Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

交代の順番(10/7サウジアラビア対日本)

2021-10-12 14:07:11 | ワールドサッカー
今、ようやく日本代表のアウェイのサウジアラビア戦を映像を見ました。ハイライト映像で見ると、互角に攻め合ったように見えますが、実際はサウジが高い位置を引いて右SBの攻撃参加を生かし、日本は自陣に2ラインを引いて我慢した試合です。それでも、ボランチの位置で日本が奪えば速攻のチャンスはあり、攻めの糸口はありました。フリーで大迫が抜け出したチャンスは決めておきたかったです。

また、右サイドも使うことができていました。酒井宏樹の攻撃参加から、南野が頭で合わせた決定機もありました。サウジ有利ではあるものの、日本にもチャンスがある内容で、前半は0-0で折り返します。この展開なら、状況を見て場合によっては引き分けを狙う手も考えられます。それは十分可能のように見えた内容でした。

それができなかった理由としては、交代の順番を間違えたのがあります。後半、サウジはボランチの柴崎のところを狙っており、奪ってショートカウンターを狙っていました。後半の15分ほどに森保監督が動きますが、代えたのはMF南野、MF鎌田で、柴崎ではありませんでした。この交代の順番を間違えたことが、取り返しのつかない結果を生むことになります。

柴崎が、相手MFにプレッシャーを受けて、吉田に出そうとしたバックパスがミスになり、相手FWブリカンにフリーで走られてしまいました。これではGK権田も止めることは難しく、日本にとっては痛すぎる失点を喫することになりました。この失点後、柴崎を下げて守田を入れており、ベンチも柴崎が狙われていることには気づいていた様子なので惜しまれます。

最後は、FWオナイウを入れてオナイウと大迫の2トップに変え、トップ下気味に古橋を置いて攻撃的なオプションも見せましたが、サウジゴールを破ることはできずに0-1で日本の敗戦に終わりました。この試合で敗れたことで、いよいよ次の豪州戦は勝利以外許されない厳しい試合になりました。その結果はどうなるか、自分の目でしっかり見届けたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリア戦プレビュー

2021-10-12 14:04:56 | ワールドサッカー
今日、日本代表はW杯最終予選の山場、ホームのオーストラリア(豪州)戦です。木曜日のアウェイのサウジアラビア戦を敗れた日本にとって、この豪州戦は2位以内の望みをつなぐためにはどうしても勝っておきたい試合です。引き分け以下だと、5位決定戦プレーオフを本気で考えないといけなくなります。5位決定戦経由は4試合、W杯出場のためには必要なので厳しい道です。

サウジアラビア戦の映像を見た印象は「引き分けに持ち込むことも可能だったかな」というものです。ゲームを通じてサウジペースでしたが、それでも時折カウンターを繰り出して決定機まで行けており、ちょっと不調の柴崎の交代時期が遅れたベンチのミスが響きました。この試合はホーム埼玉スタジアムでできるので、いいときのようにパスを回す日本のサッカーを見たいです。

相手の豪州は、4-2-3-1で、C大阪でプレーするFWタガートを1トップに置いてきます。もっとも、タガートは独力で突破するFWではなく、持ち味の高いテクニックで豪州のパス回しを円滑にするタイプのFWです。ヒールキックなど意表を突く蹴り方をするので、日本としてはマークしにくい相手ではありますが、C大阪では12試合1得点と得点を量産するタイプではないです。

タガートよりは、豪州の強みは両サイドハーフのボイル、マビールです。ボランチのフルスティッチがさばいてからこの両サイドハーフのスピードを生かすのが豪州の攻めのパターンで、彼らはMFではありますが、内に絞ってゴールに絡む仕事もできます。映像を見た中国戦では、この二人がゲームを通じてよく機能していました。

日本としては、勝つことを目指す試合なので、最初は様子を見るとしてもどこで勝負してくるか次第です。サウジ戦ではオナイウを入れて2トップにして、トップ下気味に古橋を置く、最後の攻めのオプションも見せました。この形を使わないに越したことはありませんが、終盤まで同点だったときに、どういう手を打ってくるか監督采配も見ものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする