生き方について考える
昨日、妻と息子と3人でお墓まいりしてそのあと少し遠回りて大きなショッピングモールで買い物した。家に帰ってからは強化試合(対ニュージーランンド)での八村塁の活躍をテレビで観たり、N国についてのそれぞれの思いを話したりしながら夕食をいただいた。ありふれた日常、でも、家族が元気でいることの幸せを感じることができた。

テレビでは大戦前に日本が右傾化していったことについての特集が流されていた。昨日は、ガダルカナル島での敗北について。今の時期、先の大戦についての番組が多く流される。そしてこれらとはべつに日航ジャンボ機墜落事故についてのニュースも多く流されていた。どれも人々の記憶から消えつつあるできごと。
人間には忘れてはいけないことがたくさんある。忘れたくないこともたくさんある。でも放っておいてもみな忘れてゆく。

夜中目が覚め、自分の人生を思い出してみた。
そうしたら、楽しかったこと、苦しかったこと、悲しかったこと、そんなことを随分忘れてしまっていることを知った。覚えていたいのに、たくさんのことを忘れている。写真でも見れば多少は思い出すかもしれないが、それは自分の真の記憶と言えるものだろうか。
自分の生きてきたことが時間の彼方に消え去ったのだと実感して、悲しくもなる。

だからといって、過去に帰ることはできない。帰ったところでどうしようもない、なぜなら過去は変えることができないものだから。
私は今を生きている。瞬間瞬間が連続する今を。人生の全ては今にだけある。すべての過去は今に凝縮され、そして、確実にあるのかわからない未来に向かって瞬間瞬間を生きていく。
未来のために生きるには今を一生懸命生きなくてはいけない。
それがとても不自由な状況であったとしても、できる限り一生懸命生きる。

でも、頑張りすぎない

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