こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

結局その程度

2024年05月08日 | 日々思うこと、考えること
おとといの土いじりによる体の疲れは少しおさまったので、今日は気分よく目が覚めた。
バラがだいぶ咲き始め、いい香りがする。
空を見るといつもと少し違う雲がたなびいていた。
すじ雲というには高度が低いから、南から流された雲が波打っているのか、いずれにしても変わった雲の形だった。
これは今夜再び雨が降ることと関係があるのだろうか。

上野で手広く飲食店を経営している夫婦が、北関東の山林で焼かれて見つかったという事件、娘の内縁の夫が主犯格らしい。
この背後にさらなる黒幕がいるのかどうかわからないが、殺人に加担したことは間違いない。
なぜ、こんなことをしてしまったのか。

資産家の娘の内縁関係とはいえ夫として店も任せてもらっていたが、

 ”自分に店を任せてくれない。使いっ走りにされている”

とこぼしていたそうだ。

飲食業界の実情はよく知らないが、報道ではこの男まだ32歳。
使いっ走りであっても、何店かの管理を任されていたというのなら上出来ではないだろうか。

医者の世界で32歳なんて、修行が一段落していよいよ独り立ちしようかというところだ。
これは医者の世界に限らず、ほとんどの業種でそんなところではないだろうか。
色々考えるとあれこれの妄想してしまうが、どんな事情があったにせよ、そんな話が出たら体を張って止めなくてはいけなかったのに、その真逆のことをしてしまった。

20年、せめてあと10年でも”使いっ走り”の立場で修行を積めば色々学ぶことができただろうに、これではまるで金の卵を生む鶏を殺してしまった様なものだ。
結局のところその程度の人間だったということだろうが、32歳にして残りの人生を棒に振ってしまうとは、ずいぶんもったいないことをしたものだ。
元には戻せない

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