今日はNack5スタジアムまで、J2リーグの大宮対讃岐を見に行ってきました。大宮はスカパーの中継を見て、ある程度情報を持っていますが、讃岐は初めて見るチームなので、どういう入り方をしてくるかは注目でした。もちろん、J1から降格してきた大宮と、昨年J3で2位の長野パルセイロとの入れ替え戦を勝って辛うじてJ2に残留した讃岐では力の差は否定できません。
それは讃岐の戦い方に表れていました。讃岐の布陣はマスコミでは4-2-3-1と書かれるでしょうが、実際は4-5-0-1という、9人で引き、1トップのアンドレアめがけてアバウトにロングボールを蹴ってくる戦術でした。この戦い方では、アンドレアも孤立してなかなかボールを受けられず、試合は圧倒的な大宮のボール支配で進みます。
このような展開で、讃岐が狙うのは長い時間を0-0でしのぐことです。大宮が讃岐の守備を嫌がって、讃岐の9枚のブロックの外で回し続ければ、讃岐にとっては時間を進めることができるので狙い通りです。実際、大宮で多くボールに触っていたのは、カルリーニョス、泉沢、和田、横山というサイドかボランチの選手で、このまま0-0で前半を終えるようなことがあれば退屈な展開になります。
大宮サイドがそれを破るには、あえてプレッシャーのきついブロックの中でボールを持つか、仕掛けて相手を抜くかが必要です。その困難なタスクを、前半20分という比較的早い時間で泉沢が仕掛けてゴールという結果を残したのは、大宮にとっては精神的に楽になれたでしょう。あとは、アンドレア対策で菊地と河本で挟んで消す、サイドの突破をケアするなどの対策を取った大宮は1-0とリードして折り返します。
大宮は讃岐のブロックの前に、1トップの播戸が消されていたので、ムルジャを投入してFWに置きます。このムルジャの投入は効きました。長身ですがターゲットマンというよりは、ボールを持ってテクニックを発揮することが得意なFWです。ムルジャの投入でボールが回るようになった大宮は、家長の縦の突破からのクロスを横谷が押し込んで2-0として勝負は決まりました。
このNack5スタジアムは、ピッチが近いので選手の個人技を見るには最適なスタジアムです。今日、個人技で目を引いたのはムルジャでした。結果は相手DFを抜けなかったとはいえ、ヒールキックで角度を変えて、相手DFの背後を抜こうとしたテクニックは、さすが元セルビアリーグ得点王だと感じました。
後半最後の怪しい雲行きです。少し雨に降られました。
それは讃岐の戦い方に表れていました。讃岐の布陣はマスコミでは4-2-3-1と書かれるでしょうが、実際は4-5-0-1という、9人で引き、1トップのアンドレアめがけてアバウトにロングボールを蹴ってくる戦術でした。この戦い方では、アンドレアも孤立してなかなかボールを受けられず、試合は圧倒的な大宮のボール支配で進みます。
このような展開で、讃岐が狙うのは長い時間を0-0でしのぐことです。大宮が讃岐の守備を嫌がって、讃岐の9枚のブロックの外で回し続ければ、讃岐にとっては時間を進めることができるので狙い通りです。実際、大宮で多くボールに触っていたのは、カルリーニョス、泉沢、和田、横山というサイドかボランチの選手で、このまま0-0で前半を終えるようなことがあれば退屈な展開になります。
大宮サイドがそれを破るには、あえてプレッシャーのきついブロックの中でボールを持つか、仕掛けて相手を抜くかが必要です。その困難なタスクを、前半20分という比較的早い時間で泉沢が仕掛けてゴールという結果を残したのは、大宮にとっては精神的に楽になれたでしょう。あとは、アンドレア対策で菊地と河本で挟んで消す、サイドの突破をケアするなどの対策を取った大宮は1-0とリードして折り返します。
大宮は讃岐のブロックの前に、1トップの播戸が消されていたので、ムルジャを投入してFWに置きます。このムルジャの投入は効きました。長身ですがターゲットマンというよりは、ボールを持ってテクニックを発揮することが得意なFWです。ムルジャの投入でボールが回るようになった大宮は、家長の縦の突破からのクロスを横谷が押し込んで2-0として勝負は決まりました。
このNack5スタジアムは、ピッチが近いので選手の個人技を見るには最適なスタジアムです。今日、個人技で目を引いたのはムルジャでした。結果は相手DFを抜けなかったとはいえ、ヒールキックで角度を変えて、相手DFの背後を抜こうとしたテクニックは、さすが元セルビアリーグ得点王だと感じました。
後半最後の怪しい雲行きです。少し雨に降られました。