
今日が憲法記念日だということは昨日になって思い出したので、最近のエントリーで国が個人がどうとか書いていこととは関係ない。私が国家がどうのという問題を最近深く考えるようになったのはウクライナへのロシアの侵略によるものだろうと思う。ロシアのプーチン大統領を誰も止めることができないのは2020年に改正されたロシアの憲法によるところもあるらしい。この憲法によればプーチン大統領が最長2036年(この先14年も!)まで権力の座に留まる可能性があるというが、この憲法改正の国民投票は78%の賛成票を得て承認されたという。

日本の憲法論議は自主憲法であるか否かが論点になりがちのような気がするが、75年間も依拠してきた憲法をいまさらGHQがどうのといったところで始まらない。それよりも、私たちが今享受している言論の自由というものをまずは確認する必要があるのではないだろうか。

こうして、毎日ブログを更新して、好き勝手なことを書いても概ね許されている自由。選挙だって、当然公正に行われている。こうした現実をよく理解し、ありがたく思った上で、憲法論議をするべきだろう。
よりよい憲法を作っていくことは大切なことだが、時の為政者によって憲法が歪曲蹂躙されないよう、しっかり監視していたい。
昼間は防犯の話し合い