バラがちらほら咲き出した。
今日はちょっと肌寒いが、明日からは初夏を思わせる暑さになるという。
大型連休に入るのだからそれもありかと思う。
今年の夏は猛暑にみまわれる予想らしく、この涼しさとも半年ほどお別れになるかもしれない。
4月からわが病理診断科に新人医師が来ている。
新人といっても研修医が終わったばかりのぽっと出などではなく、もう十分過ぎるほどの経験と実績を積んでいるのだが、これまで運が悪くスペシャリストとして活躍すべき場所に恵まれていなかったというような人だ。
したがって当然のことながら優秀で、いまさら私が何か指導したり指示する必要はほとんどなく、ただ単に私が倍になったようなもので、とても楽ちんだ。
それに、診療報酬も病理診断管理加算1から2となる。
専門病院だから件数はそれほど多くはないが、それでも大きな違いだ。
性格は温厚。
人付き合いがあまり上手ではない様だが、私とは特に問題ない。
それよりなにより、病理をずっとやってきただけあって、病理への愛情が感じられて嬉しい。
というのも、ある意味病理医というちょっと変わった医師をずっと続けているということは、それだけで修行僧な気がする。
診断のことをあれこれディスカッションすることができて、よく勉強もしてくれるのでとても助かる。
これまでの病理医人生で気の合う病理医、気の合わない病理医というのがいたが、私と病理への価値観が同じ人が気の合う病理医で、異なる人が気の合わない病理医だった。
これぞ病理医、というものなどなく、私の病理医としての生き方考え方が正しいわけではない。
それに、ならばもっと働け、勉強しろ、となるが、そんなに頑張っていないので、たいしたことは言えない。
新しい同僚とは、長年病理をやってきたという辛抱強さとともに、病理への愛情が共有できるので、うまくやっていけそうな気がする。
こういうことは何も病理医の仕事に限らず、どの世界でも同じことだろう。
同じ仕事に一生懸命取り組んでいる人同士であればそれは気が合うし、人間関係に苦労することはない。
とりあえず、いいスタートが切れた。
わが身をよく省みる
応援よろしく
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「アンちゃん」飼われることにされたんですね。
ナイト君と同じ犬種で、、、。
新しく入職された先生は即戦力となられて、
コロ健先生の良き右腕として頑張って下さることと思います。
コロ健先生も新しい先生も、
同じ道を志されてる同志と思いますで、
助け合われながら頑張って下さい。
陰ながら応援しております。
スミマセン。
何故、左腕とは表現しないのでしょうか?と、
どうでもいいことを気になってしまいました(汗)
左利きなので、、、。
右腕と言って左手と言わないのは昔から右のほうが上、という言い方が中国にあったからのようですね。
左手は不浄の手だなんていう地域もありますが、全くナンセンスで、こういう考え方自体ある意味人間の危うさを物語っていると思います。
いずれにしても、右腕というよりは同僚として仲良く協力してやっていきたいと思っています。