Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

西武対楽天21回戦

2021-10-09 22:52:18 | 他スポーツ
今日は西武ドームまで野球を見に行ってきました。夜遅いのでゲームレポートは明日以降の更新として、とりあえず練習中に撮ってきた、ライオンズの選手の写真を貼っておきます。

以下翌日追記

昨日の西武対楽天の21回戦、結果は1-2と西武の敗戦に終わりました。初回、先頭の源田が中前安打で出塁すると、すかさず2番岸に送りバントを命じた采配を見ると、この試合は相手先発が岸ということでそれほど得点は望めないということが西武ベンチのメッセージでした。それでも、この日は森と栗山がスタメンを外れており、7番川越、8番岡田、9番山田というところに回ると苦しい打線の巡りです。

西武先発は浜屋でした。昨年のドラフト2位で入団して2年目の若手左腕ですが、そんなに球は速くないものの強気に投げ込んで、気持ちで勝負するタイプの投手です。この日の調子は普通のようでしたが、フォークが抜けてワンバウンドになる場面が多く、捕手の岡田に助けてもらわなければ大量失点のリスクもありました。低めのチェンジアップのコントロールが良かったので、ピンチは招くものの何とか無失点で4回までを切り抜けました。

これに対し、岸の調子は良かったです。岸の持ち球の一つである、緩いカーブがストライクゾーンにコントロールされていました。これでは、西武打線はカーブを捨てて待つことができず、追い込まれてしまって見逃し三振という場面を多く作られました。1回、3回、4回と犠打で得点圏に走者を出したものの、後続が打てずチャンスを生かせません。4回の1死1,2塁での、山川の三ゴロ併殺打は雰囲気を悪くしました。

その次の5回に、浜屋は先頭の茂木に三塁打を打たれ、続く渡辺の中前打で1失点します。それでも、谷間の先発の浜屋が5回1失点ならいい方で、早く打線が助けてやらなければならない展開でした。浜屋は6回、3四球でマウンドを降り、武隈のリリーフを仰ぎましたが、武隈はベストピッチを見せ、浅い中飛、空振り三振、見逃し三振で無失点で切り抜けます。

西武がようやく反撃できたのは7回でした。山川が四球を選んだのを見て、金子を代走に送り、2死一塁ながら代打に森、栗山を送る執念の采配を見せます。これに代打の二人が応え、森と栗山の左前打で追いつき、1-1で終盤の勝負になります。次の8回、相手の剛腕西口に対し三者凡退に終わったのが一つの伏線でした。

9回、抑えの平良が先頭の山崎に四球を出したのをきっかけに崩れ、島内のタイムリーで失点したライオンズは1-2で敗れました。平良が打たれては西武としてはベストを尽くしたとは言えますが、やはりもう少し打線がつながらないものかと、今季の打てないライオンズを象徴したような負け方でした。


山田遥楓


中村剛也


栗山巧


中村剛也


川越誠司


岸潤一郎


呉念庭


外崎修汰


岸孝之


浜屋将太


岡田雅利


川越誠司


山田遥楓


源田壮亮


山田遥楓
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西武、辻監督退任へ

2021-10-09 22:47:47 | 他スポーツ
先日、今年まで5年間ライオンズの指揮を執ってきた、写真の辻発彦監督の退任の報道がありました。まだ正式には発表されていないですが、今季は負け越し14と優勝どころかCSも難しい低迷となったことで、結果責任ということになったのでしょう。辻といえば、ライオンズが強かった80年代末から90年代にかけての黄金時代の二塁手でした。

辻は野球では無名だった佐賀東高校を出て、社会人野球の日本通運にはテストを受けて入団する苦労もしました。西武には1984年、25歳のときに、ドラフト2位で指名されて入団してきました。日本通運では4番打者だった辻ですが、「自分のバッティングは(このままでは)プロに通用しない」と判断して、バットを短く持って単打狙いのバッティングに切り替えました。

これが当たりました。辻は1980年代末の第一期黄金時代に、9番打者で起用され1番石毛とのつながりでチャンスを狙う役割を果たします。辻はプロで200盗塁するなど足を生かす選手として、西武の3年連続日本一に大きく貢献することになりました。また、二塁手の守備でも名手で知られ、ここへ飛んだらエラーはまずないと、相手に恐れられた選手でした。

1990年以降は1番打者に活躍の場を移し、出塁して2番平野が送るのがライオンズの勝ちパターンでした。もっとも、毎年優勝が続いたことで年俸が2億円を超えていたこともあり、FA制度に伴う人件費の削減のため、ヤクルトにトレードになってライオンズを去ります。5年前の西武監督就任で、このとき以来という久々の西武復帰でした。

監督としては、1点を大切にする野球を掲げ、ベンチ入りの野手を打てる選手中心から、守って走れる選手を中心に転換しました。その結果、試合終盤に見せる「代走策」が当たることもあり、貴重な勝ち越し点を挙げて逃げ切る試合もありました。また、山川穂高を中心選手に据え、2018年、2019年とリーグを連覇する成果も見せました。

来季監督には松井稼頭央二軍監督の就任が有力視されています。二軍から自ら育ててきた選手にある程度チャンスを与える可能性もあり、世代交代もこれから進んでいくことになるでしょう。チーム防御率がリーグ最下位という投手陣の再建も期待され、これからライオンズは思い切って新しいチームへと変わっていくのでしょう。
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