写真は東北旅行の続きで、田沢湖畔の神社です。
本日の本題は、ごぼう茶で20歳若返る>で有名な 南雲吉則医師の本。
7月11日に私のブログで「乳癌百話」の著書を紹介したばかりです。
原題は「20歳若く見えるために 私が実践している 100の習慣」 2012/3 中経出版
なんだかミーハー受けのようなタイトルですが、面白く、ためになる内容満載です。
目次だけ眺めると、逆説的な刺激的な提言が多く、読みたくなるような感じですが、
食べ方は、自力整体でお伝えしている整食法と殆ど同じです。
「肉を食べない」「カタカナ食品を食べない」「食欲が出ないときには朝食は抜いてよい」
「お昼を食べて眠くなるくらいなら 昼食は抜いてよい」
これらの内容は、私の教室でも頻繁に説いていることですが、表現法が穏やかなのが
とても良いと思うのです。
p.80 第31項は特に重要なので、少し書き写しておきましょう。
「おなかがグーッと鳴っているときは 若返りタイム」
1日1食の生活で夕方頃、空腹の極の状態になると
「小腸に食べ物が流れてこないので<モチリン>というホルモンが出て、
胃のほうにぜん動を起こして、食べ物を小腸に流し込むよう、指令が出ます。
(中略)胃の中がからっぽであれば、いくら指示がきてもグーッと鳴るだけ。
すると<グレリン>というホルモンが出てきます。
グレリンは成長ホルモンを脳から分泌させ、内臓脂肪を燃焼させます。
つまり、若返りの作用があるのです。
(満腹状態になったら働く<レプチン>というタンパク質があるが、)
常に空腹状態にある人というのは、レプチンが活性化していて、少し食べると
満腹が得られるという体質になっていきます。
真打は<サーチュイン遺伝子>です。
空腹となると、体内の細胞の遺伝子を調べて、傷ついた箇所を修復して若返らせてくれます。
ですから、夕方におなかが「グーッ」と鳴っても、あわてて食べる必要はありません。
「グーッ」と鳴っている間に若返りホルモンが出たり、
若返り遺伝子が出たりしているので
「あー、今まさに若返っている」とイメージして、その状態を楽しんでください。