昨日、NHKの連続テレビドラマでヒロイン(子役)の女の子が「女にも意地というものがあります!」と父親に向かって言ったのが、そうその通りよくぞ言ってくれたとネット上でずいぶんなニュースになったらしい。
ラグビーワールドカップで日本中を沸かせている日本代表チーム、台風19号に直撃されて試合が中止になったらで、日本が予選通過となることもあるようだ。組み合わせに恵まれたのと、ここまで連勝できたおかげではあるし、ルールはルールだ。でも選手の一人が、「男らしくない、戦って決勝トーナメントに進出したい」と言ったそうだ。ラガーマンの意地だろう。
人間にとって意地とはなにか。プライドの延長とか、頑固であることとは違う。
自分が自分であるために守るべきもの。将来こうありたいという自分になるために目指す時に乗り越えなくてはいけないもの。そんなものだろうか。
意地とコンプレックスは表裏一体。コンプレックスは、”こうありたい”将来の自分に対して持つものだという。”こうありたい”、”こうありたかった”という自分のモデルは身近にいたりするからそれが”劣等感”という言葉で表現されるので余計に悪い印象を持ってしまうけど、本当のところは将来の自分の理想像とのギャップだ。
女だからといって諦めずに、なりたい自分を目指す。負けてしまうかもしれないけど、全力を尽くして試合をする。その先にはかくありたいという自分がいる。その自分になるために意地を張る。
人間意地を張って生きることも大事なのだ。私も意地で生きているところがあるのかもしれないが、それはそれで面白い。
意地っ張りにはならない様に