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プロ初完封(松本航)

2021-10-07 22:59:42 | 他スポーツ
今日は写真の松本航投手が、西武ライオンズの連敗を4で止める、完封勝利を挙げました。もともと球数の多い投手なので、先発して9回のマウンドに立っただけでもプロでは初めてで、もちろんプロ初完封です。今年のライオンズは高橋光成、今井達也、松本航がローテーション投手に定着していますが、この3人で四死球の数でワースト3に入っている状態です。それも今季のライオンズの低迷の理由ですが、少しは自信を回復できた勝利だったと思います。

松本航は兵庫県の明石商業の出身で、首都大学リーグの日体大でエースでした。もっとも、松本の年のドラフトは根尾(中日)、藤原(ロッテ)など高卒選手に人気が集まったので、西武は上手いこと無競争でこの即戦力投手を補強できました。西武は先発投手として松本を育てる方針で、その伸びのあるストレートを低めにコントロールできるのが売りでした。

もっとも、防御率は新人の年から3年連続で4点台と、まだまだエースになるような投手の数字ではありません。今季は順調に7勝目までたどり着き、二桁勝利も期待されましたが、前回登板まで10試合勝ちなしと苦しみました。序盤で四死球が絡んで大量失点することもあり、ようやく自己新となる8勝目(8敗)を挙げました。

松本の課題は長いイニングをなかなか投げられなかったことです。どうしても、序盤に波に乗れず四死球を出すことがあるので、辻監督が我慢して使っていましたが、どうしても6回にはリリーフを準備しないといけない投手でした。今日の試合は7-0とかなり楽な展開だったので、完投というのがどういうものか経験させたかったベンチの意図もあったでしょう。

来季、西武は松井稼頭央現二軍監督の監督就任が有力です。新監督が、どこまで松本を我慢して使ってくれるかは不明なので、やはり彼には防御率3点台は期待したいところです。今季は打てず、防御率もリーグ最下位といいところのなかったライオンズですが、彼がどこまでブレイクしてくれるかも、来季に向けての楽しみにしたいと思います。
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