Kobby loves 埼玉&レッズ

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ゲームメーカー大儀見(6/17なでしこ対エクアドル)

2015-06-19 23:02:48 | レディース
今日、ようやくなでしこジャパンのエクアドル戦をビデオで確認しました。結果の1-0は、エクアドルが決して強いチームではなかったので不満も残りますが、今は1次リーグを狙い通り3連勝して通過したことを評価しています。

点は大儀見の1点だけでしたが、なでしこの戦術的なバランスは把握できました。一見、パスといえば宮間や澤に注目が集まりがちですが、実はトップ下の位置で一番受けているのは大儀見です。初戦の後、安藤の代役の菅澤に対し、大儀見が「彼女はボールがないときに味方を見られていない。そのため、スペースを消してしまうことがある。」と不満を言っていました。

それがどこまでカバーされているかが、このゲームのポイントでした。菅澤も、その課題には取り組んだようで、大儀見からのパスを受けることだけでなく、場合によっては大儀見がドリブルで上がることも可能にする位置取りを考えていました。ポストプレーヤーの菅澤ですが、世界のポストプレーヤーはサイドに流れるプレーも苦にしないタイプが多く、真ん中に張っているだけでない存在感を見せて欲しいと期待しています。

また、新戦力もテストできました。発見はCBの北原佳奈選手です。新潟所属で、病院の受付嬢をやっていることが取り上げられましたが、フィードが安定しているのが武器です。筋力が男子より劣る女子サッカーの場合、人工芝のグランドのボールの転がりの悪さはだいぶなでしこジャパンの敵?になっており、日本の天然芝なら通るという感覚で出したパスがミスになっている場面もあります。

北原のパスは、正確に味方の動きを捕らえており、可能性を感じるロングフィードなども見せて、将来性を感じさせてくれました。前半で交代したのが残念に思えるほどでした。余談ですが、かわいい外見は私好みです。

課題は右のMFです。この日、大野の出来が良くありませんでした。オフサイドにはかかり、トラップミスでチャンスをつぶし、右サイドからチャンスになったときは有吉がオーバーラップしたときだけでした。ここからの崩しが機能しないと、W杯の優勝は厳しいと思われるので、この日途中出場した永里亜紗乃、出番のなかった川澄などに期待したいところです。
コメント
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