仕事だったので決勝戦を見ることはできませんでしたが、昨日の選抜高校野球の浦和学院優勝は嬉しいニュースでした。埼玉県勢の優勝は昭和44年の大宮工業以来です。浦和学院は埼玉スタジアムの近くにある学校で、埼玉スタジアムに行くときに何度かスクールバスとすれ違ったことがあります。
浦和学院の監督は21年もの長い間指揮しているベテランの森監督です。その間には鈴木健(西武)、清水(巨人)、大竹(広島)ら一流プロも出している強豪ですが、優勝は初めてです。もっとも、驚くような結果ではなく、秋の関東大会3連覇の実績を残しているので、実力を発揮できた結果だと思います。
浦和学院の優勝の要因は総合力の高さだと思います。選手の動きはきびきびしていて守備は堅く、ボール球に手を出さない選球眼の良さはチーム全員に浸透していました。桑田真澄、清原和博という超高校級がいたかつてのPL学園ほどの圧倒的な力はありませんが、隙を見せない野球はさすがでした。
優勝投手になった小島投手は、球速こそ130kmちょっとですが、相手打者の膝元に鋭くストレートを配球できるのが売り物で、強引に打ちに行った相手を詰まらせて内野ゴロに抑えられます。まだ2年生でこれからの成長の余地もあるはずで、左腕という有利な要素も持つので楽しみにしています。
決勝戦の相手、済美高校はエース安楽投手が150kmのストレートを投げる、実力のあるチームで、決勝戦の17-1のスコアほどの実力差はないと思います。安楽投手が疲労しきっていた決勝戦で当たったのが浦和学院にとっては幸運でした。浦和学院がストレート狙いだったので、安楽投手が本来の出来なら球威で詰まらされたかもしれません。
また、浦和学院は二遊間の守備も光りました。彼ら二人がヒット性の当たりも処理できたので、内野ゴロを打たせたい小島投手もより生きる結果になったと思います。浦和学院はチーム全員の体力レベルも高かった印象で、序盤は互角の展開でも終盤に集中打で大量点を取れたのは相手より体力があったからこそでしょう。
高校野球の埼玉県勢の試合はいつも気にしていたので、これ以上ない結果が入ってきたのは嬉しいです。夏の大会も期待してみようと思います。
浦和学院の監督は21年もの長い間指揮しているベテランの森監督です。その間には鈴木健(西武)、清水(巨人)、大竹(広島)ら一流プロも出している強豪ですが、優勝は初めてです。もっとも、驚くような結果ではなく、秋の関東大会3連覇の実績を残しているので、実力を発揮できた結果だと思います。
浦和学院の優勝の要因は総合力の高さだと思います。選手の動きはきびきびしていて守備は堅く、ボール球に手を出さない選球眼の良さはチーム全員に浸透していました。桑田真澄、清原和博という超高校級がいたかつてのPL学園ほどの圧倒的な力はありませんが、隙を見せない野球はさすがでした。
優勝投手になった小島投手は、球速こそ130kmちょっとですが、相手打者の膝元に鋭くストレートを配球できるのが売り物で、強引に打ちに行った相手を詰まらせて内野ゴロに抑えられます。まだ2年生でこれからの成長の余地もあるはずで、左腕という有利な要素も持つので楽しみにしています。
決勝戦の相手、済美高校はエース安楽投手が150kmのストレートを投げる、実力のあるチームで、決勝戦の17-1のスコアほどの実力差はないと思います。安楽投手が疲労しきっていた決勝戦で当たったのが浦和学院にとっては幸運でした。浦和学院がストレート狙いだったので、安楽投手が本来の出来なら球威で詰まらされたかもしれません。
また、浦和学院は二遊間の守備も光りました。彼ら二人がヒット性の当たりも処理できたので、内野ゴロを打たせたい小島投手もより生きる結果になったと思います。浦和学院はチーム全員の体力レベルも高かった印象で、序盤は互角の展開でも終盤に集中打で大量点を取れたのは相手より体力があったからこそでしょう。
高校野球の埼玉県勢の試合はいつも気にしていたので、これ以上ない結果が入ってきたのは嬉しいです。夏の大会も期待してみようと思います。