こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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デキる医学者になるために(2/5)論文をよむ時には

2014年08月15日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

いったん読みはじめた論文は最後まで読む。

これはけっこうな苦行である。とくに、人(多くは上司)から与えられた興味の無いテーマについての勉強(下調べ)のための論文だったら五行と読めない。 それでも最後まで読まなくては、理解は進まない。

自分から勉強しようと思っても、その分野の論文を全部読むことなどできない。だけどいい論文を読みはじめたら最後まで飛ばさずに読む。中でもmaterial and methodはとくに重要だ。

一人で読めないなら、誰かと一緒に読むのもいい。抄読会がそうだが、不肖コロ健も息子を捕まえてSTAP細胞論文は最後まで読んだ。

 

たいていの医者はこれができないので、論文が書けるようにならない。英語のせいにするが、それよりも論文を読み込んでいないので、論文の構造がわからない。

興味深い考察があったら、そこにある文献の少なくともタイトルまでは読む。著者名もチェックしておく。

 

とはいいながら、不肖コロ健、論文作成にはいまだに苦労している。論文を読み込んでこなかったことが原因だと、痛切に感じている。

 

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