昨日、病理診断科の検査技師さんにFISH法による検査の指示出したら、
来週の予定がよくわからないので、(手のかかるFISH法の検査を)お引き受けできるかどうか・・・
と応じられた。
シフトが厳しいのかと思ってカレンダーを見直したら、なんと来週は4月、私はまだ先週のつもりで話をしていた。
3月も今日明日でおしまい。
この春の異動で、わが病理診断科はスタッフが2名入れ替わる。
たしかに来週の状況はわからないので、手のかかる仕事を頼んだのは良くなかった。
日付の勘違いを含め、あれこれを詫びて、来週あらためて予定を組んでもらうことにした。
3月ももう終わり。
時間は確実に流れている。
若い頃には、この歳になればもう少し仕事は楽になっているだろうと、思っていたが、そんなことはない相変わらずの自転車操業。
以前いた大学病院よりは全体の量が少ないので、仕事が少し楽になったと思えたのは最初だけ、ここ最近は目がまわるような忙しさになってきたような気がする。
私のような末端管理職は、自分でも頑張らなくては、現場は回らないのだ。
年齢による処理能力の低下も要因の一つとしてあるが、仕事のレベルが上がって多くが効率化され、それらの片付くスピードが早くなると、時間ができる。
そして、その時間に新しい仕事を入れるようになる。
進歩を求めず、停滞させておけば苦しむことはないのだが、じゃあそのままにしておいたらいいかといえば、患者さんのことを考えるとそうはいかない。
私にできることは何かないかと探し、それがあればそこを埋めていくようにしなくては意味がない。
命を守るためには私のようなものであっても少しずつでも前に進まなくてはならないのだ。
来年度はやっと自前の遺伝子診断に手をつけられるようになりそうだ。
あくまでも補助的診断なのだが、病理診断を行う際の強力なツールとなる。
周回遅れの技術なのだが、それなりの設備と技術と人材を準備するだけでもそれはそれですばらしいことだ。
病院のバックアップにも感謝している。
そんなわけで、来年度はまた仕事が増える。
新しい技術の導入に加え、後進の指導にも本腰をいれるということもしっかりやっていかなくてはならない。
仕事というもの、やる気になって探せばいくらでもでてくるものだ。
キリがない
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