この前とは違う

総選挙は自民党が大敗したが、そのときの落選議員の言っていることがよくわからなかった。
”逆風”のせいで、落ちた。　って、違うだろ！
前回の総選挙は、郵政民営化の是非を問う”だけ”の選挙で、”郵政”をいじめの対象として行った選挙だ。構造改革をこれほどまで推し進めるという話も聞いていなかった。
今回の総選挙は、政権交替の是非を問う選挙で、マニフェストも定着して、ある程度は公約を理解して投票をしている。
ということで、前回と今回の選挙の意義は全く違う。

郵政民営化にけりがついた時点で総選挙をやっておくべきだった。そうすれば、おじいちゃん達の命脈も保てたかもしれないのに・・・

世襲の是非も、もっと議論して欲しかったんだが・・・
なんだか、世襲議員は今回も粘って、朝日新聞によると「親族から地盤を引き継いだ世襲候補の踏ん張りが目立った。・・・自民で当選した１１９人のうち世襲は５０人。」って、ほとんど半分じゃない。これって。殿様か？
格差は引き継がれるって、これをみるとたしかに、そうだと。