こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

それ、ちょっと違います(1)・・・マスクの表裏

2013年01月25日 | 日々思うこと、考えること
なんだか最近思いつめたようなことになっていたので、話題を変えて、ここのところ気になっていること3題を。
まずは、間違っていると、ちょっと恥ずかしいかもしれないマスクの正しい使い方。
今世紀に入って、SARSウイルス、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザと、なにやら恐ろしいウイルス感染症が世間の耳目を集めるようになってきた。それに伴って、感染対策に使い捨てのマスクが市中の薬局でも売られるようになった。はじめのうちは、街なかで白いマスクをつけているのが奇異にも見えたし、感染に対してナーバスになり過ぎのような感じにも見えたが、いざ使ってみると、保湿効果抜群で、冬の乾燥対策にもなり今では、(おそらく日本だけの話だとは思うが)ごく普通の冬の風景となっている。
こんきもの読者の方の中にもマスクの愛用者がおられると思うので、間抜けに見えない正しいマスクのつけ方をお教えします。

受験生の息子にも、マスクの着用を勧めたら、最初のうちは気恥ずかしいのか嫌がっていたが、やっぱり喉が楽なようで、今ではお気に入りのものをコンビニで見つけてそれを使っているらしい。

そうしたら、「ねえ、マスクはどちらが表なの?」と聞かれた。
マスクの表裏(裏表)とは、
  と   のどちらかということだ。


手術室や解剖室で使うひも付きのマスクは、表裏の色がそもそも違うし、メーカーの文字も表向きなので表裏を誰かに聞くまでもなく正しくつけることができる。だが、恥ずかしながら、この両面白のゴムでひっかけるタイプのマスク、私はこれまで適当につけていた。まあ、鼻の形を作って、あごの下まで覆えば良いだろうぐらいで、表裏には頓着しないでいた。

だから、ある時は     だったり、ある時は     だったりした。


結局、正しい表裏がわからず、答えに窮して過ごしていた矢先、院内感染対策の勉強会があって、マスク、エプロン、手袋の使い方の確認があった。そこで恐るべき事実を知った。
マスクをつけているのを見ただけで、表裏がわかるのだ。
両面白なのに何故?
なにせ、たいていの人間、歩く時は顔を突き出しているわけで、その一番先にあるものが、正しくつけられているかどうかが、瞬時にわかるということになる。

で、その正しい表裏だが、マスクというもの合理的にできているのだ。

マスクには蛇腹があるが、それが下向きになるのが表だそうで、上の写真では、先の写真にある付け方が正しいマスクの付け方となる。確かにこれなら、表裏が瞬時にわかる。

考えてみれば、蛇腹が上向きだったらそこに液体やらホコリやらが溜まってしまうことになる。
私にしても、裏表逆につけていたのはしばしばで、時にはこれで通勤していたかと思うと恥ずかしい。

マスクの表裏の存在を知ってから、駅などで行き交う人のマスクの状態を見ると、3人に1人は裏表逆だ。その誤りは、瞬時に、しかも合理的に間違いなく判定できる。
よくすれ違う人の中にも、そういう人がいる。汚れを溜めながらマスクをしている人。
Vネックのセーターを後ろ前に着ているようで、声をかけて誤りを教えたくなるが変なおじさんになってしまうので、やめている。

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2 コメント

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それでも不安 (きらきら星)
2013-01-26 09:07:39
この種類のマスクは頬のところから吸気の時、空気が勢いよく侵入してきます。当然ウイルスも。
 ” N 95 ” なるマスクをどうぞ。メーカーもいろいろあります。一般の方は多少息苦しいとの感想を述べていますが、慣れればたいしたことありません。
もうひとつ。使用したマスクを捨てるとき、一時的にもポケットなど入れる時には、必ず、外側を内にして、鼻口側を表にしてたたんででからポケットに入れてください。外側はほこりや、ウイルスが沢山付着しています。ご子息にアドバイスしてください。
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スタンダードプレコーション (コロ健)
2013-01-26 19:05:36
きらきら星さん
病理も標準予防策(スタンダードプレコーション)に対して敏感にならないといけませんよね。
外側は常に汚い方、マスクの次のエプロンのたたみ方にありました。ありがとうございます。息子にも伝えます。
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