今日は浦和戦がないので、スカパーのはしごをして、他カードの中から面白そうな横浜FM対川崎Fの神奈川ダービーを見ました。このカードなら楽しみなのは中村俊輔と中村憲剛の中村対決です。二人とも高い技術を持っていますが、セットプレーに強い中村俊輔と、中盤でバランスを取れる中村憲剛とはタイプが違います。
以前、Jリーグができたばかりの頃、鹿島のレオナルドが見せたセットプレーの精度は驚くべきものでした。CKを曲げて直接ゴールを決める技術は、現役セレソン(ブラジル代表)ならではのもので、日本人には真似できないのだろうと当時は諦めの心境でした。
しかし、日本サッカーも確実に伸びていて、中村俊輔もセルティック(スコットランド)で欧州CLベスト16、リーグMVPと輝かしい実績を持っています。この日の中村俊輔のプレーはレオナルドと比べてもそれほど見劣りしないレベルでした。
特に中村俊輔の持ち味が出るのはCKです。中村俊輔が右サイドにいるときは相手DFは得意でない右足で蹴らせようと左足のコースだけを切ってきます。中村俊輔は自分が足が速くないことは認めていて、身体能力で勝負することはできませんが、右足のキックでCKを取る技術は確かです。
こうすれば、確かに誰も邪魔するもののいないCKから自分の左足の技術を発揮できるので、先制点も決勝点も中村俊輔のCKからです。特に先制点はニアサイドに飛び込んだ富沢に、触れば入る絶妙のボールを供給することができ、中村俊輔にとっても会心のキックだったでしょう。
川崎Fの方は、押され気味の展開でしたが、レナトがトップスピードでドリブルしたカウンターにはいい形がありました。後半、川崎Fの風間監督が3トップをやめてレナトをMFに移してから機能するようになったので、チャンスメーカーのレナトの持ち味は出たと思います。レナトも去年の浦和戦でハットトリックを決めた選手なので技術は高く、CKも中村憲剛を差し置いて蹴るほどです。
中村憲剛はポジショニングとダイレクトプレーで勝負する選手なので、ちょっと気を緩めるとどこにいるかわからなくなる選手ですが、ポジショニングの技術でうまくフリーになり、相手が詰めてこないうちにチャンスを演出するうまさはさすがでした。浦和がACLで不在のGWに川崎F戦を見る予定なので、中村憲剛が今のトップコンディションを維持してくれることを期待しています。
以前、Jリーグができたばかりの頃、鹿島のレオナルドが見せたセットプレーの精度は驚くべきものでした。CKを曲げて直接ゴールを決める技術は、現役セレソン(ブラジル代表)ならではのもので、日本人には真似できないのだろうと当時は諦めの心境でした。
しかし、日本サッカーも確実に伸びていて、中村俊輔もセルティック(スコットランド)で欧州CLベスト16、リーグMVPと輝かしい実績を持っています。この日の中村俊輔のプレーはレオナルドと比べてもそれほど見劣りしないレベルでした。
特に中村俊輔の持ち味が出るのはCKです。中村俊輔が右サイドにいるときは相手DFは得意でない右足で蹴らせようと左足のコースだけを切ってきます。中村俊輔は自分が足が速くないことは認めていて、身体能力で勝負することはできませんが、右足のキックでCKを取る技術は確かです。
こうすれば、確かに誰も邪魔するもののいないCKから自分の左足の技術を発揮できるので、先制点も決勝点も中村俊輔のCKからです。特に先制点はニアサイドに飛び込んだ富沢に、触れば入る絶妙のボールを供給することができ、中村俊輔にとっても会心のキックだったでしょう。
川崎Fの方は、押され気味の展開でしたが、レナトがトップスピードでドリブルしたカウンターにはいい形がありました。後半、川崎Fの風間監督が3トップをやめてレナトをMFに移してから機能するようになったので、チャンスメーカーのレナトの持ち味は出たと思います。レナトも去年の浦和戦でハットトリックを決めた選手なので技術は高く、CKも中村憲剛を差し置いて蹴るほどです。
中村憲剛はポジショニングとダイレクトプレーで勝負する選手なので、ちょっと気を緩めるとどこにいるかわからなくなる選手ですが、ポジショニングの技術でうまくフリーになり、相手が詰めてこないうちにチャンスを演出するうまさはさすがでした。浦和がACLで不在のGWに川崎F戦を見る予定なので、中村憲剛が今のトップコンディションを維持してくれることを期待しています。