今日はスカパーの無料放送を活用して、西武対オリックスを最初から最後までテレビ観戦していました。試合は先発野上が5回途中で降板するなど苦しい展開だった西武が、メヒアの2本のホームランで追い付いて逆転した勝利でした。そのヒーロー、メヒアを取り上げます。
メヒアはベネズエラ出身で、メジャー経験なし、最高が3Aだった選手です。その3Aで30本塁打の成績から、元西武で現在ヘッドハンターになっていたオーティズの紹介で日本にやってきました。メヒアが日本向きと判断された理由は、おそらく変化球を本塁打できることでしょう。日本野球の変化球の多さという特殊性から、ストレートを力で持っていくメジャーリーガーより、変化球を打てるバッターの方が成功するという、西武とオーティズの読みは当たった格好です。
昔はトニー・フェルナンデスや現役メジャーリーガーを高年俸で引き抜いたこともある西武ですが、今は実用重視で最初からはあまり高い年俸を払わなくなっています。メヒアも、3Aからの加入、しかもDHか1塁しか守れないという守備面のハンデを考えると、最初の年俸は2千万円ほどだったでしょう。去年、途中加入で空席だったDHに入り、34本塁打を放って、途中加入で史上初のホームラン王になりました。年俸もこれで億の単位には上がったことでしょう。
しかし、今季は彼の力で持っていくバッティングスタイルが裏目に出て、ボール球を強引に振りまわす悪い癖が開幕から出ていました。打率が2割ちょうどくらいを行き来していた彼の出来には、ベンチはおそらく不満だったと思いますが、去年の本塁打王の実績を考えて、田辺監督はずいぶん我慢して使っていました。
その成果が出始めたのは9月に入ってからです。今日の2本のホームランは、レフトスタンド中段とバックスクリーンです。力任せに何でもレフトに持っていくのではなく、センターにも打てるという、彼なりの修正でこういうホームランが出たのでしょう。これで2割4分、27本塁打、もちろんこれで満足しては困る成績ですが、我慢して使ったベンチの期待にはある程度応えたと思います。
メヒアはベネズエラ出身で、メジャー経験なし、最高が3Aだった選手です。その3Aで30本塁打の成績から、元西武で現在ヘッドハンターになっていたオーティズの紹介で日本にやってきました。メヒアが日本向きと判断された理由は、おそらく変化球を本塁打できることでしょう。日本野球の変化球の多さという特殊性から、ストレートを力で持っていくメジャーリーガーより、変化球を打てるバッターの方が成功するという、西武とオーティズの読みは当たった格好です。
昔はトニー・フェルナンデスや現役メジャーリーガーを高年俸で引き抜いたこともある西武ですが、今は実用重視で最初からはあまり高い年俸を払わなくなっています。メヒアも、3Aからの加入、しかもDHか1塁しか守れないという守備面のハンデを考えると、最初の年俸は2千万円ほどだったでしょう。去年、途中加入で空席だったDHに入り、34本塁打を放って、途中加入で史上初のホームラン王になりました。年俸もこれで億の単位には上がったことでしょう。
しかし、今季は彼の力で持っていくバッティングスタイルが裏目に出て、ボール球を強引に振りまわす悪い癖が開幕から出ていました。打率が2割ちょうどくらいを行き来していた彼の出来には、ベンチはおそらく不満だったと思いますが、去年の本塁打王の実績を考えて、田辺監督はずいぶん我慢して使っていました。
その成果が出始めたのは9月に入ってからです。今日の2本のホームランは、レフトスタンド中段とバックスクリーンです。力任せに何でもレフトに持っていくのではなく、センターにも打てるという、彼なりの修正でこういうホームランが出たのでしょう。これで2割4分、27本塁打、もちろんこれで満足しては困る成績ですが、我慢して使ったベンチの期待にはある程度応えたと思います。
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