きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

知って得する デジタル写真② 初期設定を忘れずに

2009-07-14 20:57:13 | 知って得する シリーズ
知って得する デジタル写真② 日付などの初期設定を忘れずに
 デジタルカメラを購入して最初にやるのが初期設定です。これをしないまますぐに使いはじめる人を見かけますが、デジタルならではの情報が使えなくなってしまいますから、必ず設定してください。
 初期設定は、年月日と時刻、どんな画質で撮るのか、センサーの感度(ISO感度)などの指示をカメラに与える大切な設定です。とくに欠かせないのが日時設定です。
 撮影時に作られるデータファイルには画像データだけでなく、実は撮影日時、露光時間(シャッタースピ!ド)、絞りの値、レンズの焦点距離(広角か望遠か)などのメタデータ(付属情報)が一緒に記録されます(写真A)。これにより、たとえばサッカーや野球、運動会などを撮影したとき、何時何分のどの場面の写真なのか、正しく参照することができます。正確な時計をもとに設定しましょう。
 ウィンドウズパソコン(XP以降)の場合、写真のデータファイルを右クリック➝プロパティ➝概要タブ➝詳細設定でメタデータを見ることができ、コメントの追加もできます。




モードの選択
 カメラの背面や上面にあるモードダイヤル(モードボタン)を使いこなせていますか。カメラの製造会社が違っても、機能ごとに似た形のマークがあります。
(写真B)
 チューリップの形は近接(マクロ)撮影。私が使っているコンパクトカメラは4センチメートルまで近づけます。最近では1センチメートルまで近づける機種もあります。花やアクセサリー、料理などを撮るときに使いましょう(写真C)。
 この機能を使わないと約50センチメートルより近くはピントが合いません。
 星や月と人の組み合わせのマークは夜景スナップモードです。メタデータを参照してみると、通常のP(プログラム)モードで撮影した場合、露光時間は50分の1秒(写真D)。夜景スナップモードで撮影すると、4分の3秒になっています(写真E)。背景の写り方がまったく違います。パーティー会場や夜の遊園地、花火大会で試してください。
 手ブレをおこしやすいので三脚を使うか、ひじを柱や壁に当てるなどして、カメラを安定させましょう。

次回は「広角と望遠の使い分け」です。
(野間あきら記者)




ちなみに、僕のカメラの場合は・・・


AUTO、P(プログラム)、Tv(シャッター優先)、Av(絞り優先)、M(マニュアル)と動画などのモードが選べます。


マクロモードは、別のところで選択するようになっています。ストロボのモード(強制発光、発光しないなど)もここで選べます。


一眼レフのデジカメの場合も、同様にモードを選択できます。P(プログラム)、A(絞り優先)、S(シャッター優先)、M(マニュアル)です。

「しんぶん赤旗日曜版」2009年7月12日付けより転載

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