今年も暖冬かと思っていたが、飛騨らしい寒さがやってきた。
ここ数日は、外の気温が-10℃を越し、昼もプラスにならない。
冷蔵庫に入れ忘れたキュウリや白菜は凍結して、包丁の刃が立たないほどにカチカチになってしまう。
湯沸かし器も元栓を締め水抜きをしておいても、僅かに残った水滴が凍結して作動しなくなる。
使わない部屋の窓ガラスには、氷の花が一日中咲いていて、春が来るまで散らない。
ユキ(柴犬)は体を震わせ、足を交互に上げながら寒そうにえさを食べているので、寒い日の夜だけは部屋に入れている。
居間は24時間薪ストーブが燃えているので、寒さを感じることはない。
夜は空気孔を絞って火力を落とすが、余熱で朝まで暖かいので、オールシーズン同じ布団で寝ている。
外へ出たり、台所やトイレに行く時の温度差はかなりあるが、体が温まっている間は、それ程寒さを感じない。
台所に立つ時間も、5分以内ですべて出来るように段取りだけはしっかりやっている。
大八賀川も流れのゆるい淵や、雪に閉ざされていない水路に氷が張り始めた。
間もなく飛騨の観光地では、氷や雪を目玉にしたイベントが開催されるが、この冷え込みが続けば盛り上がることだろう。