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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

柏戦プレビュー

2021-10-21 22:52:10 | 浦和レッズ
明日の金曜日、浦和はホーム埼玉スタジアムで柏レイソルと対戦します。柏はリーグ戦では11勝4分17敗の成績で13位です。他チームと比べて引き分けの数が極端に少なく、その分敗戦が多いので下位に低迷しています。柏といえばベテラン監督のネルシーニョが率いるチームですが、かつて「昇格即優勝」の離れ業を演じた名監督も、苦戦を強いられています。

チーム得点王はこちらもベテランのクリスティアーノが6得点です。柏といえば、ちょうど江坂とトレードのような格好で浦和から武藤雄樹が移籍したチームで、7試合ノーゴールも前節ではアシストもしています。ネルシーニョはあまり奇策を打ってくる監督ではなく、シンプルに4-2-3-1か4-4-2で戦いますが、コンディションを見抜くのが上手く、好調な選手が試合に出られるという意味ではいい監督だと思います。

浦和は前節のG大阪戦で、内容的には勝てる試合を引き分けてしまいました。ユンカーがベンチにも入っていないのは痛く、ストライカーで試合の流れを変えることができないデメリットが出ました。また、負傷交代した明本の状態も不安で、山中の復帰で左SBはどうにか揃いましたが、明本の運動量は安定して使える武器なだけに痛いです。

それでも、この柏戦は勝っておきたいです。ACL圏の3位は、神戸が順調に勝ち点を伸ばしており難しくなりましたが、まだ天皇杯が残っており、ここで優勝を目指せるような勢いをつけていきたいところです。古巣対決となる江坂には期待したいです。彼を、トップ下で使うか1トップの「偽9番」で使うかは不明ですが、浦和は彼の動き出しの良さを使えるチームなのでいいパスを出したいです。

また、最終ラインもショルツの加入で安定感が出てきました。彼が1試合に1度か2度見せる、意表を突くドリブルが得点につながったことはないですが、明日あたりそれも期待したいです。パスが回せるところはロドリゲス監督が確立したので、あとはどうにかして点を取るところです。CKなど、セットプレーでの得点の可能性も期待したいです。
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大迫勇也の記憶

2021-10-20 10:51:51 | 他チーム
今日は代表戦で撮ってきた写真から記憶ネタで、日本代表FW大迫勇也選手の記憶です。大迫は鹿児島城西高校の出身で、冬の全国高校サッカー選手権で10得点と、未だに破られていない最多得点記録を持っています。当時からスピードがあって、相手DFを出し抜くのがうまく、当時対戦した相手選手に「大迫半端ない」と言わせています。

プロ入りは鹿島でした。背番号も2年目から9番をつけ、高校時代は課題だったヘディングにも心境が見られました。欧州移籍は、当時ブンデスリーガ2部だった1860ミュンヘンでした。これは厳しい道ではと思われましたが、この1860ミュンヘンで活躍を見せて、1部のケルンからオファーを勝ち取って念願のブンデスリーガ1部でのプレーを実現させました。

大迫のドイツでの映像はケルン時代、ブレーメン時代を見ています。ケルン時代は得点数ではそれほど目立つ数字を残していないですが、前線でボールを収めるのがうまく、2トップを組んだモデストを生かすためにパスを出す、トップ下のようなFW像を見せます。この大迫のアシストが効いて、モデストは12ゴールを決め、中国リーグから高額のオファーを受けることになります。

ブレーメンでは、トップ下での期待でした。大迫のボールが収まるテクニックはMFとしての期待が大きく、またテクニックで相手マークを外すことと、献身的な守備意識が効いていました。もっとも、大迫の在籍当時のブレーメンは残留争いで苦しみ、2019-20年シーズンはプレーオフを勝って辛くも残留を決めましたが、翌年は自動降格となり、大迫も神戸に活躍の場を移すことになります。

この大迫の活躍を見ていると、FWは点を取るだけがアピールポイントではないと感じます。日本人の少年サッカーの育成は上手くなることを中心にしていますが、その上手さがこのドイツでの活躍を生みました。ある程度出場時間を与えてもらえないとこの持ち味は見えにくいですが、海外のFWは点を取るものの下手という選手もいるので、日本人の上手さは一つの武器になっています。

もっとも、代表での最終予選は中国戦の1得点だけと苦しんでいます。日本代表ではどうしても点を取るところを期待されるので、彼の得点数は目立ってしまうのは確かです。森保監督には信頼されており、何とか年齢的にも最後になりそうな、カタールW杯に出場して結果を残すことを期待したいところです。
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アジア最終予選他組動向2

2021-10-19 23:10:34 | ワールドサッカー
グループB
1 サウジアラビア 12 4 0 0 8 3 +5
2 オーストラリア 9 3 0 1 8 3 +5
3 オマーン 6 2 0 2 5 5 0
4 日本 6 2 0 2 3 3 0
5 中国 3 1 0 3 5 9 -4
6 ベトナム 0 0 0 4 4 10 -6

現地時間2021年10月7日 21:00 中国3-2ベトナム シャルジャ(UAE)/Sharjah Stadium
現地時間2021年10月7日 20:00 サウジアラビア1-0日本 ジッダ(サウジアラビア)/King Abdullah Sports City
現地時間2021年10月7日 21:30 オーストラリア3-1オマーン ドーハ(カタール)/Khalifa International Stadium

現地時間2021年10月12日 20:00 オマーン3-1ベトナム マスカット(オマーン)/Sultan Qaboos Sports Complex
現地時間2021年10月12日 20:00 サウジアラビア3-2中国 ジッダ(サウジアラビア)/King Abdullah Sports City
2021年10月12日 19:10 日本2-1オーストラリア 埼玉/埼玉スタジアム2002

日本の豪州戦勝利の結果、自動出場の2位争いが混戦になってきました。次節が豪州とサウジアラビアの直接対決(豪州ホーム)で、ここの結果次第で状況が変わってきます。日本としてはサウジアラビアが勝った方が、次節ベトナム戦の勝利で2位と勝ち点で並べるので良いかもしれません。ライバルのオマーンはアウェイで中国戦ですが、中国の新型コロナウイルスの防疫体制が厳しすぎるという理由で中立地開催で、どこで試合をするかにもよります。オマーンのように、乾燥地帯で雨が降らない国にとっては、東南アジアで試合をされると高温多湿で厳しいかもしれず、中国があえてそういう条件の試合を組んでくる可能性も考えられます。

グループA
1 イラン 10 3 1 0 6 1 +5
2 韓国 8 2 2 0 4 2 +2
3 レバノン 5 1 2 1 3 3 0
4 UAE 3 0 3 1 3 4 -1
5 イラク 3 0 3 1 2 5 -3
6 シリア 1 0 1 3 4 7 -3

現地時間2021年10月7日 17:30 イラク0-0レバノン ドーハ(カタール)/Khalifa International Stadium
現地時間2021年10月7日 20:45 UAE0-1イラン ドバイ(UAE)/Al Wasl Stadium
2021年10月7日 20:00 韓国2-1シリア アンサン(韓国)/Ansan Wa Stadium

現地時間2021年10月12日 19:00 シリア2-3レバノン アンマン(ヨルダン)/King Abdullah II Stadium
現地時間2021年10月12日 20:45 UAE2-2イラク ドバイ(UAE)/Al Wasl Stadium
現地時間2021年10月12日 17:00 イラン1-1韓国 テヘラン(イラン)/Azadi Stadium

向こう側のA組は、イランが3勝1分けで首位を走ります。イランのような強豪でも、韓国は厳しい相手だったようで、ホーム戦でしたが引き分けでしのがざるを得ませんでした。プレーオフ圏の3位争いは、アウェイでシリアを破る金星を挙げたレバノンが少し上に出ましたが、勝ち点2差で追うUAEやイラクにもチャンスがあります。レバノンは2次予選では2位の中の上位4チームでギリギリの通過でしたが、ホームのベイルートでの試合が曲者という嫌な相手で、韓国やイランといった強豪でも苦しむ可能性があります。どこまで、この健闘は続くか、UAEやイラクが巻き返すか、こちらは混戦模様なのでまだまだこれからです。
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オマーン対ベトナム

2021-10-18 22:18:58 | ワールドサッカー
DAZNの映像で、オマーン対ベトナムをビデオ観戦していました。この試合を見ようと思ったきっかけはベトナム代表のプレーです。次に日本が対戦する相手なので、ここまで4戦全敗で最下位というデータだけでなく、本当に日本がアウェイでも勝てる相手なのか探りたくて見ました。まず、ベトナムの布陣ですが、5-3-2と後ろに人数を割いて、相手に攻め込むスペースをなくすサッカーをしていました。

もっとも、5バックで守るチームの定番は5-4-1です。中盤が4枚いることで、5枚のDFからボールを受けやすくすると同時に、中盤のスペースも埋められるからですが、その布陣と比較すると中盤が1枚足りないので、どうしてもオマーンに中盤のサイドで持たれやすくなるデメリットがあります。それでも、ベトナムが2トップにしたかった理由は、FWのグエン・コン・フォンとティエン・リンの2枚を置きたかったからです。

10番をつけるチームのエース、グエン・コン・フォンはボールが持てる選手で、そのパスに反応できるティエン・リンとの組み合わせで、少ない点を取って逃げ切るのがベトナムのゲームプランでした。もっとも、しばらくゲームを見ているとベトナムの弱点も見えてきました。それは、DFにファウルしないで守る技術が足りず、比較的容易にペナルティーエリア内でファウルしてPKを与えることです。

実際、前半22分に、サイドのDFがファウルしてPKとなり、オマーンが外して事なきを得たとはいえ危ない場面です。もっとも、ティエン・リンの反応の良さが出て、先制点はベトナムに入ります。ベトナムは中盤でつないでからスピードを生かしたカウンターをやりたい様子で、日本がアウェイの環境に慣れない隙が出ると狙われる可能性もあります。

もっとも、ベトナムには大きな弱点がありました。それはDFにパワーが足りず、セットプレーの力技を仕掛けると比較的容易に潰せる相手ということです。オマーンの同点ゴールはCKからで、結果的に直接ゴールになったとはいえ、ゾーンで守りながら何人かフリーな選手を作られています。日本がベトナムに勝つためには、セットプレーからの吉田や冨安の頭が使えそうです。

結果的に、CKから2点を得たオマーンが3-1でこのゲームをものにし、オマーンは勝ち点6、ベトナムは勝ち点0という結果になりました。もちろん、ベトナム戦はアウェイとはいえ勝利が求められる試合になりますが、この映像を見る限りでは「日本なら勝てる相手」と思える印象でした。
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決められなかったつけ(10/16浦和対G大阪)

2021-10-16 22:38:58 | 浦和レッズ
今日の浦和のホームG大阪戦は、1-1の引き分けに終わりました。ゲームを通しては浦和が主導権を握っており、サイドを広く使ってクロスを入れる攻めの形はできていました。この日は左SBに山中を起用し、左SBだった明本を1トップで起用してきましたが、その山中のクロスが効いており、あとは合わせるだけ、あとは決めるだけという場面を多く作りました。

それを決めきれなかったのがこの日の浦和でした。この日はFWユンカーがベンチにも入っておらず、MF系の選手で勝ち切ることを狙ってきましたが、結果的に負傷交代することになる明本がこの日は当たっていませんでした。江坂のシュートが明本に当たって跳ね返るという、めぐり合わせの悪さもあり、前半だけでシュートを13本打ちながら0-0で前半を折り返すことになります。

明本に代わって出てきた小泉がトップ下に入り、江坂が1トップに入る、いつもの「偽9番」になります。それでも、今季は14位と低迷しているとはいえ、元代表GK東口のいるG大阪は嫌な相手でした。G大阪はほとんどの時間で自陣に2ラインを引いて守る苦しい展開でしたが、決定的なシュートも東口が止めることで辛くもCKに逃れることができていました。

G大阪もベンチスタートにしていたFWパトリックを投入してきたことで攻めに出ます。後半は前半ほど浦和が押した内容ではなかったですが、ボランチの平野がゴール前に上がっていって惜しいシュートを放つなど攻めの形はありました。そんなゲームが動いたのは後半もロスタイムで、江坂が上げようとしたクロスに対し、相手DF菅沼がハンドしたという判定でPKになります。

このPKを江坂が決めて、浦和はこの苦しい内容ながら1点を先制します。しかし、その直後にG大阪ボールのキックオフで浦和の守備が乱れ、パトリックめがけて蹴られたロングボールの処理を誤ったDF岩波のハンドでPKを取られて、このPKをパトリックに決められて1-1の同点に追いつかれます。最後、小泉がミドルシュートを打って反撃しましたが、GK東口の好守で引き分けることになりました。

これで、目標にしてきたリーグ戦の3位以内は、3位神戸との勝ち点差が5に広がったことで難しくなりました。それでも、ロドリゲス監督のボール保持のやり方などは洗練されてきています。あとは、点の取れるFWということになりますが、やはりユンカー一人では何かあったときに苦しいので、来季に向けた補強には期待したいところです。
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豪州戦マニアック分析

2021-10-15 23:24:14 | ワールドサッカー
後半は豪州が仕掛けを見せます。豪州は198cmの長身DFスーターがいるチームなので、常にセットプレーの「一発」は警戒しないといけない相手です。フルスティッチがFKを意表を突いて低いボールにしてきましたが、DF長友が間に合いクリアします。それでも、サイドが使えるのは豪州の強みで、58分にはサイドを突破したベヒッチのマイナスのクロスを、ロギッチが合わせるも枠を外します。

60分、日本はこの日当たっていなかった大迫を下げて、FWの中央に古橋を入れてきます。これで日本はスピードを使うとメッセージは明確になりましたが、豪州も左MFムーイとFWタガートを下げて、スピードのあるマビールを左MFに、デュークをFWに入れてきます。流れの中ではチャンスがさほどなく、両チームともにセットプレーが狙いのゲームに見えましたが、65分に日本が痛いミスをします。

左サイドでした。この日は長友と守田が入れ替わりながら守っていましたが、こういう守り方では得てして誰が守るか不明確になることがあります。相手右サイドのボイルはまったくのフリーで、マイナスのクロスをロギッチが合わせようとしたところを守田がファウルして、一旦はPKの判定になります。VARでこのファウルはペナルティーエリアの外と判定が変わってFKとなったものの、ピンチであることに変わりはありません。

このFKを、フルスティッチがバーに当てて内側に跳ねる、日本にとっては不運とも言える弾道で1-1の同点に追いつかれます。日本にとってはこの試合で引き分けなら、3位で出られるプレーオフ行きをある程度覚悟しないといけなくなります。豪州にとっては引き分けでいいと、GKがわざとゆっくりボールをセットして、日本の焦りを誘う手に来ました。

そんなゲームを動かしたのは、豪州の弱みである最終ラインのスピード不足を狙った日本の「初志貫徹」でした。左FWを南野からスピードのある浅野に代えた交代が当たりました。これで、日本は両サイドからスピードで仕掛けられるようになり、DF吉田のロングボールをうまくトラップした浅野が放ったループ気味のシュートを、相手GKライアンが弾き、クリアしようとしたベヒッチのオウンゴールで日本は2-1と勝ち越しに成功します。

最後は途中出場で元気な古橋と浅野には守備をさせて粘る戦いで、豪州のクロスからのプレーを一つ一つゴールキックや日本ボールのFKにしていき、最後はロスタイムの4分を逃げ切って日本が勝利します。もし日本がW杯に出られるなら、この試合がきっかけだったと流れが変わった試合で、まだ次のベトナム、オマーンを連勝しないと厳しい状況に変わりはないものの、希望も見えた試合だったと振り返ります。

























































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アゲハ蝶3

2021-10-14 23:29:55 | 埼玉
今日はブログを更新する元気が出ないので、穴埋めネタに近所で撮ってきたアゲハ蝶の写真を貼っておきます。今日は疲れました。明日起きたときに、どういう状態なのか、ちょっと気になる今夜です。
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白鷺

2021-10-13 22:22:19 | 埼玉
地元さいたま市で見かけた白鷺です。白鷺は比較的羽ばたくスピードがゆっくりしており、目で見かけてからカメラを構えても間に合います。それでも、これほどまでに飛行中がうまく撮れたのはラッキーです。
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日本を救った川崎Fライン(10/12日本対豪州)

2021-10-13 21:35:12 | ワールドサッカー
昨日のサッカー日本代表のホームオーストラリア(以下豪州)戦は、2-1で日本の勝利に終わりました。W杯に自動的に出られる2位以内に望みをつなぐためには勝つしかなかった日本が、ギリギリのところで力を発揮しました。森保監督はまず、スタメンから変えてきました。遠藤航をアンカーに置いて、両サイドハーフに守田、田中碧と「川崎Fライン」を引いて、前線は南野、大迫、伊東の3トップにしてきました。

これは、日本のこれまでの定番だった、4-2-3-1が相手に研究され尽くしたとみての変更だと思います。初戦のオマーンは3ボランチを置いて中央を固め、トップ下の鎌田と1トップの大迫を消しに行きました。そのため、トップ下を置かない布陣にすることで、相手の4-2-3-1が戦術的にマークしにくい選手が出ることを狙った布陣でしょう。

また、豪州は高さとパワーではアジア地区最強ですが、弱点も比較的はっきりしています。それは最終ラインのスピード不足で、特にCBのセインズベリーはスピードに難があります。そのため、その最終ラインに対して、スピードのある伊東純也を当てて、縦に走ることで相手に競り勝つという意図もあったこの日の選手起用でした。

先制点は前半8分とかなり早い時間で入りました。左サイドの南野からのサイドチェンジが、右サイドを上がっていた田中碧に通り、これを田中碧が落ち着いてゴール左隅に決めました。この日の日本はサイドの攻め方を変えており、両SBが仕掛けたときは守田と田中碧がカバーし、逆に田中碧が攻めているときはSBが自重するという、サイドの約束事を作っていました。そのサイドの攻め方が生んだ、田中碧のゴールでした。

その後は豪州がボールを持ち、日本は奪ってからの速攻で対抗する展開でした。この展開は伊東純也向きで、彼のスピードで豪州DFが後ろ向きに走らされるなど、ボール支配率は劣っても日本が狙い通りにゲームを運んでいました。スローインの際にゆっくり始めるなど、この1点のリードをうまく使いながら、2点目を取れば試合を終わらせられるという試合運びでした。

点が取れそうなチャンスはありましたが、あとちょっとのところで決められず、1-0で折り返した前半ですが「このゲームは勝てそうだ」と根拠は怪しいもののスタンドで感じていました。そんなゲームは、ジェットコースターのごとく波乱万丈があるのですが、それは明日以降にマニアック分析で補足します。


権田修一


権田修一


川島永嗣




伊東純也


古橋亨梧


遠藤航


遠藤航


酒井宏樹


大迫勇也


冨安健洋


酒井宏樹


吉田麻也


南野拓実


冨安健洋


酒井宏樹


南野拓実


吉田麻也


冨安健洋


伊東純也


オナイウ阿道


原口元気


浅野拓磨
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交代の順番(10/7サウジアラビア対日本)

2021-10-12 14:07:11 | ワールドサッカー
今、ようやく日本代表のアウェイのサウジアラビア戦を映像を見ました。ハイライト映像で見ると、互角に攻め合ったように見えますが、実際はサウジが高い位置を引いて右SBの攻撃参加を生かし、日本は自陣に2ラインを引いて我慢した試合です。それでも、ボランチの位置で日本が奪えば速攻のチャンスはあり、攻めの糸口はありました。フリーで大迫が抜け出したチャンスは決めておきたかったです。

また、右サイドも使うことができていました。酒井宏樹の攻撃参加から、南野が頭で合わせた決定機もありました。サウジ有利ではあるものの、日本にもチャンスがある内容で、前半は0-0で折り返します。この展開なら、状況を見て場合によっては引き分けを狙う手も考えられます。それは十分可能のように見えた内容でした。

それができなかった理由としては、交代の順番を間違えたのがあります。後半、サウジはボランチの柴崎のところを狙っており、奪ってショートカウンターを狙っていました。後半の15分ほどに森保監督が動きますが、代えたのはMF南野、MF鎌田で、柴崎ではありませんでした。この交代の順番を間違えたことが、取り返しのつかない結果を生むことになります。

柴崎が、相手MFにプレッシャーを受けて、吉田に出そうとしたバックパスがミスになり、相手FWブリカンにフリーで走られてしまいました。これではGK権田も止めることは難しく、日本にとっては痛すぎる失点を喫することになりました。この失点後、柴崎を下げて守田を入れており、ベンチも柴崎が狙われていることには気づいていた様子なので惜しまれます。

最後は、FWオナイウを入れてオナイウと大迫の2トップに変え、トップ下気味に古橋を置いて攻撃的なオプションも見せましたが、サウジゴールを破ることはできずに0-1で日本の敗戦に終わりました。この試合で敗れたことで、いよいよ次の豪州戦は勝利以外許されない厳しい試合になりました。その結果はどうなるか、自分の目でしっかり見届けたいです。
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