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炭谷のリード(7/4西武対ロッテ)

2015-07-05 15:17:05 | 他スポーツ
昨日は西武対ロッテの野球中継を見ていました。西武の先発投手は十亀でした。西武の先発投手では、球の力で抑えられる岸孝之や菊池雄星は、捕手の炭谷にとっては比較的リードしやすい投手ですが、スローボールの下手投げ牧田和久や球威はあるが制球に難がある十亀剣はリードしにくい投手でしょう。

そんな十亀の良し悪しは、比較的簡単に見分けられます。良いときはストレートでストライクが取れますが、悪いときはストレートがまったくストライクにならず、比較的コントロールの良いカーブでストライクを取ってカウントを整えざるを得ません。

悪いときは、そのカーブを狙い打たれて序盤でKOされることもありますが、炭谷は十亀のリードの仕方は既に習得した雰囲気です。この日はストレートでもストライクは取れていましたが、決め球のカーブのバリエーションが豊富でした。インコースとアウトコースに投げ分けるだけでなく、打ち気に逸る相手4番デスパイネには、意図的にボールのカーブを投げて空振り三振を取りました。

この能力は、高卒二年目の森友哉には真似できない能力で、打つ方は1割台の炭谷を外すことができない理由です。一軍の捕手は、極端な話、所属球団の全投手をリードできるくらいでなければならず、打てば何でもOKという訳にはいかないでしょう。盗塁阻止率がクローズアップされる炭谷ですが、見れば見るほど守備面の貢献に気付く、いい選手です。

ロッテでは二塁手クルーズの守備が見て面白いポイントでした。メジャーでの通算打率は2割3分と、決して強打者ではありませんでしたが、守備は自らアピールポイントに選ぶほどで、守備を生かしてメジャーで下位打線を打っていた選手です。

見ると打球への最初の一歩が早く、抜けそうな当たりを逆シングルでアウトにしています。悪い体勢からの送球も安定しています。ロッテでの打率も2割7分と、助っ人としては物足りない数字ですが、今の時代、外国人は4番とは限らず、戦力になればよしという考え方なのでしょう。

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