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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

最高裁判所裁判官の国民審査 期日前投票は8月23日から

2009-08-20 19:37:10 | 過去の総選挙・参院選挙
総選挙と同時に、最高裁判所の裁判官の国民審査がおこなわれる

審査は、裁判官に任命された後、最初の総選挙の時に行われます。また、任命後10年を経過する裁判官も再度、審査を受けます。しかし、最高裁判所の裁判官の定年は70才ですし、任命そのものが一定の経歴や年齢に達したしたひとなので、2度目の審査を受けるひとは限られているようです。

投票用紙に、審査の対象となる裁判官の一覧と上に×をする欄があります。罷免したい裁判官には×をつけますが、何も書かないと「信任」したことになります。
○や他事記載は無効となります。注意が必要ですね。



【最高裁判所の写真(最高裁判所HPより)】

今回の審査の対象となる最高裁の裁判官は15人中、2005年9月の総選挙以降に任命された9人になります。
(1)桜井龍子氏(62)=行政官出身
(2)竹内行夫氏(66)=同
(3)涌井紀夫氏(67)=裁判官出身
(4)田原睦夫氏(66)=弁護士出身
(5)金築誠志氏(64)=裁判官出身
(6)那須弘平氏(67)=弁護士出身
(7)竹崎博允氏(65)=裁判官出身
(8)近藤崇晴氏(65)=同
(9)宮川光治氏(67)=弁護士出身。


といっても、どんな裁判にかかわってきたか、どんな判決をだしてきたかは普通の人にはわかりません。
Yahooのサイトに「国民審査」というのがありました。審査の対象となる裁判官の略歴とかかわった主な裁判が記載されています。参考にはなると思います。


国会、内閣、裁判所は、三権分立といって、それぞれ独立した権力をもっています。そのなりたちも異なります。
国会は、国民が直接選挙をして選びます。
内閣は、国会議員の中から多数政党により構成されます。
最高裁判所の裁判官は、内閣によって任命されます。

その最高裁判所の裁判官ですが、内閣がちゃんとした裁判官を選んでいるかを国民が直接審査するのが、「国民審査」です。大事な国民の権利なのです。
ダメだと思う裁判官にはしっかりと「×」をつけましょう。

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