こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

いつまでたっても井の中の蛙・・・第113回日本病理学会総会@名古屋国際会議場

2024年03月29日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
朝ホテルの窓からは、昨夜来の雨が降り続いていた。
昨日今日明日と第113回日本病理学会学術集会が名古屋市で開かれている。
昨日は午前中は病院で半日仕事して、午後から名古屋に向かった。
私が総務幹事を務めている研究会のミーティングがあり、それには間に合って出番もこなした。
終わった頃は外は大雨で、タクシーもいない。
名古屋国際会議場は不便で、雨の中をおおきな鞄を背負ってちいさな折り畳み傘(いつものやつ)をさしながら居酒屋を探し当て、気の合う仲間とひとしきり痛飲した。
学会ではかけ足でいいろいろなセッションに顔を出し、また、あれこれの人に挨拶した。
いろいろと勉強するとやっぱり自分がなんにも知らないということを突きつけられてがっくりする。

あとは、年末に発刊した拙著の売りゆきも気になる。
今回は何だかわからないが、新刊ラッシュ。
私の本も平積みで良い場所に置いてもらっていたが、ほかの本に押されて思っていたほど売れてはおらず、ちょっと焦る。
視聴率の伸びなかった番組のプロデューサーの心境がなんとなくわかる。
現在病理学会が直面している問題が、病理解剖件数の減少と、病理医志望者の減少。
どちらも学会場にいるとあまり感じないが、統計を取ると問題らしい。
困ったものだ。
私も微力ながら、新人のリクルートを行いたい。
たとえば、このブログを利用するのも良いだろう。
なにはともあれ今回もそれなりに収穫の多い学会だった。
今日で切り上げて帰ることにする。
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