今日は会社のテレビで、昼休みを利用してなでしこジャパンのオランダ戦を後半残り30分ほどを見ました。結果は2-1で日本の勝利で、最低限の結果と期待していた8強進出を果たし嬉しいです。試合全体のレポートは、ビデオで最初から見て改めて書きますが、今日の試合はオランダの左ウイングの19番が効いていたのが印象的でした。
カメルーンが3トップでなでしこ相手に善戦した例もあるので、どうやらなでしこ攻略法はウイングサッカーのようだと感じていますが、今日の試合からその理由が想像できました。なでしこの4バックは、CBの間を取られないように、比較的近い距離で守っています。
男子の身体能力だと、4バックが守備に入れば最終ラインにスペースを与えないことはだいたいできます。しかし、女子の身体能力ではDFの間を取られないためには、SBを絞り気味にしてDFの距離を近づける必要があると、この試合で気付きました。
そのため、絞ったSBの外側のスペースはどうしても空きます。それを利用したのがオランダの左ウイングです。オランダ男子代表のロッベンのように、圧倒的な身体能力は持っていませんでしたが、何故か空くとなでしこにとっては脅威でした。
この試合は2点入れたなでしこが、終盤のオランダの反撃を1点に抑えて逃げ切りましたが、その1点は先ほど指摘した19番のヘディングシュートです。おそらく、キャッチミスしたGK海堀のプレーが指摘されることになるでしょうが、戦術的には理にかなっていた形です。
もちろん、3トップにすると中盤が3枚できついというデメリットもあります。相手ウイングをマークできなくても、中盤の数的優位を生かしてボールを支配すればいいというのが佐々木監督の策だったでしょう。事実、なでしこのボール支配率は高く、負ける試合ではなかったというのが印象です。
次の豪州は縦に速いカウンターサッカーのチームです。ボールの失い方が悪いと一気に持ち込まれる相手なので、どうやってボールをキープするかが課題になると思います。
カメルーンが3トップでなでしこ相手に善戦した例もあるので、どうやらなでしこ攻略法はウイングサッカーのようだと感じていますが、今日の試合からその理由が想像できました。なでしこの4バックは、CBの間を取られないように、比較的近い距離で守っています。
男子の身体能力だと、4バックが守備に入れば最終ラインにスペースを与えないことはだいたいできます。しかし、女子の身体能力ではDFの間を取られないためには、SBを絞り気味にしてDFの距離を近づける必要があると、この試合で気付きました。
そのため、絞ったSBの外側のスペースはどうしても空きます。それを利用したのがオランダの左ウイングです。オランダ男子代表のロッベンのように、圧倒的な身体能力は持っていませんでしたが、何故か空くとなでしこにとっては脅威でした。
この試合は2点入れたなでしこが、終盤のオランダの反撃を1点に抑えて逃げ切りましたが、その1点は先ほど指摘した19番のヘディングシュートです。おそらく、キャッチミスしたGK海堀のプレーが指摘されることになるでしょうが、戦術的には理にかなっていた形です。
もちろん、3トップにすると中盤が3枚できついというデメリットもあります。相手ウイングをマークできなくても、中盤の数的優位を生かしてボールを支配すればいいというのが佐々木監督の策だったでしょう。事実、なでしこのボール支配率は高く、負ける試合ではなかったというのが印象です。
次の豪州は縦に速いカウンターサッカーのチームです。ボールの失い方が悪いと一気に持ち込まれる相手なので、どうやってボールをキープするかが課題になると思います。