きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

知って得する ベランダ野菜の作り方② コマツナ

2009-05-20 22:13:19 | 知って得する シリーズ
知って得する ベランダ野菜の作り方②
コマツナ


今回は、暑さにも強く、1年中栽培できるコマツナに挑戦してみましょう。
ビタミンやカロチンが豊富で、カルシウムや鉄分はホウレンソウより多く含み、吸収の効率もホウレンソウより優れるとされる健康野菜です。気温が零度になっても枯死しないほど寒さに強いので、簡単な防寒で真冬の収穫も可能です。別名「冬菜」、「うぐいす菜」とも呼ばれるように、旬は冬~春です。
初夏~初秋まきではタネまきから30日程度で収穫できます。冬まきでは収穫まで2~3カ月必要です。現在は丸葉で葉色の濃いものが一般的ですが、各地方に独特の晶種があり、作り比べもおもしろいでしょう。




◆タネまき◆
長さ65センチ×幅25センチ×深さ20穆程度の一般的なプランターに市販の野菜用土を入れます。
土の表面を平らにならしたら、板きれなどを使って、深さ1センチ程度のまき溝を15センチ間隔で2列作ります。溝の深さが不均一だと、芽の出方がばらつく原因になるので注意します。タネを3~5センチ間隔で溝にまき、溝を埋め戻したら上から軽く押さえます。
その後、たっぷりと水をやります。さらに、防虫ネットでプランター全体を覆います。土の表面が乾き気味になったら、水をやります。
◆間引きや水やり◆
タネまきの時に3~5センチ間隔にしておけば、間引きの必要はありません。夏場は乾燥しやすいので、株元が乾き始めたらたっぷりと水をやります。
◆収穫◆
葉が20センチ程度になったら収穫します。収穫の4~5日前に防虫ネットを除去し、風通しの良いところにおいてやや乾き気味に管理すると、しっかりした株になります。
◆応用編◆
同様のやり方でミズナやチンゲンサイも作れます。チンゲンサイの場合は、一般的なプランターではタネまきの時に10センチ間隔とし、一カ所3粒程度をまいて、本葉2枚のころに間引きをします。
塚越覚(農学博±千葉大学園芸学研究科)


市販の野菜用土は、土・肥料・堆肥(たいひ)や腐葉土以外にもいくつかの材料を混ぜて、水はけや肥料持ちを良くする、酸度や肥料濃度を適正にするなどの工夫をしています。また、病原菌や害虫もいません。このような土を独自にブレンドするのは大変ですから、用土は必要量を購入するのが簡単で確実です。

【しんぶん赤旗日曜版 2009年5月17日付けより転載】

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